2016/1/19配信 [他の人に向かってマイムする]


大人のヴァイオリン~夢の叶え方 
________________________________________33号

ヴァイオリンの石川ちすみです。

先日のスタジオ録音の仕事の後、「プロ奏者が、悪条件の中でも、喜びをもって弾くにはどうしたらいいか」という質問をハヴァシュ先生にしたのですが、それに対しての、ハヴァシュ先生のお返事全文をご紹介します。

☆・.。*。。..♪.・・*☆

(原文)
Don’t worry my dear. It was a bad situation to play in and the old habits are bound to come back.
 
So here are some preventive ideas.
 
Constantly develop you rhythmic pulse and inner, singing to the BACK of the left hand INTERVALS.
Mime these every day.
Even when miming , pretend that you are doing all these to OTHER PEOPLE, to a painting, to a window.
And remember that EACH NOTE is there ONLY to prepare the next one propelled by the energy of the
rhythmic pulse and inner singing.  This way you simply have NO TIME of trying to be good. 
Do these every day, MORE than actually practicing !!!!!
 
 
(日本語訳)
心配いりませんよ。そのときはたまたま悪い条件だったからで、古い弾き方の癖はすぐに戻ってくるものですから。

ここにいくつかの予防法を提案します。

いつも、リズミックパルスと、内なる歌の開発を怠らないこと、そして左手のの指のを見ながら歌うこと。
このマイムを毎日すること。
そして、マイムしているときですら、自分が他の人に向かってこれをしているつもりになること。人がいなければ、絵に向かって、窓に向かってでも。
そして、忘れてはいけないのは、それぞれの音は次の音を準備するためだけに存在し、リズミックパルスと内なる歌の持つエナジーがこの準備を推進するのです。
このやり方では、単純に、「うまく弾こう」と頑張る時間がなくなります。
これを毎日やってください。実際に弾いている時間よりも長くです!!!!

☆・.。*。。..♪.・・*☆


このアドヴァイスにある、”他の人に向かってしているかのようにマイムする”、というポイントは、私が抜けていたことでした。
皆さんも、マイムは毎日していても、いつのまにか独り言的になっていませんか?

人に対してマイムしようとすると、エナジーの量も方向も全然変わります。
これを普段からすることにより、弾くときのエネルギーが、「うまく弾かなければ」というビビる心に勝つぐらいに強くなる。
これを練習というのでしょう。
人に向かって弾くのが常態になるのが目標です。

それと、マイムを明確に、歌う声も大きく、左手をスムーズに、人に向かってもできるぐらいにやっていると、楽譜が心に焼きつくことに気がつきました。
つまりすごい集中力を要するからです。

そして、忘れてはいけないのが、「次の音の準備」というところです。
このメルマガやブログでも度々触れていますが、左手の基関節を手の甲側(手の裏)を見ながら、全音ならパーっと開く。
それも、そしてピアノを弾くのではないので、上から見ていると斜め下の方に開く。
半音なら、基関節が上(顔の方に)少し持ち上がるだけでピタッとくっついた場所に戻る、というのを見ながらやります。

※わかりにくい方は、メルマガ29号等に詳しく書いていますので、また見てみてください。


お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンから、あなたの歌が溢れますように。
いつか、それを聴かせてください。


~~~お知らせ~~~

最近、ブログ記事から、たくさんの新しい方々が登録してくださいました。
ありがとうございます!

過去のメルマガの記事は、こちらでご覧いただけます。
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以前「過去メルマガ図書館」としてリンクしていた場所は、どうした訳か文字化けが治せなかったので、新たに作成しました。
前に試して残念な思いをされた方も、ぜひご利用ください。


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発行者:石川ちすみ


※このメルマガの内容を無断で転載・引用することを禁じます。

2016/1/15配信_____________

大人のヴァイオリン~夢の叶え方 
________________________________________32号


明けましておめでとうございます。

ヴァイオリンの石川ちすみです。
皆さんの「弾き初め」は何でしたか?
私は、やはり・・・後述の「ハヴァシュ式基礎練習」でした(^^)
曲は、ブラームスのソナタ1番でした。
さて、ハヴァシュ式の基礎を学ぶ12回レッスンコース、やっていますよ~。
これまでに、東京、神奈川、愛知、滋賀、奈良、と遠くから通っていただいていました。
その中から、現在レッスン進行中の、ヴァイオリン歴6年、60代の女性の方の4回目のレッスンでの出来事から、今日はお話しします。
その方は、習っている先生から、「親指は絶対に動かしてはいけない」「指は決して音程を探るような動きはしてはいけない」さらに、「番号の若い指はいつも指板に置いたままにしなければならない」と6年間言われ続けてきたそうです。
「その考え方は間違っています、忘れてください」とお伝えしました。
言い換えると、結果としてそうなるのは結構なことですが、身体の中で起こるべき正しい動きを開発するという視点では有害です。
身体的条件は人それぞれなので、多くの生徒がつまずくか、身体を壊すかどちらかになってしまうのではないでしょうか。
帰宅してすぐに、この方からメールをいただきました。
ご本人の許可を得て、やりとりをシェアさせていただきます。
【生徒 】

今日は有り難うございました。

今回は苦戦しそうです。
今まで、親指を固定してしっかり音程をとること、次の安定した音をとるために
押さえた指は離さない、音をとることは感覚としてからだで覚えるという訓練を
してきて、それが出来ないのは練習も足りないし子供でないからからだで覚える
ということはもう無理なのだと自分で納得していました。

今日のレッスンで先生のメルマガやブログやハヴァシュ先生の本の意味がようや
っと少しわかりましたがそれをからだが実践するのは時間がかかりそうです。
でも普通のお稽古だと才能があって先生の真似がすぐ出来たりコツをつかむのが
早い人ならどんどん上達するでしょうけれど、そうでない人はどうしてよいかわ
かりません。ハヴァシュ先生の教えは科学的というか根拠があって説得力があり
ます。これも理解の遅い私では時間がかかるかもしれませんが前向きに努力して
いこうと思っています。

これからもよろしくお願いいたします。
【石川】
メールをありがとうございました!
いよいよ左手に入りましたね。
でも、これまでやった楽器と弓、右手のエクササイズも忘れないでくださいね。
これらのどこかがうまくいっていないと、左手もこわばるので、すべて一つのことです。

今まで形にハメて固定して、という方向性でされてきました。
おっしゃるように、それで上達する人も稀にありますし、一時期それで上達されたのだと思いますが、その考え方は今足かせとなっています。

左手親指は常に動くし、手首、肘、脇、すべての関節もいつも動ける状態に緩めておくことが、とてもとても大切です。
いつもブログやメルマガで言っているように、親指が他の4指の動きをコントロールしていると言っても過言ではありません。
そして、フォーカスすべきは、レッスンでしたように、左手の基関節、左手の根元の、開く ・くっつくと、基関節を持ち上げて落とすという動きです。
すべての関節が動く踊る左手を形成することです。

それともう一つ大切なポイントは、心の耳を作ることです。
指先や体がおぼえて弾くのではありません。
心の耳が左手基関節に伝えるのです。
そしてその伝達手段は「ドレミ」で歌うことです。
___
この方が、自由な左手のコントロールを身につけられ、よく響く音とリンクできるよう、引き続き見ていきたいと思います。
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 表紙などの装丁、前書きやコメントをヴァージョンアップしました。

※初版との違い:
 ページ数の20ページ増量(16部音符のエクササイズとシフトの応用編エクササイズが追加)だけでなく、楽譜に一言アドヴァイスが付きました。あるていどVer.1を使い込まれている方は、Ver.3をオススメします。

お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンから、あなたの歌が溢れますように。
いつか、それを聴かせてください。


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発行者:石川ちすみ

2015/12/28配信_____________

大人のヴァイオリン〜夢の叶え方
________________________________________31号

ヴァイオリンの石川ちすみです。

親指の大切さは強調してしすぎることはありません。
右手も左手もです。

ハヴァシュ先生のレッスンでも、” Thumb! Thumb! Thumb!” と、お茶目に動画を撮っているカメラに向かって強調されました。

親指が、ただの硬いヘラのようになっている人は、すごいポテンシャルを殺していることになっています。
もったいない!

親指の関節は左手のハイポジションのリーチなど特殊な場合を除き、いつもゆるく内側に曲げて動く状態にしておきましょう。
特に、親指の第二関節と基関節も意識してみましょう。どこかわかりますか?

左手は、以下の場合に親指を使うことを意識してみましょう。
・3、4の指の音を弾く前
・ポジション移動のとき
・移弦のとき

ヒントになりましたら幸いです。

さて、ブログ記事では、先日スタジオ録音をした時の私の失敗談を書きました。
よかったら、こちらもご覧くださいね。
http://ameblo.jp/violinchis/entry-12110629184.html

今年もいよいよ押し詰まってきました。
今年はメルマガをスタートし、皆様と出会うことができました。
おつきあい、ご購読いただき、本当にありがとうございました。

あなたのヴァイオリンから、あなたの歌が溢れますように。
いつか、それを聴かせてください。

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【門下生】

メルマガ限定で、門下生を募集いたします。7月の発表会に一緒に出演しませんか?
メルマガを見た旨ご記載の上、年明けにコンサルトレッスンをご予約ください。
ただし、恐縮ながら、土日祝日しかご都合のつかない方は、満員のため、ご遠慮ください。

教室詳細:
http://www.shaku8-ishikawa.com/violin/archives/166
申し込みフォーム:
https://shaku8-ishikawa.com/violin/formlesson.htm

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発行者:石川ちすみ

大人のヴァイオリン〜夢の叶え方
________________________________________30号

ヴァイオリンの石川ちすみです。

最近、たくさんの新規メルマガご登録ありがとうございました!
門下生募集情報にご関心のある方は、最後の方に載せております。

さて今回は、左右の手の中や指先の力を抜くための簡単なエクササイズについて書きます。
題して「ぬいぐるみエクササイズ」。
ワークショップではお馴染みのエクササイズです。

まず、ふわふわの小さいぬいぐるみを用意します。
綿入りのマスコットでもいいです。

【左手】
これを左手の中に入れて、優しくフワフワかわいがったり、ナデナデと手触りを楽しみながら慈しみます。
この感触を手に覚えさせて、そのままのイメージで、楽器に戻って弾きます。

【右手】
親指に乗せるようにして右手の中に持ったぬいぐるみを落とさないように、かつ手首を柔らかい状態に保って、「ポトンペラン運動」をします。
「ポトンペラン運動」ブログ記事↓
http://ameblo.jp/violinchis/entry-11965553500.html

効果は絶大ですぐに音に現れますので、ぜひ試してくださいね。

ヴァイオリンは、振動する生き物です。
そのような生き物として優しく扱ってやらなければなりません。
そのイメージを、手指に教えてあげる大切なエクササイズです。

ぬいぐるみの画像付きのブログ記事も合わせてどうぞ。
http://ameblo.jp/violinchis/entry-12099337657.html

お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンから、あなたの歌が溢れますように。
いつか、それを聴かせてください。

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12月〜1月のハヴァシュ式奏法12回(6回)レッスンコースはあと若干名受け入れ可能です。
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大人のヴァイオリン〜夢の叶え方
________________________________________29号

ヴァイオリンの石川ちすみです。

今回は、イギリスで会得してきた練習法について、書いてみたいと思います。

「ハヴァシュ・バイオリン奏法」書籍では「左手基関節をコントロールすることに集中する」大切さが書かれていますが、これをどうやって会得するかに関わることです。
ハヴァシュ先生が本を出してから、50年以上の歳月が流れています。
その間にたくさんの新しい教授法を生み出されていますし、書籍にあっても今ではしていない教え方もあります。
今から書くのは、もし今本を出版されるなら、必ず書かれるであろう、エクササイズになります。

非常に地道な作業ですが、脳は一度覚えたことはなかなか忘れないので、効果絶大です。
正しい動き方を刷り込むために、じっくり取り組んでみてください。

▪︎▪︎▪︎「手の裏でマイム」エクササイズ ▪︎▪︎▪︎

1)あなたがやりにくいと思っている楽譜の部分を一小節、取り出してください。

2)拍で手を叩いて全身で(膝、手首使って)リズムを取りながら、音名(ドレミも可)で歌います。

3)楽器を持たずに、左手を左の壁に手のひらを向けるようにします。
つまり、ヴァイオリンを弾く時の真逆です。弓を持つ右手のような形です。
自分の左基関節がしっかり見えますね。

4)スローモーションで音名を歌いながら左手基関節を動かす。
この時、指の存在を忘れて、基関節を持ち上げて落とす動きと、次の音の幅に応じて次の音の指を準備する動きに徹する。決して指先から動かないこと。次の音、次の音とベリーダンスのように指をゆっくりと動かしていく。次の音が、全音なのか、半音なのか、3度なら、長(全+全)か短(全+半)かによって、準備の仕方を変えることが大切です。4の指のときは、書籍「あがりを克服する」にあるように、親指を先に前に出すこともここでやっておきます。

5)上記の基関節の動きを目に焼き付ける。初めは2音だけからスタート。最大でも音4つ分ぐらい。

6)次に、手を裏返して、手のひらを顔の前に、つまりヴァイオリンを演奏する時のポジションにする。

7)5)で目に焼き付けた残像(電気を見てから目を閉じると電気の形が見えるかのように)をくっきりとイメージし、歌いながら手を動かす。(目を閉じるか、別の方向を見るなどして、演奏ポジションの手は見ないようにする。残像を見ることに集中できるように。)

8)楽器を持ってスローモーションで弾く。

不思議ですが、基関節を正しく動かせていて、その残像を基に演奏ポジションの指を動かすと、スムーズに弾けるようになっているでしょう?

これを生徒と一緒にやると、たいてい、指先ですごく一生懸命突き出す動きが目立ちます。不要な力です。
バタ足をするときに、足の根元から動かしますよね?
あれと同じで、指先の力を抜いて、指の根元で動かせば、音色もコントロールも良くなります。

お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンから、あなたの歌が溢れますように。
いつか、それを聴かせてください。

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門下生募集は告知まで、今しばらくお待ち下さい。

ハヴァシュ式奏法12回(6回)レッスンコースの12月〜1月のご予約受け付け中。
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大人のヴァイオリン〜夢の叶え方
________________________________________28号

やはり、予防、これに尽きます。
痛くなる前に、毎日やりましょう。
いくらやっても、「これでできた」というのはありません。
私たちはついつい力みます。
これは、どこまでやったら卒業というのではなく、生きている限りずっと、必要なのです。

ハヴァシュ式では、非常にポイントをつかんだ弦楽器奏者向けの予防的エクササイズ(ほんの数分〜20分)があります。

ワークショップや12回レッスンご参加の方はご存知ですが、復習です!

1)リズミックパルス
膝と手を叩くのを連動させて、全身でリズムを取る。
腕は大きく上方向に丸を描きながら、手首も柔らかくするのを忘れずに。

2)ウィンギング(肩ビヨンビヨン運動)
肩のヒンジを横方向にスィングさせます。「開いて戻る」で一連の動きです。
このとき、肘をしっかり閉じて、手首も脱力させて垂らしておくのを忘れずに。
あくまで肩ヒンジだけを使います。

3)ポトンペラン運動(フロップ・フリップ)
手首を、「ポトン・ペラン」と言いながら、前腕を表と裏に返しながら、落とします。

これがメインの3つです。
今日もやりましょうね〜。

先日、イギリスから帰国したばかりです。
今回もハヴァシュ先生とグロリア先生に合計10時間もレッスンを受けて、さらに学びを深めてまいりました。
マイムの仕方や、右手の介助の仕方の疑問点なども解決してきましたので、みなさんの脱力のお役に立てれば幸いです。

ハヴァシュ式ニュアプローチの全ての側面は、12回(または6回×2時間)レッスンコースで網羅してお教えすることができます。
ワークショップでは主として上記予防的エクササイズと、ほんの触り、そしてデモンストレーションが目的です。本格的に身につけられたい方は、ぜひレッスンにおいでください。
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お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンから、あなたの歌が溢れますように。
いつか、それを聴かせてください。

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大人のヴァイオリン〜夢の叶え方
________________________________________27号

「ハヴァシュ・バイオリン奏法」(ヤマハミュージックメディア)「あがりを克服する」(音楽之友社)以外に、実はもう一冊、ハヴァシュ先生が世に出している、大切な書籍があります。
“The Twelve Lesson course in A New Approach to Violin Playing”(ハヴァシュ式ニューアプローチによる12のレッスンコース)です。
図版と楽譜が半分を占める、まさにハヴァシュ式実践の書です。

権利の関係でブログ掲載は難しいですが、メルマガ誌上限定にて、翻訳原稿の一部をシェアしたいと思います。
今回はイントロダクションです。

=====「ハヴァシュ式アプローチによる12のレッスンコース」=======

イントロダクション

前著「ハヴァシュ・バイオリン奏法」において、申し上げたことですが、私が解説するテクニックは「突如として発明された訳ではないことを強調しておきます。また、全く『革新的な』ものでもないし、特許薬を飲んだように即効性があるものでもありません。多くの重要な要素は過去の偉大な教師の教えによって立つものであり、それらの教師には感謝と敬意を表します。しかし、あえて申し上げれば、その要素は、新しいフォーム、訓練方法へと統合されており、先人と部分的にたまたま重複した部分はあるかもしれませんが、私が知る限り体系的に構築されたことはないものです。」
あの小さな本は広い関心を集め、情熱を掻き立てられた教師や奏者がこのアプローチを掲げてコンタクトを求めてきました。このことにより、私は、さらに詳しい説明を続ける必要性にかられたのです。
確かにこのアプローチの多くの大切な要素は偉大な教師の教えから引き出しましたが、従来のメソッドとは、そもそもの土台から違っているのです。
ですから、そのすべてを理解していただくためにも、初めからの12回セットのレッスンを、具体的な練習法と合わせて提示しようと決めたのです。これらのレッスンはそれぞれ1時間の時間を想定しています。ただし、当然のことながら、それぞれの奏者にふさわしい時間を取ることが大切です。あるレッスンは2時間かかるかもしれませんし、また別のレッスンは30分ですむかもしれません。ここには、何も絶対的なルールはありません。
また、強調したいことは、これらのレッスンは初心者だけに向けたものではないということです。これらは、実際に私のところへ来る生徒に行っているレッスンに非常に近いもので、生徒が有名なヴァイオリニストであれ、無名の教師であれ、変わらないもので、その点では、あらゆる種類のアマチュアや初心者にでも同じようにしています。バイオリンを演奏することの喜びや、心痛はどんな奏者にとっても共通のことなのです。基本的な問題に関していえば、初心者と巨匠の隔たりは、普通の人が思い浮かべるよりも、ずっと小さいのです。もちろん、上級の奏者のレッスンでは、その個々の問題に焦点を絞って、このアプローチを固有の身体的、精神的問題に適用していくのですが、問題を消滅させるには、最初から順を追って根本から理解させることは避けて通れないことです。
しかし、初心者に関していえば、私は十分にゆったりしたペースを保ちながら適切なエクササイズを与え、この本に取り組む間できるだけリラックスしてもらえるように試みました。もちろん、必要な箇所では、理論的な根拠も示しました。
ある重要なポイントを理解してもらうために、何度も同じことを繰り返し言わなければならないことがあるにしても、強調したいことは、誰も、とりわけ初期の段階では、教師なしでヴァイオリンを習得することはできないということです。そして、この本の内容は座学で学べるものではありません。確かに、この本に書かれたアプローチを吸収すれば、ヴァイオリン演奏ははるかに易しいものになりますが、その吸収すること自体はまったく容易ではないといえるでしょう。
ですから、私が強く申し上げたいのは、初心者、上級者に関わらず、ここにあるレッスンを、またはあるポイントを、次から次へと進むのではなく、その前にそれぞれの考え方(そしてその背景にある理論)をしっかりと理解して、そして実際にやってみる必要があります。初心者は、ただ言われるがままにやることを避けなければなりません。質問と議論をすることを教師は奨励しなければなりません。
またもう一つ大切なことは、初心者は、この本の最後まで進むまでは、レッスンとレッスンの間に自分で練習してはいけません。生徒は、レッスンごとに与えられた、音を出さない練習や歌う練習だけをしなければなりません。
このようなやり方で、本書が生徒と教師両方のお役に立てればと願います。なぜなら、前著にて指摘した通り、目的は身体的、精神的な障害を取り除き、くつろいだ統制の取れた協調によって、奏者が自分の音楽的想像を解放し、溢れ出させることなのですから。

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名著です!

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お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンから、あなたの歌が溢れますように。
いつか、それを聴かせてください。

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大人のヴァイオリン〜夢の叶え方
________________________________________26号

ブログ記事でメルマガの登録を呼びかけたところ、たくさんの方が新たにご登録下さいました。
ありがとうございました。
今のところ月1ぐらいのペースで配信しています。
よろしくお付き合いください。

さて、9月22日東京ワークショップ&個人レッスンも終了しましたが、今回はいずれも定員オーバーになり、直前のお申し込み数人はお断りしなければなりませんでした。

そこで、来られなかった方のためにも、どんな内容だったのか、少しご紹介いたしたいと思います。

ハヴァシュ式アプローチは、力みとあがりを克服するための、予防的処方箋です。
すでに痛みのある方にも効果的です。

3大エクササイズは、ハヴァシュ先生ご自身ですら「私がもし演奏しなければならなかったら、毎日やる」とおっしゃっている、シンプルながら大切なエクササイズで、初心者から上級者までにあてはまります。

(1)リズミックパルス
腕全体を大きく回しながら身体の中央で出会うように、手を叩く。リズムに合わせて、膝も屈伸する。尾てい骨から第三の足が出ていて、それがバネになっていると思って、ビヨンビヨンに、リズミカルに屈伸します。
自分が演奏したい曲のフレーズを大きな声で歌いながらやります。

(2)Winging 肩ビヨンビヨン運動
肩をリラックスさせながら、肘をしっかり最後までたたみ、手首を胸の前に垂らし、肘の高さを、重さを感じない心地よいレベルに調節します。肩は絶対に上がらないように、カラダの中心にハンガーのようにブラ下げます。
この状態で、肩を開いて戻すという運動で、ビヨンビヨンさせます。水泳のように、羽ばたくようにです。このとき、前腕は一切能動的に動かしません。肩自体も動かしません。もっとカラダの中心に近い、鎖骨の下から肩甲骨にかけての筋肉が主体です。本来とても楽しくなるような動きです。無理があるようなら何かが違っていますので、今はストップしてください。

(3)Flop Flip ポトンペラン運動
手首が脱力しているとはどういう状態かをカラダに教え込むエクササイズです。
ポトン・ペランと大きな声で言いながら、前腕を、回転させて、手首が重力に従って垂れたり反れたりさせます。

写真はこちらの記事で。
http://ameblo.jp/violinchis/entry-11965553500.html

こちらもどうぞ
ブログ記事「声を出すことと運動能力の深い関係」
http://ameblo.jp/violinchis/entry-12078817750.html

お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンから、あなたの歌が溢れますように。
いつか、それを聴かせてください。

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「ハヴァシュ・バイオリン奏法」好評発売中!!
カトー・ハヴァシュ著 石川ちすみ 翻訳
(ヤマハミュージックメディア刊)

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発行者:石川ちすみ

公式サイト: https://shaku8-ishikawa.com/violin/
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大人のヴァイオリン〜夢の叶え方
________________________________________25号

前回配信より1ヶ月ご無沙汰していました。
ようやく秋めいて参りましたが、皆さんにはお変わりございませんか。

さて、8月は、拙訳書籍、「ハヴァシュ・バイオリン奏法」(ヤマハミュージックメディア)の制作が最終段階に入り、とても密度の濃い、忙しい日々を過ごしておりました。

嬉しい仕事をしているはずなのに、時に焦ってネガティブな気分になっている自分を発見したとき、ハヴァシュ式で学んだ教訓を思い出しました。

以下、ブログに書いた記事をこちらでもご紹介します。

喜びを伝える仕事のはずが、喜びをもって行なわなければ、それは別のものになってしまう。
演奏だけでなく、すべてのことにあてはまりまるなあ、と感じる今日この頃です。

”Work spaciously.”

空間を作りながらやる、余裕を持ってやる、といった意味です。

ハヴァシュ式のグロリア先生のレッスンで、バッハ無伴奏の難しい重音のところを教わっているときに言われた言葉です。

すべてにおいて、焦らない。

音と音の間が大切なのです。

音と音の間で、精神がはっきりと次の音を聴くこと、それができるように、Work Spaciously!
です。

そうしていると、聴く人にも心地よい音楽が、必ず届きます。
上手い下手ではなく、心地よく、伝わることが大切です。
あなたが初心者であれ、上級者であれ、今からすぐにでもできることです!

東京レッスンは、あと1名と出会うことができます。
ワークショップはあと3名。
13日で受付は締め切りですが、書籍が10日に発売になるので、うまくいけば、本を読んで興味を持ってくださった方が駆け込んで来ていただけるのかなと、楽しみです。

なお、ワークショップ&レッスン会場でも、新刊「ハヴァシュ・バイオリン奏法」を販売いたします。
ここで買っていただいた方には、書籍にサインさせていただいた上、書籍に収録できなかったハヴァシュ先生の秘蔵写真のプリントアウトを差し上げます!

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ハヴァシュ式 第2回東京ワークショップ
〜空飛ぶボーイングから左手の脱力へ

9月22日(火・祝)15時〜18時
場所:東京目黒・芸術家の家スタジオ
受講料:6,000円(KHANA会員、門下生:3,000円)
定員:10 名 → あと3名となりました。

個人レッスン
9月23日(水・祝)10時〜、11時〜、13時〜、14時〜(残り、13時〜のみ受付可)
場所:東京目黒・芸術家の家スタジオ
レッスン料:9,000円

申込締め切り:9月13日(日)21時
お問い合わせ・お申し込み:chism⭐︎shaku8-ishikawa.com

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「ハヴァシュ・バイオリン奏法」
カトー・ハヴァシュ著 石川ちすみ 翻訳
ヤマハミュージックメディア刊

9月10日についに発売です。
なお、この書籍が売れたら、続くハヴァシュ先生の非常に重要な書籍「ハヴァシュ式による12のレッスン」の邦訳出版が実現する可能性もあります!
どうぞよろしくご支援のほど、お願い申し上げます。
全国書店、楽譜店、及びネット書店、出版社直販サイトいずれからもお求めいただけます。

お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンライフが幸せいっぱいになりますように。

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大人のヴァイオリン〜夢の叶え方
________________________________________24号

ヴァイオリンの石川ちすみです。
関東方面の方へお知らせいたします。

ハヴァシュ式、東京ワークショップの日時が決定しました。

今回は、特にじっくりとご自身の問題について相談されたい方向けに、個人レッスンの時間も設けました。
こちらは先着順に募集を締め切りますのでお早めにお申し込みください。

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ハヴァシュ式 第2回東京ワークショップ
〜空飛ぶボーイングから左手の脱力へ

9月22日(火・祝)15時〜18時
場所:東京目黒・芸術家の家スタジオ
受講料:6,000円(KHANA会員、門下生:3,000円)
定員:10 名

個人レッスン
9月23日(水・祝)10時〜、11時〜、13時〜、14時〜(4枠のみ、先着順)
場所:東京目黒・芸術家の家スタジオ
レッスン料:9,000円

申込締め切り:9月13日(日)21時
お問い合わせ・お申し込み:chism⭐︎shaku8-ishikawa.com

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お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンライフが幸せいっぱいになりますように。

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大人のヴァイオリン〜夢の叶え方
_____________________________23号

ヴァイオリンの 石川ちすみです。

1961年刊、ハヴァシュ式ニューアプローチが世に広く知られるきっかけとなった衝撃の名著、”A New Approach to Violin Playing” が、「ハヴァシュ・バイオリン奏法」として、私の翻訳でヤマハ・ミュージック・メディアより出版されることになりました。

この本の原書を読んで、収録楽譜を弾いてみたとき、私の奏法のすべてが変わりました。
心地よく弾くということなど今まで考えたこともありませんでしたが、「弾けてしまう」「心地よい」ということがどういうことか、初めて体感出来たのです。

私は、大人になってバイオリンを始めたということもあって、弾きにくくて、弾けなくて、壁をたたいていた期間が長かったです。
無理な練習や、トレーニングもやり、身体も痛めました。

もちろん、今とて、急に難しい曲が弾けるようになった訳でもなく、急に上手い奏者に変化した訳でもありません。でも、自分としての心持ちや心地よさが全然違うのです。そして、良い方へ向かっているという実感があるので焦りがなくなりました。

前は、人に良いかどうかを判断してもらう、人が良いと言えば、自分を認めることができるという状況でした。自分が不快なのは当たり前、不満なのが当たり前、弾きにくいのは当たり前、痛いのも仕方ないと思っていました。

でも、今は違います。人に少々何か言われても、もちろん謙虚に参考にするし、心に留めるけど、それで全てが×にはなりません。
自分で自分を上手くなるように訓練出来るし、判定もできるという自信があります。
この違いがいかに大きいことか!

正しい練習法を一旦身に付ければ、弾けないところは壁ではなく、単なる対処すべき箇所となります。

今、私のように壁をたたいている人を、明るい場所に連れ出したい、正しい練習方法を手にして自分の基準で創造的な練習をしてほしい、どんな曲でも美しい音色で弾いてもらいたい、長くバイオリンを楽しんでもらいたい、と思って、活動をしています。

この本が出版されて、遠く離れたところに住むどなたかが、私のような嬉しい経験をされるかもと思うと、とてもエキサイティングです!

既刊の「あがりを克服する」(音楽之友社)を読んでちょっと難しかった、というあなたも、原書を買って読もうとしたが途中で挫折した、というあなたも、出版された暁には、ぜひ手に取ってください。
発売日が決定しだい皆様にお伝えいたします。

さて、ワークショップ受講生も募集中です。
今回はお申し込みの出足が鈍いような?
タイトルに「脱力」の文字がないからでしょうか。
しかし、すべては脱力から。脱力のワークがワークショップの中心となることには変わりありません。
迷っている方は、ぜひいらしてください。
定員がうまり次第、募集締め切りとなります。

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第4回ハヴァシュ式ワークショップ(神戸)
〜楽器を鳴らす

2015年8月23日(日)午後1時半〜4時半

●場所:神戸市東灘区内JR沿線(お申し込み時に詳しくお伝えします。)
●講師:石川ちすみ
(ルーチェの会主宰、カトー・ハヴァス協会KHANA公認講師)
●受講料:5,000円(門下生、KHANA会員は2,000円)
●お申し込み:chism⭐︎shaku8-ishikawa.com
●申込締め切り:8月17日(月)17時
●定員:10名

※初心者から上級者までご受講可能です。
※子供可。ただし、小4以上推奨です。ご父兄の見学OKです。
※楽器をお持ちください。

ハヴァス式ニューアプローチについて詳しくはこちら:
http://www.shaku8-ishikawa.com/violin/ハヴァス式ニューアプローチ

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お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンライフが幸せいっぱいになりますように。

■■ 編集後記 ■■

先日、近所の福祉センターという場所でお年寄りの皆さんの前で、ベートーヴェンのカルテットOp.127第1楽章を弾いてきました。
お年寄りとはいえ、すごい集中度で聴いていただき、曲が終わった瞬間、一斉にため息が漏れ、大きな拍手をいただきました。
私としても、リハなしのぶっつけ本番、出てみないとどんな会場かもわからないという、通常なら怖い条件でしたが、全くあがることもなく弾くことができました。それには、聴衆が良かったことや、前からの流れでコンサートの雰囲気が素晴らしかったことも大きかったと思います。
しかし、ハヴァシュ式の練習法や身体の使い方が自分にしみ込めばしみ込む程、あがらなくなっていく気がします。
自分で実証するためにも、教えてばかりではなく、もっと本番をしなければと思いました。

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大人のヴァイオリン〜夢の叶え方
________________________________________22号(リニューアル創刊号)

ヴァイオリンの 石川ちすみです。

先日、著名なダンスの先生のレッスンを見学する機会に恵まれました。
その先生がおっしゃった言葉です。

「どこをどのように動かしたいか、イメージを身体のパーツに送ることが大切。
たとえ今は動いてくれなくても、必ず身体は反応している。」

なるほど!
ヴァイオリンにおいても、指先が動くのは結果であり、実際に指を動かすのは基関節。
基関節にドレミを送り続けることが大切、といつも申し上げています。

その際、練習するときはドレミを声に出すことも大切です。
声を出すというのは色々な雑念を払い、身体への強く明るい命令となります。

さて、読者の皆様へ最新情報を2点程、お知らせいたします。

1)次回ハヴァシュ式ワークショップは、地元神戸で開催します。
今回のテーマは ”楽器を鳴らす” です。
どこの筋肉にどのような指令を送れば、楽器が鳴る奏法になるのか、皆さんと考えながら、ワークして実感していただきたいと考えています。
たくさんのご参加をお待ちしております。

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第4回ハヴァシュ式ワークショップ(神戸)
〜楽器を鳴らす

2015年8月23日(日)午後1時半〜4時半

●場所:神戸市東灘区内JR沿線(お申し込み時に詳しくお伝えします。)
●講師:石川ちすみ
(ルーチェの会主宰、カトー・ハヴァス協会KHANA公認講師)
●受講料:5,000円(門下生、KHANA会員は2,000円)
●お申し込み:chism⭐︎shaku8-ishikawa.com

※初心者から上級者までご受講可能です。
※子供可。ただし、小4以上推奨です。ご父兄の見学OKです。
※楽器をお持ちください。

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2)ハヴァシュ先生の翻訳書籍が日本で発売されます!

まだ情報解禁にならず、はっきりお伝え出来ないのがもどかしいのですが、
「あがりを克服する」を読まれて、もっと詳しく知りたいと思っておられる方に最適な書籍です。
次回メルマガでは具体的にお伝え出来ると思いますので、楽しみにお待ちください!!

お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンライフが幸せいっぱいになりますように。

■■ 編集後記 ■■

この度は、リニューアルメルマガにご登録いただき、誠にありがとうございました。

これまでは、「まぐまぐ」というスタンドをお借りしてメルマガを配信しておりました。
このメルマガスタンドは無料で利用出来るのですが、広告がたくさん入ったり、広告メールの受信が義務づけられておりました。
今回、このまぐまぐをやめた理由は、広告メールの一つのタイトルにかなり不快感を覚えたからです。
読者の皆さんにも届いていると思うといたたまれず、広告のない自分のサーバーからの配信としました。

皆様にはお手数をおかけしましたが、継続していただいて大変嬉しいです。
なお、まぐまぐの広告メールの止め方は、メール本文の最後の方にあるURLより、配信メルマガリストを取り寄せて、解除URLを次々にクリックするのが簡単です。

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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
________________________________________21号 最終回

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この号を持ち「まぐまぐ」からの配信を終了させていただきます。
といっても、メルマガ事体をやめるわけではなく、別のスタンドより、引き続き皆様のヴァイオリンに役立つ情報を配信していく所存です。
読者の皆様には、大変お手数おかけしますが、下のURLより再度ご登録の上、購読下さいますようお願い申し上げます。

リニューアル版 石川ちすみメルマガ「大人のヴァイオリン〜夢の叶え方」ご登録
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ワークショップ受講生の声

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ講師、石川ちすみです。

先日の東京ワークショップは、おかげさまで大好評のうち、終了いたしました。
参加者の方のご感想の一部を、ご紹介します。

「腕の動きのもとが、気持よく楽しかったです。
すっと身体のあちこちがつながった感じがありました。股関節、腕のつけね、指のつけね、共通する感じがしました。
内から外へ出すんだ、ヴァイオリンを弾くのは、楽しいんだ、と、感じました。ヒモ、びっくりしてしまいました。
初対面の方が、前から一緒に学んでいるような不思議な感覚でした。
次回開催のときも、是非参加したいと思います。」(どんさん)

「私自身ワークショップ中に鳥肌体験がありました。
G線を開放弦で弓の根元で「ソーソーソーソー」と4回弾くだけなのですが、石川先生に言われたことを実践しただけで、明らかに音が違うのが分かりました。まるで自分の音じゃないみたいでした。家でも同じ状態が再現できるか、先生に教えていただいたことを忠実に守って練習してみたいと思います。」(まりもさん)

私個人へいただいたお言葉なので掲載は控えましたが、他にもたくさん、喜びの声を頂戴いたしました!
ご受講の皆様、本当にありがとうございました。
次回の東京開催は9月を予定しております。
決まり次第、メルマガでお知らせいたします。

お読みいただきありがとうございました。
大人も子供も、プロもアマチュアも、あなたのヴァイオリンライフが幸せいっぱいになりますように。

次回、リニューアルメルマガ第一号では、”ハヴァシュ式新書籍の日本発売!”という速報をお伝えできる予定です。
どうぞお楽しみに!ご登録をお忘れなく!

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続きは 新石川ちすみメルマガ「大人のヴァイオリン〜夢の叶え方」でお読みください。
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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
__________________________________________________19号

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ講師の石川ちすみです。

本日は、取り急ぎ東京方面の読者さまにお知らせです。

「あがりを克服する」の著者でカリスマ教師、カトー・ハヴァス師のアプローチに出会った世界中の多くのヴァイオリン奏者が「人生が変わった!」という喜びを感じています。
私もその一人です。

昨年渡英して勉強後、2回に渡って神戸でワークショップを開催しました。
今回、東京方面からの「近くなら行きたい」とのお声と、ワークショップ受講生カピーさんのお働きにより、東京で開催する運びとなりました。

プロアマ、初心者から上級者まで、大人、子供問いません。
(小学校4年生以上推奨)
こんな方のご参加を心よりお待ちしております。

・楽器や弓の持ち方に納得がいかない。
・本番で弓が震える。
・練習後、肩や手に痛みがある。
・脱力が必要とわかっているが、どうしても力んでしまう。
・本番でのあがりに悩んでいる。
・カトー・ハヴァス著「あがりを克服する」を読んで興味を持った。

短い時間内ではありますが、全力でお伝えいたします。
この機会にぜひお会いしましょう。

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第3回 ハヴァス式アプローチワークショプ in 東京
「あがりを克服するための肉体的アプローチ ~楽器と弓の持ち方」

■日時:2015年7月10日(金)
午後6時~8時半(最長9時まで延長の可能性あり)

■場所:東京都内(詳細はお問い合わせください。)

■受講料:6,000円(KHANA会員:2,500円)

■お申し込み締め切り:6月25日(木)午後1時
※準備の都合により早めの締め切りになります。ご留意ください。

■お申し込み先:violinchis⭐︎shaku8-ishikawa.com
または以下のフォームからお願いします。

http://www.shaku8-ishikawa.com/violin/
お問い合わせ

※楽器をお持ちください。
※お一人ずつにワンポイントアドヴァイスをいたします。
※今弾いておられる曲や質問をお持ちください。

ハヴァス式ニューアプローチについて詳しくはこちら:

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ハヴァス式ニューアプローチ

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お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンライフが幸せいっぱいになりますように。

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(このメールにご返信下さっても送れます。)

※いただいた質問は、メルマガ上でお答えします。
必ずしも掲載されるかどうかはわかりません。ご了承下さい。

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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
__________________________________________________18号

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ講師の石川ちすみです。

ワークショップの余韻も冷めないまま、門下生の発表会まで1ヶ月を切り、一年で最も忙しく緊張感のある時期を迎えました。
小学生から大人まで、ハヴァス式アプローチを取り入れてレッスンしてきた生徒達の成果を、お近くの方はぜひ聴きにいらしてください。

さて、本日のテーマは、

■どこを鍛えればいいのか?

脱力脱力というけれど、全身ぐにゃぐにゃでは弾かれません。
では、どこをしっかりさせればいいのか?

答えは、左手基関節です。

左手の指を動かしているのは、第一関節、第二関節のさらに下の、指の根元の基関節といわれるところです。
ここをお扇子を開くように、人差し指から小指まで斜めにひらいたときの各指間にできる空間、これが音程を作ります。
これが音の幅のドラマを作るのです。

私たちがやらないといけないのは、この基関節を反らしたり開放したりする動きを音の幅に合わせて準備して動かす訓練です。
つまり、音の幅を基関節に落とし込むのです。
私たち弦楽器奏者は、すべての音をここで捉えます。
ゆっくり次の音への距離感を感じて、それを基関節で表現するという訓練をすると、ドレミで歌った瞬間に、指がそのように開くのです。
音を聴いて音程が外れてから修正するというのと違います。

どんなに難しい曲でもこの基本には変わりありません。

まずは、すごくシンプルな譜面で、この訓練をしてみましょう。
ある音の後半分の音価(四分音符なら八分音符分の裏拍)で次の音に向けて、基関節をスクロール側に反らします。
次の音のタイミングが来たら、それを前へ開放して、弦の表面をスライドしながら次の音へ滑り込ませます。
わざと弓も止めずに、間のグイ〜ンという音も入れて練習してください。

上記のことはカトー・ハヴァス先生の”A New Approach to Violin Playing”に載っていて、この訓練をするための楽譜も掲載されています。

ブログに楽譜の一行だけ写真を載せておきますので、参考にしてください。

http://ameblo.jp/violinchis/entry-12035160344.html

先日のワークショップにお越しの方には、全楽譜をお渡ししました。

お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンライフが幸せいっぱいになりますように。

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第3回ハヴァス式ニューアプローチワークショップ
“楽器を鳴らす“
2015年8月23日(日)13時半〜16時半

場所:兵庫県神戸市東灘区内JR沿線
(JR新大阪駅より約30分。お申し込み時に詳しくお伝えします)
講師:石川ちすみ(ルーチェの会主宰、KHANA日本代表)
受講料:5,000円(門下生、KHANA会員は2,000円)
お申し込み:violinchis⭐︎shaku8-ishikawa.com (石川)

※初心者から上級者までご受講可能です。親子でのご受講も可能です。
※楽器をお持ちください。
※質問歓迎です。

ハヴァス式ニューアプローチについて詳しくはこちら:

http://www.shaku8-ishikawa.com/violin/
ハヴァス式ニューアプローチ

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石川ちすみ門下ルーチェの会
第7回ヴァイオリン・ヴィオラ発表会

2015年7月4日(土)午後5時15分開演(5時開場)
場所:東灘区民センター5F うはらホール

入場無料

□ソロ:
ベートーヴェン ロマンス へ長調
モーツァルト コンチェルト第3番より 2楽章
ルクレール ヴァイオリンソナタより 1楽章
サラサーテ ツィゴイネルワイゼン 他

□講師演奏:
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲Op.127 より第1楽章

□合奏:
ホルスト セントポール組曲
ヴィヴァルディ 「秋」
ヴィヴァルディ 2つのヴァイオリンのための協奏曲Op.3-8

※曲目は都合により変更になる場合があります。

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__________________________________________________17号

■力みの原因(硬い手触り)

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ講師の石川ちすみです。

ハヴァス先生がよく、こわばりの原因として、「楽器や弓の硬い手触り」をあげられます。

このことの意味を最近実感しています。

ヴァイオリンは指先で1ミリの半分ぐらいの単位をもコントロールしないといけない繊細な技術であることは皆さんもご承知でしょう。

けれど、ヴァイオリンを触った時、弦の上に指をのっけたときに感じる手触りといえば、硬い冷たい手触りです。

硬いものを触ると反射的に硬く握ってしまうのが人間の自然な反応です。

ですから、硬い楽器と弓を握って長時間練習していると、知らず知らずのうちに、どんどん手も硬くなっているものです。

幸いにして、これを解決する方法があります!

それは、”マイムする” ことです。
つまり、楽器と弓を持たずに、その動きを空中で訓練するのです。
必ず歌いながらやってくださいね。

力んでいる人程、これをするのをとても困難に感じられると思います。
よっかかり処がなくて、指が泳いだり震えたり・・。
ぜひお試し下さい。
効果を感じられたら、メールくださいね!

■第2回ワークショップご報告

8名の皆さんがご参加下さり、第2回ワークショップが終了いたしました。

今回は左手にスポットを当てていましたが、そうは言っても体全体のバランスや右手の脱力抜きには語れません。
楽器の持ち方・弓の持ち方から始まり、右手との関係まであれこれと皆でワークしていたら、時間があっという間に経ち、最後は予定よりかなり延長してしまいました。

早口で駆け抜けた3時間15分でしたが、皆さん終始真剣に、また楽しそうに参加してくださいました。

お茶とお菓子の休憩時間になっても、皆さん休憩モードどころかどんどん質問が飛び出し、私もお茶を飲みながらレクチャーを続けたぐらいで!
私も本当に楽しかったです。
また、参加者さん同士で悩みの共有や親睦をされている場面もあり、こういうのも良いですね。

後半のデモンストレーション(ワンポイント公開レッスン)では、5名が弾いてくださり、ワークショップでやったことを適用することにより、すぐさま音が変化したのを皆で確かめることが出来ました。素晴らしかったです!

お伝えしたエクササイズを続けながら、それぞれに気づきを得ていただきたいと思います。

ああ・・でも皆さんがお帰りになる後ろ姿を、すぐに追いかけて行きたいぐらい、まだお伝えしたいことが残っていました!!
とてもシンプルなことばかりなのですが、充分に理解していただくには、もう少し辛抱強く繰り返し来ていただきたいところです。
ぜひ、次回以降も続けてご受講下さればと、願っています。

その時までは、力みの予防エクササイズと、リズミックパルスと歌うこと、マイムすることで、自分が自分の先生になって続けてくださいね!

(写真はブログに掲載しております。)

http://ameblo.jp/violinchis/entry-12034103861.html

次回のテーマは今回の続きで、”脱力するために力を入れるべき場所とは?そしてその訓練法は?”、そして、”楽器を鳴らす”にしたいと思います。
すべてハヴァス式ニューアプローチを軸にしています。
メルマガ読者様先行にて、お申し込み受付開始しました。

お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンライフが幸せいっぱいになりますように。

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第3回ハヴァス式ニューアプローチワークショップ
“楽器を鳴らす“
2015年8月23日(日)13時半〜16時半

場所:兵庫県神戸市東灘区内JR沿線
(JR新大阪駅より約30分。お申し込み時に詳しくお伝えします)
講師:石川ちすみ(ルーチェの会主宰、KHANA日本代表)
受講料:5,000円(門下生、KHANA会員は2,000円)
お申し込み:violinchis⭐︎shaku8-ishikawa.com (石川)

※初心者から上級者までご受講可能です。親子でのご受講も可能です。
※楽器をお持ちください。
※質問歓迎です。

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ハイポジションの克服

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ講師の石川ちすみです。

ハイポジションになると、とたんにオロオロなってしまいませんか?
または、手が痛いし、音も美しく出ない?

今日はこのことを解決するためのシンプルなエクササイズについて書きます。

まず、ハイポジションにすらすら〜と移動出来るようになるには、その音の場所を手や指が完全にわかっていないといけません。

手始めに、第7ポジションの1の指の音、つまり開放弦のオクターブ上の音の場所を覚えます。
フラジオレットで鳴らせる音でもあり、開放弦が共鳴するので、正しいポイントにはまれば、すごく響く音です。

G線ならオクターブ上のソの音です。
これを、第3か第4ポジションか、手首が軽く胴体に当たるぐらいの手の位置から、軽く1の指をスライドさせながら、つまり基関節をスクロール側にいったん反らせたのを弦上に軽く着地させると同時に腕をスウィングさせて、弦上をスケートするみたいにすーっと指を滑らせ、高いソまで来たら止めます。
手のひらが楽器の肩にぶつからないように、さらっと撫るように回り込むのも忘れずに。
親指のリラックスも大事です。
この開放弦のオクターブ上を1で取る位置が「第7ポジション」と覚えてください。

はじめは、弓なしで、右手は楽器の右肩にそえて楽器の保持にまわり、この左手のスライドする動きをスムーズに動けるように何度かやってみます。
「いける」と思ったら弓を持って、グイ〜ンと滑る音をさせながら、ソが聞こえるまで滑ります。
ゆっくりでOKです。
ただし、指先のタッチはごく軽く、決して指先を指板に押し付けません。
ソに到着しても、弦を指板に押し付けず、弦の外側(左側)の方に指を軽くひっかけるような感じで、内側(D線側)に弦が振動する余地を残します。
最初は必ず、正確な音程をフラジオレットで確かめながらやってください。

それと、よく親指は遊んでて、上の指だけで押さえようとする人が多いですが、むしろ親指の根元で下から押さえるぐらいの気持で、上の指とピンチで丸く掴んでいる感覚で支えることです。
ここにしっかり力を循環させることによって、指先が緩んだ状態でいられます。

次に、同じソを2を滑らして取ります。これは、第6ポジションです。
次に、3でとります。つまり第5ポジション。
最後に、4でも。これは第4ポジション。この辺になると、かなり簡単に感じると思います。

これを全部の弦でやります。

これを毎日やると、ハイポジションのとっかかりになる臍のような音が手の中に入る(ことを期待して目下私も練習中)のだと思います。

一緒に頑張りましょう!

これらエクササイズはカトー・ハヴァス先生の以下の書籍に出ております。

■「あがり」を克服する─ヴァイオリンを楽に弾きこなすために/音楽之友社

あなたのヴァイオリンライフが幸せいっぱいになりますように!

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■■神戸に来てくださる方、お会いしましょう!■■

第2回 ワークショップ  〜楽器の持ち方と左手の脱力〜ポジション移動への応用

●日時:2015年5月31日(日)13:30〜16:30
●場所:神戸市東灘区内JR沿線(お申し込み時に詳しくお伝えします。)
●講師:石川ちすみ
(ルーチェの会主宰、カトー・ハヴァス協会KHANA公認講師)
●受講料:5,000円(門下生、KHANA会員は2,000円)
●お申し込み:violinchis⭐︎shaku8-ishikawa.com

※初心者から上級者までご受講可能です。親子でのご受講も可能です。
※楽器をお持ちください。
※質問歓迎です。

ハヴァス式ニューアプローチについて詳しくはこちら:
http://www.shaku8-ishikawa.com/violin/ハヴァス式ニューアプローチ
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ルーチェの会に入会しませんか。
7月より、レッスンスタートします。
入門をご検討の方は、電話でコンサルトレッスンをご予約ください。

レッスン料金:4000円〜8000円/回(年齢、レベルによって異なります)

石川ちすみ
Tel.(078)431-5680
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譜読みの方法

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ講師の石川ちすみです。

「残念なことに、こういう身体の使い方で弾いている人が多い。
まず書かれた音符を見る。楽器でその音を出す。耳で聞いて修正を加える。
しかし、正しい手順は逆なのだ。
書かれた音符を見る→音を思い浮かべる→実際に音を出す。
このプロセスですれば、音を修正する必要はほとんどなくなる。」
(コダーイ)
(出典:「あがりを克服する」カトー・ハヴァス著 音楽之友社)

さらにコダーイが言うには、音符が楽器の扱いや指使いなど物理的・物質的
な連想にだけ結びついているようではいけないと。
音のイメージはもっと自由に存在するべきで、そのためにも楽譜を階名で読
むことが大切。

ここで言う「階名」とは、移動ドのことです。
コダーイシステムでは、階名で歌わせたり、ハンドサインと言って、ドレミ
に対応する指のジェスチャーを用いて、それを実感させる方法をとるようで
す。
私はちゃんとコダーイシステムを勉強した訳ではありませんが、そういう風
にすると、メロディーの中での音の役割を意識した表現ができるだろうとい
うことは理解出来ます。

しかし、階名で歌わせるという点についていは、ハヴァス先生は、長年の経
験から、音名で歌わせても十分効果があり、ヴァイオリンでは英語の音名、
つまり固定ドで歌うように指導されています。
楽器奏者が階名で歌うのはちょっと無理がありますからね。

ただし、私も基本「ドレミ」と固定ドで歌いますが、楽譜を覚えるときに、
覚えにくいところは、移動ドで捉え直すようにしています。
つまり今何調で、その音が第何音なのかということが感覚的にわかっていな
いと「覚えにくい」となるのだと思います。だから、意識して理解すること
も必要です。

生徒にはここまではさせませんが、楽典を勉強するように奨励し、レッスン
でも出来る限り教えています。

話を元に戻しましょう。
要するに、楽譜に書いてある音を機械的に指に置き換えて指を動かすという
練習は良くないということです。

まずは一日に5分でもいいので、音を出さない練習をしましょう。
集中力が上がってきたら、時間や分量を増やしていきます。

やり方はこんな感じです。
楽譜の最初をジッと見ます。

調性、拍子、テンポ、ディナーミック(強弱)はどうなっているという、曲の4大
要素を把握します。
次に、最初のフレーズはどこまでつながっていて、最小の単位ではどこで切れて、
どのような雰囲気か、それはメロディーなのか、ハモりなのか、和声なのか、伴奏
型なのか、はたまたメロディーだとしたら、自分が最初にそれを提示するのか、
それとも他の楽器が弾いていたのを引き継いでいるのか、などなどを理解します。

次に、手を叩きながら心の中で聴く。(音がわからなければピアノを弾きながら歌う)
次に手を叩きながら歌う。

こういうことをやってから自分の楽器で弾きます。

めんどくさ〜と思われるでしょうが、結局がそれが一番近道の譜読み方法です。
間違った表現の練習をしたり、不必要な細部にこだわったりという失敗を防ぐし、
音楽的で実りのある練習になります。

私も長年その失敗を犯し続け、ずいぶん時間を無駄にしてきました。

本気の方は、今から切り替えましょう。
夢に届く日が、より近づきます♪

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楽器の持ち方と左手の自由

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ教室講師、石川ちすみです。

大人から始めた読者の皆さん、ヴァイオリン頑張っていますか?
左手、動きにくくないですか?
左肩や首、痛くないですか?

「ネックを握りしめてはいけない」と、先生に言われたことがある方も
多いと思います。
専門書にもよくあります。
ただ、そうは言っても、じゃあどうしたら楽器を支えられるのか?

「そうか、肩と首でちゃんと支えたら手の力が抜けるのか〜!
では、肩当てを変えて、肩と首で楽器を持つ訓練を・・・」

という流れ、ちょっと待ってください!

そもそも、楽器の重さを、その末端で、肩と顎で挟んで支えて床と平行
にする、というのは土台無理な話です。
そのようなことをすると、首を痛めたり、肩が凝ったり、腰が痛くなっ
たり、何よりも、身体に無理のある状態で、左手が自由に動くわけがない
のです。

ハヴァス式では違う発想で教えます。

まず、左手でヴァイオリンのネックの根元をそっと支えてやります。、
このとき、楽器の角度は無理に高くしません。
楽器をどのような高さで保つかは、腕の長さや鎖骨、身体の構造により
ますので、ここでは具体的に書けませんが、ご自分が自然に思う安全に
思う高さを探してください。
ヴァイオリンのお尻は、エンドピンが首のくぼみに入って行くような角
度にして、鎖骨の上に休ませます。

このままでは、楽器と顎の間が空いてしまう場合は、自分の足下をチラッ
と見る時のように首の後ろに重みをちょっと載せて下を向く感じで、顎
をあご当てに軽く触れるように休ませます。頭蓋骨の重心を傾ける感じです。
そのとき、決して肩を上げないでください。肩は常にリラックスした状態
でないと、ポジション移動も色々な左手の動きも止まってしまいます。
顎は軽く触れているだけであり、決してここで挟まないでください。

楽器のスクロール側は、左手の親指と人差し指の間に作ったしっかりした丸
の中にネックを落とし込み、この丸の様々な場所がネックをなでながら、
鎖骨と顎でバランスしながら演奏します。

この辺のことはまた別の機会に。

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難所はまず暗譜する

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ教室講師、石川ちすみです。

これから譜読みをするという場合、一応弾いてたどれるところと、
全く歯が立たないところがあるとします。

ありがちなのは、弾けるところはどんどん弾いて、
難しいところになると詰まったり止まったりしながらやりすごして、
また次を弾く、というさらい方。

こういう練習法では、いつまでたっても弾けるようになりません!

ここが難しいというのがわかったら、まず印をつけます。
そして、その印の箇所は、時間がないときでも、最優先に練習します。

しかも、楽譜を見ながら弾くのではなく、覚えてしまうことです。

覚えると言うのは、次の3段階の練習をして、
楽譜なしでもできるようにします。

1)ドレミで言えるようにする。
→手を叩いてリズムを膝の屈伸でパルスしながら歌う。

2)左手のフィンガリング、ポジションを覚える。
→マイム(楽器を持たずに指を動かす)で練習。

3)右手の動かし方(ボーイングと弓の場所)を覚える。
→マイム(楽器と弓を持たずに腕だけ動かす)で練習。

この作業がある程度できた時点で、ほとんどの場合、
難所が難所でなくなるでしょう。

やってみてください!
簡単そうで難しいでしょう?
でも、これこそが練習です。
覚える「努力をする」だけでも、かなり難しさが改善されるはず。
がんばって!!

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左手の極意

ヴァイオリンでまず「難しい」と感じるのは左手ではないでしょうか。
楽器を左で保持しながらも、繊細な動きをしなければならない左手・・・。
音程が悪いと言われる、ヴィブラートと言われても、どこをどうすれば動け
るのか、ポジション移動に至っては、もう不可能!!という気持になった方は多いはず。

左手のポイントは、まず基関節をどのようにコントロールするかです。
基関節とは指の一番根元の関節。
第2関節より下にある関節です。
ここで音程をとります。

楽器を持たずに、手のひらを顔の前に出し、1の指をしっかり曲げ、2、3、4と
進むにつれて、自分の顔の方向へと基関節を突き出します。つまり、中手骨
(手の基関節以下の骨)を扇子のように開いていきます。
このとき、4の指を手のひらに着くぐらいに曲げて力んでいる人が多いです。
4は伸びたような形にしましょう。
また、親指は他の指を支える重要な役割があります。
親指が固まってしまっている人も多いです。
上の形にした後、親指を根元から動かしてみましょう。

次回ワークショップでは、左手について、実際に皆さんとやってみたいと思います。
ご興味のある方は、ぜひおいでください。

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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
____________________________________________________10号

私のところでは、左手の使い方について独特の教え方をしています。
有名なハンガリー人教師のカトー・ハヴァスさんのアプローチによります。

先日レッスンで、ある生徒に、「親指の腹にネックを置くのをやめたら」というと、
「じゃあ、どこで楽器を支えればいいのですか」という質問が返ってきました。
いい質問です。
今回はメルマガでそのことを取り上げてみます。

左手の親指の先を反らすようにしてネックを置く持ち方が、左手の自由を妨げて
いるる場合があります。
特に、ポジション移動に難しさを感じている人には参考になると思います。

どこで持つかの答えは、「どこかだけでは持たない、バランスで持つ。」です。

ファーストポジションでは、左手の親指の第一関節と第二関節の間にネックを
そっと落とし込んで、人差し指の付け根とのバランスでネックを支えます。
「支える」と言う言葉は語弊があるでしょう。触れている、という感じです。
その前提として、楽器なしで、しっかり親指と人差し指でネックが入る空間の
円を作れる練習をします。
一方、楽器のエンドピン側は、楽器の下側が鎖骨に乗り、あご当てにあごの肉が
広がっているというイメージです。
「エンドピンが首の中心に刺さっているイメージで」と、書籍「A New Approach
to Violin playing」には書かれています。

このように、あごの皮膚、鎖骨、親指の第一第二関節の間、人差し指の付け根の
4点でバランスをとって、どこも握らずに楽器を休ませます。
親指の付け根はいつも動ける状態にしておきます。
このためのエクササイズは、親指の根元をネックに沿って、なでるようにストロー
クする動きをやってみてください。

次回ワークショップでは、この辺の左手のこと実際に皆さんとやってみたいと思
います。

お読みいただきありがとうございました。
あなたのヴァイオリンライフが幸せいっぱいになりますように!

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■■門下生募集のお知らせ■■

長い間、門下生は満員だったのですが、久しぶりに欠員が出ました!

ヴァイオリンを弾けるということは素晴らしいことです。

私は、「無人島に何を持って行くか?」と聞かれたら、迷わずヴァイオリンにします。
すべてのものを失ったとしても、ヴァイオリンさえあれば、退屈するどころか、ずっと
楽しく有意義にすごせるし、人を喜ばせることも出来ます。
何十年も弾いていても、まだまだ弾きたい曲はつきません。
ヴァイオリンの楽しみは一生続くのです!
ヴァイオリンを勉強することは、どんな高価な物を買うよりも、素晴らしいことで、
誰からも奪われない宝を得ることだと思います。

一緒に、その宝を育てませんか?

新しい生徒に会えるのを楽しみに、あなたのご連絡をお待ちしています。

【教室サイト】
https://shaku8-ishikawa.com/violin/vlesson.html

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____________________________________________________9号

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ教室講師、石川ちすみです。

指の筋肉を鍛えることは必要か?

「指の筋肉が弱いことを先生から指摘されて、筋トレをするように言われた
が・・」という質問を受けたので私の考えを述べたいと思います。

結論から言うと、必要ありません。

もちろん、あなたがプロフェッショナルで、そのトレーニングによって良い
影響を実感しているなら、何も申し上げる必要はありません。
また、やるのがお好きで効果を実感しているなら、適度におやりになっても
良いかもしれません。
また時に特殊な例外はあるでしょう。

ただ通常、人に言われたからと自分に義務を課して、継続してやるのはお勧
め出来ません。
かなりの確立で将来指を痛めます。
大人から始め方はなおさらです。

また、そもそもヴァイオリンは筋肉で弾くものではなく、神経で弾くものです。
いかに、指先を繊細な感覚に研ぎすますかが大切です。
そのためのトレーニングは、およそ筋肉を強くするトレーニングと相反する
ものです。
(そのやり方は別の機会にまとめてお伝えします。)
また、いつもドレミを歌うことやマイムの大切さを伝えていますが、これは、
指先までの神経伝達をトレーニングするためと、あなたにとっての無理のない
動きを学習するためでもあります。
こういうトレーニングの方がよほど大切です。

ヴァイオリンは筋肉が勝手に動いて弾いてくれるのではなく、音楽を深く理解
し、伝えようとする精神的エナジーが指先に伝わって弾くものです。
殆どの人が、この音楽を深く理解するというトレーニングを面倒がって省いて
いるように見えます。

ちなみに、自分のことで言えば、ヴァイオリンが上手くなればなる程、指の力
でする作業が嫌になってきます。
鞄を左手では持ちませんし、ペットボトルのふたを開けるのも家族にして
もらうくらいです。
質感の尖ったものや粗忽なものは触るだけで厭な感じがします。
なお、ヴァイオリニストの古澤巌さんは指先の保護のためいつも手袋をはめて
おられるそうです。
ヴァイオリニストの朝枝信彦先生も、指先の感覚を繊細にすることの大切さを
言われています。

ということで、「指先を強くするトレーニング」は、あなたの先生に言われて
も適当に流して本気でやるのはやめましょう!

皆様のヴァイオリンが幸せいっぱいになりますように!

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ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ教室講師、石川ちすみです。

2月22日(日)午後、7名+1名(保護者)様のご参加で、
ハヴァス式日本初のワークショップが終了いたしました。
ご参加いただいた皆さんの熱意と集中がひしひしと伝わってきて、
おかげさまでとても充実したワークショップになりました。
ありがとうございました。

講義とワークの内容の簡単なメモです;

・なぜ緊張がおこるか。
・予防の方法は?
・リズミックパルス練習。(ロンドン橋)
・フライイングフィドル(空飛ぶヴァイオリン)エクササイズ。
・ネックなでなでエクササイズ。
・ぬいぐるみエクササイズ。
・スポンジエクササイズ。
・柔軟な関節のエクササイズ3種;
ビヨン・ビヨン運動 (winging)
シュイ・シュワ運動(swing swang)
ポトン・ペラン運動(flop, flip)
・目の錯覚を取る実験。
・右腕の二つの関節を使った動き。
・それを使った2曲の演奏。
・お茶とお菓子の休憩
・質疑応答。
・デモンストレーションとワンポイントアドヴァイス。

ワークショップ後半、学んだアプローチにてのデモ演奏を参加者にし
ていただきましたが、皆さんとてもお上手でした!!
それぞれが、豊かな歌うトーンでお弾けになっておりました。
新しいコンセプトばかりでしょうから、ご実感はまだないかもしれま
せんが、私から見ていて、すでに皆さんもニューアプローチで脱力を
実感しながら弾く旅の第一歩を踏み出されたように感じています。

お伝えした通り、即座に演奏が変わる訳ではないと思いますが、”予防的
エクササイズ”を思い出して、練習にとりいれていただければと願ってい
ます。

さて、第2回ワークショップの日程が決まりました。
先日は、右手を課題にお持ちの参加者が多かったので、右手のことを中心
にワークしましたので、次回は左手にスポットを当た内容を考えています。
もちろん、第1回の内容のおさらいもいたしますので、第2回からのご参加
でもOKです。

お申し込みお問い合わせは、このメールに返信ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第2回 ワークショップ  〜左手の脱力とポジション移動
日時:2015年5月31日(日)13:30〜16:30
場所:神戸市東灘区内JR沿線(お申し込み時に詳しくお伝えします。)
講師:石川ちすみ
(ルーチェの会主宰、カトー・ハヴァス協会KHANA公認講師)
受講料:5,000円(門下生、KHANA会員は2,000円)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それではまた。
皆様のヴァイオリンライフが素敵になりますように。

===============================================================

ハヴァス式ニューアプローチについて詳しくはこちら:
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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
__________________________7号

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ教室講師、石川ちすみです。

あけましておめでとうございます。
2015年が皆様にとって素晴らしい年になりますように!

さて、この間、ブログではヴァイオリン技術に関するヒントを
いくつか更新いたしました。
ぜひ、ご覧下さい。

●スポンジする 〜左手のヒント
http://ameblo.jp/violinchis/entry-11974197654.html

●究極の持ち方
http://ameblo.jp/violinchis/entry-11972920369.html

●左手と右手の協調
http://ameblo.jp/violinchis/entry-11972584875.html

●肩当て、顎当てが合わない?
http://ameblo.jp/violinchis/entry-11965553500.html

●楽器を持っていることを忘れる感覚
http://ameblo.jp/violinchis/entry-11966136611.html

●イメージの力
http://ameblo.jp/violinchis/entry-11956802389.html

私事ですが、最近あご当てを変えました。
生徒からいただいたのが出会いでした。
とてもいい感じです。
SASというスロベニア製のものです。
Pear wood の素材感がすべすべでなんです。
肌触りは実は大切だと思います。
色々な高さや素材があるので、今、別の高さと素材のものを取り寄せ
ているところです。
もう少し暗い色の方が楽器の他のパーツに溶け込むかなということと、
もう少し高いものにすれば、その分楽器の下に入れているスポンジを
外せるかなと思っています。

ちなみに、私は長い間肩当てなしで弾いていて、生徒にもそのやり方
で指導していましたが、今は、脱力を補助するためには必要と考え、
生徒にも臨機応変に体型にあったスポンジを与えています。

さて、以前にお知らせした「脱力を実感する」ワークショップですが、
現在5名様にお申し込みいただきました。
今のところ少人数なので、お一人ずつのご質問にじっくり向き合えそ
うです!
読者の皆様にお目にかかるのを楽しみにしています。

今年も、皆様が素敵なヴァイオリンライフを送られますように。
そして、ヴァイオリンが皆様にたくさんの幸せを運んできますように。

=====ワークショップ(予約受付中)=========================

ハヴァス式アプローチによる
脱力して弾くためのワークショップ(導入編)

2014年2月22日(日)13時半〜16時半

場所:兵庫県神戸市東灘区JR沿線の駅近く
(詳しくはお申し込み後にお伝えします)

内容:力まずに楽器を持つ方法、力まずに弓を持つ方法、
自然なボーイング、左手の形、など。
参加者の演奏にワンポイントアドヴァイス。

楽器持参でお越しください。
初心者から上級者までOKです。

参加費:5,000円(門下生、KHANA会員は2,000円)

お申し込み:このメールに返信(violinchis⭐︎shaku8-ishikawa.com)ください。
お名前、お電話番号、ご住所、ヴァイオリンの経験年数、
質問したいこと、ワークショップにて演奏される曲名をお書き添えください。

直接お会いしてお伝え出来るのを楽しみにしています。

===============================================================

ハヴァス式ニューアプローチについて詳しくはこちら:
https://shaku8-ishikawa.com/violin/katohavas.html

☆☆☆

ご感想、ご質問はこちらへ
violinchis⭐︎shaku8-ishikawa.com
(このメールにご返信下さっても送れます。)

※いただいた質問は今後、メルマガ上で取り上げさせていただきます。
必ずしも全員のご質問に答えられないことをご了承下さい。

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発行者:石川ちすみ

ヴァイオリン・ヴィオラ教室: https://shaku8-ishikawa.com/violin/
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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
__________________________6号

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ教室講師、石川ちすみです。

大人から始めた皆さんには、きっと憧れの曲があると思います。
「今の苦しい練習をしていたら、いつかその曲が弾ける様になるかも」と思って
頑張るお気持ち、よくわかります。

でも、「いつか」と言わず、今すぐとりかかりませんか?
私は生徒に特別に憧れの曲がある場合、ほとんどの場合すぐに持ってこさせます。
他のことに費やす時間がもったいない!
今の時点でもやれることはたくさんあります。
そして、その曲が大好きだという心こそ、演奏の動機として最も自然なことだし、
聴く人にも伝わりやすいはず。

今日は読者の皆様が自習にてそれをされる場合のアドヴァイスを書いてみたいと
思います。

まず、その曲を細かくセクションに分けます。
音楽的に切れ目のあるところをなるべく細かく見つけて、印をつけて、
(1)、(2)など番号をつけておきます。
例えば、バッハの無伴奏パルティータ3番のプレリュードなら、私は10個の
セクションに分けました。

そして、一日に1セクションのみを練習します。
その時、いきなり楽譜を見て音を出しません。
次の手順で、しっかりと音を身体化させてから弾きます。
なお、難しい重音はメロディーとして聴こえる音単音のみで学習しましょう。

1)まず、膝を屈伸して手を叩き、全身でリズムをとりながら、ドレミで
歌います。
この手を叩くリズムは必ずしも楽譜上の拍でなくても、ゆっくりの曲なら
八分音符単位でもかまいません。

2)これができるようになったら、今度は右手で、どのようにそれを表現
するか考えます。
つまりボーイングを決めます。
そして、膝を屈伸してリズムをとりながら、右腕をアップダウンの通り
ぶらぶらと動かします。
「ぶらぶら」がポイントです。この時点で動きがかたいようなら、楽器を持った
ときにもうまくいきません。

3)次に、左手に落とし込みます。リズムをとって歌いながら、今度は左指を動かします。
テンポは落としてもかまいません。
この時、左手をピアノを弾く様に、甲を上にして、指の根元の関節(=基関節)が自分
で見られる様にしてやります。
基関節が軽く、ダンスする様に次々に動いているかをチェックしてください。
この段階で、ドレミと指の感覚をだいたい覚えてしまいます。

4)ここまでやったら、いよいよ弾きます。
楽器を持ったら力んでしまうという場合は、歌いながら弾きます。

5)音程がうまくとれないところは、再度楽器なしで、左手を動かしながら
指の形を唱えます。
この言い方は、次のような感じです。

・全:隣り合わせの指が開く形。
・半:隣り合わせの指がくっつく形。
・短:間に一本の指を挟んで、全+半(半+全)の形。
・長:間に一本の指を挟んで、全+全の形。
・四:間に二本の指を挟んで、半+全+全(順不同)の形。
・増:全より半音広い形、または長より半音広い形、または四より半音広い形。
・減:短より半音狭い形、四より半音狭い形
・同:同じ指

ここで、大切なことは、移弦がある場合でも、同じ弦に翻訳して考えることです。
例えば、G線の1stポジションのシから、E線の同じくファ#は、「全」になります。
D線ソから、A線シは、「短」になります。
これは指の形を表しているもので、楽典的な音の開きとは必ずしも一致しません。

こうやって、自分で自分をレッスンしていってください。
これはハヴァス式アプローチですが、とても効果がある練習法です。
いきなり楽器を持って力みながら悪戦苦闘するのではなく、たくさん歌って、
自分の中にしっかり曲を形成することがポイントです。

=====ワークショップのお知らせ〜ML先行予約=========================

ハヴァス式アプローチによる
脱力して弾くためのワークショップ(導入編)

2015年2月22日(日)13時半〜16時半

場所:神戸市東灘区JR沿線の駅近く
(詳しくはお申し込み後にお伝えします)

内容:力まずに楽器を持つ方法、力まずに弓を持つ方法、
自然なボーイング、左手の形、など。
参加者の演奏にワンポイントアドヴァイス。

楽器持参でお越しください。
初心者から上級者までOKです。

参加費:5000円(門下生は2000円)

お申し込み:このメールに返信(violinchis⭐︎shaku8-ishikawa.com)ください。
お名前、お電話番号、ご住所、ヴァイオリンの経験年数、
質問したいこと、ワークショップにて演奏される曲名をお書き添えください。

直接お会いしてお伝え出来るのを楽しみにしています。

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ハヴァス式ニューアプローチについて詳しくはこちら:
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発行者:石川ちすみ

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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
__________________________5号

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ教室講師、石川ちすみです。

さて、今回は、

===========================================

脱力と言われても、じゃあどこに力を入れたらいいのか?

===========================================

ということについて書いてみます。

これは、力ではなくバランスを使う、というのが答えですが、
では具体的にどうすればいいのでしょうか。

まずヴァイオリンと弓を持った時点で反射的に握ってしまう癖を、
取り払いましょう。
つまり、ヴァイオリンと弓を”持たない”練習をします。

※ブログでは写真付きで紹介しています。
http://ameblo.jp/violinchis/entry-11948069985.html

1)「ぱたん、ぺらん」の練習

・お化けだぞ〜というときのジャスチャーのように肘を曲げて手首を前に下げ、
ただし、脇の下を気持のいい程度に身体から離して、どこにも無理が来ない
バランスの形を作ります。
これが「ぱたん!」です。
・次に、この手を左右同時に、「ぺらん!」と言いながら、肘を起点に反転
させます。
ちょうど手のひらが上を向いて、手首は力が抜けていたら自然と反った形
で垂れている状態です。
・「ぱたん!、ぺらん!」と、リズミカルに言いながら、上記動作を10回
ぐらい楽しんだら、最後に左手だけ「ぺらん!」でやめます。
これで、ヴァイオリンを入れる空間ができましたよね?
右手は弓を持つ形になっていますね?

※肘が起点ということと、リズム良く、かけ声とともにやるのがポイントです。

2)「空飛ぶヴァイオリン」の練習

・「ぱたん、ぺらん」で左にヴァイオリンが入る揺りかごを作ります。
・ヴァイオリンに向き合って楽器の右側の肩を横から右手で持って、楽器を床と
平行にし、右斜め前の人にスクロールを向けて渡すような格好をします。
・「1」という号令とともに、右手で持ったヴァイオリンを水平移動させて、
左腕で作ったゆりかごの中に入れます。つまり、左鎖骨と左手の親指と人差
し指の空間に入れます。(まだ右手は離しません)
この時、左肩や顎は決して迎えに行ったり挟んだりしないように、また左手
でネックを握らないように注意します。
・「2」という号令とともに、右手を楽器から離して元の位置まで戻します。
・「3」という号令とともに、再度右手を楽器の右肩まで持って行きます。
・「4」の号令とともに、楽器を元の位置まで右手で連れて帰ります。
・「1」でヴァイオリンをゆりかごの中に入れる etc…

上記を、リズミカルに、必ず声を出しながら行ないます。
どうでしょうか?楽器を挟まないでも保持出来るという感覚が少しわかります
でしょう?

今日はハヴァス式ニューアプローチから、二つのエクササイズをご紹介しました。
文字でわかりにくい場合、ブログには写真付きでアップしていますので、
ご覧ください。

次回は、弓を持たない練習についてお伝えする予定です。

皆様のヴァイオリンライフが素敵になりますように。

~~~~~~~
編集後記:
~~~~~~~
前回の発刊がなんと6月13日・・・たいへんご無沙汰してしまいました。
この間、登録者数だけ私にも見えるのですが、読者さんが増えていてびっくり!
ありがとうございます。
私は10月に、カトー・ハヴァスさんの元に実際言って参りまして、
人生が変わりそうな充実した勉強をして帰ってきました!!
やはり、素晴らしいアプローチ、そして素晴らしい先生でした〜。
皆さんにもこのメルマガを通して、そのひと味でもお伝え出来れば幸いです。

ハヴァス式ニューアプローチについて詳しくはこちら:
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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
_______________________________4号

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ教室講師、石川ちすみです。

今回は、ブログで度々取り上げております、ハンガリー人のヴァイオリニ
スト、カト・ハヴァスさんのメソッドから、ワンポイントアドヴァイスを
書きます。

先日、ハヴァスさんの生徒さんで、ウェブで積極的にハヴァス式の情報発
信をされている、Monica CuneoさんのオンラインQ&Aワークショップを
受けました。

その中から、左手の手加減について示唆に富むお話がありました。

ヴァイオリンを持つ前に、自分の首を左手のひらで包んでみます。
この時、決してある程度以上ぎゅっとはしませんよね?首絞まるから(笑)。
この、首にそっと触る手加減でヴァイオリンのネックも持つんです。

自分でもやってみて、感覚に訴えてとてもわかりやすいと思いました。

今日の生徒(大人)に早速伝えました。
そのとき、首を触りながらしゃべってみると、声の振動がすごく手に伝わっ
てきたんです。
それで、一つ大切なことに気がつきました。
ヴァイオリンのネックでも同じで、本来はヴァイオリンの音の振動が左手に
も伝わって来るはずですが、いかがでしょう?

たいていはそれを感じないほど力が入ってしまっているのだと思います。

感じられるまで、手の力を抜き、感覚を研ぎすませてみてくださいね。
とても気持ちよくありませんか?

メニューイン氏も、左手も右手も音の振動がブルブル伝わるのを感じられる
ぐらいの触り方でないといけないといつも言っていますね。

皆様のヴァイオリンライフが素敵になりますように。

※前回の続きの、「敏捷性」については、また次回以降に取り上げますので、
今しばらくお待ちくださいませ。

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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
__________________________4号

ルーチェの会ヴァイオリン・ヴィオラ教室講師、石川ちすみです。

先日は速いパッセージを弾くための実践的なお話でしたが、今回
はもっと基礎的なトレーニングについて書いてみたいと思います。

======
1)拡張

2)敏捷性
======

まず、1)から。
よほど手の大きい方以外、手がもっと広がれば音程が取れるのに、
と思われていると思います。

まず、トレーニングの前提として、ヴァイオリンの左手の拡張は、
真横に広げるのではなく、斜めに、扇を広げるように、広げます。
左手の指の基関節(根元)から手首にかけて走っている骨がお扇子
の骨格だと思ってください。

左手のひらを自分の顔の方へ向けてみてください。
4の指は顔の方へまっすぐ目指して前に突き出すように伸ばします。
3の指は少し曲げて、2の指はさらに曲げて、1の指は少し後ろにそ
らすように、顔から遠ざけるように曲げてください。
このとき親指の根元の筋肉がふくよかな状態にしておきます。つま
り、親指を顔から遠い方へ開きすぎると手のひらが薄くなりますが、
こうならないように保ちます。
指先は基関節より下には行かないように、曲げ方を浅くした方が開
きます。
この形で指先が想像上の弦に一直線に並ぶよう、指の曲げ方や方向
を微調整して形を整えます。

この基本の形が空中で気分よくサッと作れるようになったら、これ
から書くトレーニングをします。
これは、ヴァイオリニスト山崎千晶さんに教わった訓練法です。
弓は持たずに、無音での練習です。

(1)楽器を構えて、第四ポジションぐらいに左手をセットします。

(2)先ほど作った左手の形を弦の上で作ります。

(3)2の指をフラジオの時の様に弦に軽く触れた状態で、スルスル
とスライドさせます。指をぺたんこに寝た状態にするとハイポジに、
指を立てると低いポジションに行きます。最初は動きにくくても、
3ポジション分ぐらいは動くようになります。同様に3、4、1でも
やります。1指は後ろにそらしてスクロール側にもたくさん動かします。
このとき、親指の根元がふわふわの状態にキープしてくださいね。

(4)次にこれを手首からの動きでやります。手首を曲げるとき指が
ハイポジへ、手首を戻すと低い音へという動きです。

(5)腕全体の動きでも動けるようにします。手のひらが親指の根元
から離れるとハイポジへ、戻ると低くという動きです。動きの源は上腕
です。

これをしていると4本の指にヴァイオリンを弾くための統制がとれてき
て、自然な拡張ができるようになります。

難しいと感じたら、右手で楽器のくぼみのところを支えて楽器の保持を
助けてあげながらやってください。

長くなってしまったので、(2)の敏捷性については次回に書きたい
と思います。

皆様のヴァイオリンライフが素敵になりますように。

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必ずしも全員のご質問に答えられないことをご了承下さい。

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_________________________________3号

16分音符がたくさん並ぶ速い箇所がテンポで弾けない、とお悩みの方が
多いと思います。
今日はとても効果のある、2つの練習方法をご紹介します。

まずはリズム練習です。

次のようなリズムで弾きます。
♪タ〜タタタ、タ〜タタタ♪

つまり、最初の音を長めにして軸にして、4つつながっている音符をひと
まとまりとして、各パーツを完成させていきます。
タタタの部分は結構なテンポになるので、否が応でも繋げて覚えられます。
”タ〜”はなるべく長く弾いて、”タタタ”は素早く弾きます。
このリズムで楽しくなるぐらいに弾けるようになったら、普通に16分
音符で弾くことができるようになっていると思います。
つまづいた箇所があれば、その音符がある4つまとまりのパーツをメンテ
ナンスします。

こういう練習を経てもまだ弾けない場合は、指先に力が入っていて、指を
上げる動作が鈍い原因が考えられます。

今日レッスンした生徒は、ヴィヴァルディ「夏」3楽章の32分音符が皆の
テンポについていけないと相談してきました。

この生徒も、長い間弾いているので曲は理解しているのですが、指に力が
入っていて廻らないという症状でした。

そういう場合の練習法は、まずは楽器を横に置くことです。

そして、ドレミを言いながらエアーヴァイオリンで指を動かします。
正しい指が反応していなければ、4つ固まりの音ごとにやりなおします。

さて、このときの指の動きを見てみてください。指が手のひら近くまで
下りていませんか?だとしたら、これは良くありません。力の入れ過ぎです。
これでは、次の指が出ないはずです。
こうなっていたら、このやり方を変えなければいくら練習しても指は廻りま
せん。

指は、指の根元の関節=基関節がピクッと動く程度にしか動かしません。
指は上の方で丸くなっているまま、ピクピク動かしているだけで、基関節より
下まで下りてきません。
これで、まずゆっくりと音符をドレミで歌いながら該当の指を順番にピクピク
動かす練習をしてください。
頭で考えた命令を指に送って「筋肉で」指を動かすのではなく、ドレミを思い
浮かべた瞬間に指の基関節が反射的に動くという風に「反射神経を呼び覚ます」
という風に、これまでとやり方をかえてみてください。
最初は頼りない感じかもしれませんが、それでいいのです。
ここが大切ですので、最初の方の4つの音符で、繰り返しやって、この感じを
つかんでくださいね。

それがわかったら、パーツ(4つの音)ごとに止まりながらさらっていきます。
そして、徐々に速くしていって、該当箇所全部をテンポで歌いながら正しい指
が反応するまで練習します。膝でリズムを取って歌いながらやりましょう。

ここでいよいよ、楽器を手にして弾いてみてください!
いかがですか?

今日書いた内容はレッスンの企業秘密みたいなところもあって、これまでは門下
生にしか教えていませんでした。
文字ではわかりにくいかもしれませんが、ご参考になりましたら幸いです。

皆様のヴァイオリンライフが素敵になりますように。

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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
__________________________第2号

先日は、私が最も尊敬するヴァイオリニスト、朝枝信彦先生のコンサート
とマスタークラスがありました。

コンサート詳細はブログに書いています。

http://ameblo.jp/violinchis/entry-11850443081.html

マスタークラスと言っても、初心者や子どもはもちろん、アマチュアの大
人にも門戸を開いておられます。それでいて、内容は実に本格的です。

色々な生徒がレッスンを受けるのに立ち会いましたが、今回はメルマガの
皆様へ、ヴァイオリン歴2年の大人の生徒を連れて行ったときのことを書いて
みます。

その生徒(Yさん)はベートーヴェンのト長調のメヌエット(鈴木2巻)
を持って行きました。Yさんは4の指が少しまがっていて、手が固いため、
なかなか手の形が作れないのが悩みだったのですが、やはり朝枝先生も、
まず左手の形を作りましょうということをおっしゃいました。

ヴァイオリンの基本は、手の形を変えずに、力まずに、1〜4の指を音程
が取れる形で押さえるです。なるべく4の指の時だけ腕や手の形がぶれな
いようなるポジションを探します。
一般的に、人差し指が一番折りたたまって曲がっていて(四角形になるぐらい)、
次に2の指、3の指の順に少しのびて行き、4はまっすぐ伸ばしたような形にな
ります。こうするのが一番1〜4が拡張するからです。
初心者の方は、空中でこの形が作れるように何度も練習しましょう。

それで、親指の形には3つあります。

1)人差し指の向かい側に、第一関節のカーブを自然にネックのカーブに
沿わせるように置く。

2)もっとハイポジション方向へ、2の指の向かいあたりに。こうすると
4の指のヴィブラートの時などやりやすくなります。

3)は、今度は親指の先をスクロールの方向に向けて腹(第一関節より上)
をネックの下に触れます。こうした方が楽な場合もあります。

ちなみにいずれの時も、人差し指の付け根は決してネックに押し付けず、
そーっと接触させておきます。
親指には楽器を上に持ち上げるという役割もあります。
3つのどれかを常に採用するというのではなく、このどれもできなければ
いけません。

左手のやりやすさへの影響が無視出来ないのが、楽器を構える角度です。
Yさんの場合、楽器を顔の正面に来るように角度を変えてみました。
こうすると4が届きやすくなり、
楽器のセッティングを見直したり、左手の形を色々見ていただいた結果、
最後には音が取れるようになっていました!
私自身も家に帰って楽器の角度を見直しましたが、顔正面に持って行った
方が確かに4が届きやすくなりました。

それと、シードレード#レード#レード# のとき、ドとド#の半音は手
の形が崩れないように、ド#のときに指先の関節だけをペタッと伸ばして
取ることを指摘されました。
私の生徒の中にも、指をずらすときに手首を固くしてずらすので手の形が
崩れるし時間がかかる上に手に負担がかかってしまう人がいますが、指先
の同じ場所で弦を押さえなければいけないという先入観は捨てることで楽
に音程がとれます。
A線のレ#などのときも、応用出来ますね。
これが難しく感じる人は指先でつかみに行っている可能性があります。

気づいたのですが、指先でつかみにいくと、指の第一関節が固くなって、
朝枝先生のおっしゃったような技術が使えませんので注意してください。
ヴィブラートのかかりにくい生徒も指先でつかみに行っているのが原因が
多いです。
解決法は、いつも指の基関節(根元)からの発動で弦に指を置きます。
このことは、また改めて詳しく書きたいと思います。

左手は大切ですよね。皆様も左手でお悩みが多いのではないでしょうか。

こちらもよかったらどうぞ。

ブログ記事:「ヴァイオリンの左手が難しいわけ」

http://ameblo.jp/violinchis/entry-11847962921.html

皆様のヴァイオリンライフが素敵になりますように。

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夢の叶え方〜大人から始めたヴァイオリン上達法 メールマガジン
__________________________創刊号
※これは別のメルマガスタンドにて配信していたバックナンバーです。

たくさんのご登録ありがとうございます!

わざわざ読者となっていただいた皆様に感謝を込めて、メールマガジンではブログ
では書けないレベルの内容も書きたいと思っています。

今日は目標の定め方について、書きたいと思います。

皆様はヴァイオリンを始めたきっかけはどのようなことですか?

漠然と「○○を聴いて憧れて」ですか?

それでは、もう少し深く掘り下げてみてください。
憧れるというのはどうして?今の自分の現状はどうなのか?
それをどのように変化させたいのか?

そして、それを基に、なるべく具体的に、将来の地図を描きましょう。

ヴァイオリンを習うことによって、自分の人生がどうなっていくのか。
10年後にどうなりたいのか。

私は23才でヴァイオリンを始めたとき、10年後の地図を描いていました。
自分が出演する演奏会のチラシまでデザインしたり(笑)。
もちろん、当時の自分には業界のこともわからず稚拙な想像も多々ありましたが、
それは後で修正していきました。しかし、そのように大まかにでも目標を設定して
いなかったら今の自分はありませんでした。先のヴィジョンがあればこそ、
必要となる大胆な行動が取れるのです。

もちろん皆さんに、私のようにプロになることをお勧めしている訳ではありません。
あなたにとって大切な目標というものがあると思います。
これはヴァイオリンということにとどまらず、あなたの10年後を思い描くこと
は大切だと思います。その中で、ヴァイオリンはどのような位置にあるのでしょうか。

例えば・・・
☆ ○○が弾けるようになる?
ーーその曲を何処で弾いていますか?
ーーお部屋でいいですか?ーーどんなお部屋で?
ーー10人ぐらいの人の前で?ーーどんな人の前で?
ーー100人ぐらいのホールで?ーーどんな集まり?

☆自分の趣味を持つことで、家事へのモチベーションを保ちたい?
ーー家族はそんなあなたをどのように見ていますか?
ーー子どもも習いたがったらどうする?
ーーその時、子どもは何才?

色々と、深く掘り下げて考えてみましょう。
きちんと目標が定まれば、それから逆算して、今やるべきことが見えてきます。
その目標を実現するためには、どのような先生を探せばいいのか?
既に先生についている人なら、思い切って先生に目標に到達するにはどうすれ
ばいいのか、相談してみるのもいいでしょう。

私の場合、ヴァイオリンを習い始めた当時、会社員でした。
そして1年後に、「音大に行って専門的に勉強したい」と習っていた先生に相談
しました。
そこから、色々なことが動き出しました。

※その頃のことはブログに詳しく書いています。

http://ameblo.jp/violinchis/entry-11335623856.html

その目標が一時的なものや利己的なものではなく、あなたの成長に本当に必要な
ものなら、援助が得られると思います。
周りの援助なしに、目標達成は難しいです。
だから、まず、どのような目標を持ってヴァイオリンを習うのか、自分自身で明確
にしましょうね。

ちょっと抽象的なお話になりましたが、大人になって始めるということは、子ども
程は時間がない、ということです。
先生任せ、流れ任せにせず、しっかりと自分で目標を持ってやることが、大人とし
ての責任であり、上達には不可欠だと私は思います。

皆様のヴァイオリンライフが素敵になりますように。

☆☆☆

ご感想、ご質問をお待ちしております。
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発行者:石川ちすみ

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