第十回 石川利光尺八リサイタル「虚心」

平成18年度芸術文化振興基金助成事業

recital2006

2006年11月8日(水)

    • 開場:18:30/開演:19:00
    • 会場:兵庫県立芸術文化センター 小ホール

Tel 0798-68-0223
http://www.gcenter-hyogo.jp

    • 入場料:前売/2500円・当日/3000円

学生/1500円(前売のみ)

曲目

尺八古典本曲/鶴之巣籠
松村禎三/詩曲二番
作者不詳/尾上の松
船川利夫/複協奏曲

賛助出演(出演順)

「尾上の松」

 [三絃]藤井泰和、[箏]池上眞吾

「複協奏曲」


[箏独奏] 中川佳代子
[尺八] Ⅰ.米村鈴笙、松本浩和、安田知博、岡本由美子 Ⅱ.岡田道明、松本太郎、小濱明人、岩本みち子
[箏]Ⅰ.横山佳世子 Ⅱ.茨木寛子、嘉数佐千子 ⅢA.戸波有香子、桜井聖子 ⅢB.伊藤美奈子、大町あかね
[十七弦箏] 中 眞希子、菊茂帆比路子
[打楽器] 東枝達郎、中西京子

 

ごあいさつ(プログラムより)

本日はお忙しい中「石川利光尺八リサイタル~虚心~」に御来場下さいましてありがとうございました。
1993年、それまで勤めていた仕事を辞し、無謀を省みず開いた第1回リサイタル「一管懸命」が私の尺八演奏家としてのスタートでした。気がつくと早13年の月日が流れ、本日のリサイタルで10回を数えることとなりました。見た目は充分すぎるほど齢を重ねた感がありますが、中身がどれだけ成長できたかは自分自身甚だ疑問です。そこで、この10回という節目の回にもう一度原点に立ち返りたいと思い、第1回でも取り上げた『複協奏曲』を再演することにいたしました。箏のソリストには筝曲界のこれからを担う演奏家の一人である中川佳代子さん、箏と打楽器のバックには関西で活躍中の優秀な演奏家の方々にお集まりいただきました。尺八は大切な仲間と門人6名です。また、第1回に助演いただいた藤井泰和さん、NHK邦楽技能者育成会で同期だった池上眞吾さんと男性三人での『尾上の松』をお聴きいただきます。独奏曲の2曲は私がとりわけ好きな曲を選曲しました。
13年の月日に思いを馳せ、生かされてきたことに感謝し“虚心”に吹定いたします。どうか最後までゆったりとお聴きいただき、厳しいご批評を賜りますようお願い申し上げます。
末文になりましたが、賛助出演の皆様、ご来場の皆様、ご協力いただきましたすべての方に感謝いたします。

2006年11月8日
石川利光

 

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