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24時間型託児所11年の活動ピリオド
手作り演奏会心に刻み”出発”「緊急一時保育」の看板を掲げて、子育て支援を続けてきた二十四時間型の認可外託児所「ベビーハウス24」(松原市立部)が今月限りで閉鎖される。今春開設される羽曳野市の保育所運営に参加するためで、スタッフは二十三日、手作りの「出発(たびだち)コンサート」を開き、利用者の母子ら約八十人とともにバイオリンの演奏に耳を傾けながら、約十一年間にわたる活動を胸に刻んだ。
共働き夫婦らの子育てを支えるため、所長の岸和田かおりさん(42)が1990年11月に設立した。認可外とあって、当初は行政側から冷ややかな視線を浴びたが、急な仕事などの際に子供を預かる「終日託児」のニーズは年々高まり、これまでに約二千二百人の乳幼児を受け入れた。
ベビーハウスで行われたコンサートはバイオリン奏者、石川知純さん(35)の協力で実現した。利用者の一人で、一歳六ヶ月の長女を抱えながら演奏活動を続ける。バッハの「G線上のアリア」など七曲を奏で、室内を包む優しい調べに、親子一緒になって聴き入った。
子供や母親らのメッセージも発表され、羽曳野市の岡本由理子さん(36)は「ベビーハウスは仕事、家事、育児をしなくてはならない母親のサポート役だった」と振り返った。
岸和田さんと職員二人は、羽曳野市社会福祉協議会が運営する二十四時間型保育所の職員になり、蓄積したノウハウを生かす。(写真:バイオリンの調べに耳を傾け、託児所の思い出を胸に刻む母子ら(ベビーハウス24で)
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