〜はじめから美しい音で 楽しいバイオリン入門 「弓は踊る」「弦は響く」教本セット

ヴァイオリン病から回復し、音楽する喜びを取り戻そう

ハヴァシュ式アプローチで、奏者を機械的な繰り返し練習や、緊張系のドグマから解放し、音楽そのものを感じ、喜びを持って弾けるところに立ち返らせたとき、「今まで私は何をやってきたのだろう」「こんなに楽に弾けるなんて!」「楽器本来の美しい音が出るようになった」「人生が変わった」と言われます。

劇的な変化です。

このような変化をサポートするために、石川が使用している教本が、この「弓は踊る」「弦は響く」教本です。

カトー・ハヴァシュ先生のアプローチに基づいた、初心者向け教本で、教師用2冊と、生徒用3冊からなります。

通常の教本では数ページで終わる、「楽器の構え」「弓の持ち方」「開放弦」の部分を、丸ごと1冊をさき、先生とのアンサンブルを楽しみながらじっくり学ぶことにより、はじめから美しい音で弾けるように導くことができます。

ヴァイオリンの「ギーギー音」とさよなら

この教本を正しく習った生徒は、はじめから美しい音でヴァイオリンを楽しむことができます。

また、中級、上級者で基礎に問題がある方のやり直しにも最適で、最短数ヶ月で奏法をガラッと変えることができます。

次のようなお悩みの解決へ

  • 同じように手ほどきしても、すんなり出来る生徒と、そうではない生徒に分かれてしまう。
  • 出来ない生徒をどのように指導してよいか、施行錯誤している内に生徒が退会してしまうことがある。
  • 力んでギーギーした音になり、本人も楽しくないし、レッスンが苦痛である。
  • 親から練習をめぐるバトルの相談を受けることが多い。
  • どうしてもまっすぐなボーイングで弾かせることが出来ないが、その内できるかと、半ば祈りながら曲を進めている。
  • 弓の先ばかり(又は元ばかり)で弾いてしまう癖がある生徒がたくさんいる。
  • A,E線は良いが、D,G線を弾かせるのがなかなか難しい。
  • 右手を直したら左手、左手を直したら右手と問題が生じ、両方を協調して弾けない生徒がいる。
  • 合奏を指導してみたら、ある程度弾ける生徒でも伴奏パートを弾く耳が育っていないことに愕然とした。
  • 音程が悪いので、年中「高い!低い!」と叫びながら教えている・・・または、もう諦らめていて音程のことは言わないことにしている?!

以上のような手ほどきの悩みのすべてには、奥深い原因があります。
その原因は初心者のみならず、上級者にもあてはまるもので、詳しくは「ハヴァシュ・バイオリン奏法」(カトー・ハヴァシュ著、石川ちすみ翻訳、ヤマハミュージックメディア刊)に解説されています。
一言で言うならば、内なる音楽性の開発とそれを表現するための力みのないバランスの取れた奏法を指導できていないからです。

どのようにすれば、初歩からこのような指導をできるのでしょうか。
日本ではこのためのテキストが欠けている状況が長く続いていました。

しかし、カトー・ハヴァシュ氏のアシスタントを長年勤た名教師グロリア先生の教則本の待望の日本語訳が完成しました!

著者のグロリア先生は、ハヴァシュ先生が最も精力的に世界中でワークショップをしていたときにアシスタントとして働く傍ら、イギリスの公立小学校にてヴァイオリン教師として長年勤めた先生です。その経験と学びをすべて投入して著された教本が「弓は踊る」「弦は響く」です。

本書は、小学校低学年ぐらいの子供が初めてヴァイオリンを習うことを想定して書かれています。
平易に書かれてはいますが、内容は奥深く、中・上級者の基礎の見直しにも最適です。

私自身も「初めからこのように習いたかった」と感じながら、教えています。
この本で勉強した教師に習うことが出来る生徒はなんと幸せなことでしょうか!

そして、この教則本で手ほどきされた生徒は、はじめから美しい響きの音で演奏することができます。調子が外れたままギーギー弾くという、初心者の苦しみはありません。

それだけにとどまらず・・・

嬉しいことに、このメソッドを教室に導入された先生自身も大きく進歩されることでしょう

なぜなら、この教本で教えていると、生徒の内なる耳を育てる作業、音幅を左手の基関節で感じる訓練などをたえず一緒にすることになります。
これこそが、ハヴァシュ式アプローチの真髄である、「内なる音楽を力みやあがりに煩わされず、思うがままに表現する」という目標の土台作りを、先生自身もしていることになるのです。

例えば、生徒にお手本演奏をするために、密かに練習していませんか?

この教本で学べば、そのような必要はなくなります。
先生が楽しんで弾いていると、生徒も自ずとその態度を学びます。
生徒を教えながら、自身も楽しくヴァイオリンを弾くための基礎を勉強してみませんか?

教本内容

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「弓は踊る」

楽器の構え方、弓の持ち方、開放弦のボーイングを扱っています。
自分の心地よさは良い音につながっていることを徹底的に理解させ、ゆるみのある奏法を確立します。元弓から先弓まで、あらゆるボーイングの技術の土台が習得できます。なじみ深い曲を先生と二重奏をしながら、生徒の想像力を常に刺激しながら段階的に習得します。レッスン1〜14として構成されています。

教師用解説書と、生徒用の練習帳があります。

【中身チラッと見】

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教師用:たくさんのエクササイズ

 

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教師用:構えの力みの矯正に効果的!

 

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教師用:工夫された楽しい二重奏

 

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生徒用:想像力を刺激するワーク

 

「弦は響く」

「弓は踊る」で確立した基礎を土台に、左手の技術を学びます。ゆるやかなステップごとに無理なく学べます。初めて弾く音、G線のラの音から、共鳴した美しい音を出させます。ファーストポジションのほとんどの手の形が提示され、調性の学びへと繋げることができます。

教師用解説書と、生徒用(上巻)(下巻)の3冊からなり、さらに生徒用には、発表会に最適なピアノ伴奏付き演奏会用曲集が付属します。

【中身チラッと見】

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教師用:左手の技術について詳細な解説

 

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教師用:ハヴァシュ式奏法への扉が開く

 

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生徒用:段階的に力まない左手を学ぶ

 

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生徒用:先生との楽しい二重奏

 

電子書籍にて発売中

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「弓は踊る」教師用 全68ページ
「弓は踊る」生徒用 全40ページ
「弦は響く」教師用 全64ページ
「弦は響く」生徒用上巻 全64ページ+別冊演奏会用曲集
「弦は響く」生徒用下巻 全62ページ+別冊演奏会用曲集

2017年の発売より、紙で販売し、たくさんの教室でご愛用いただき、生徒さんへのリピートやご高評をありがとうございました。

事情により、紙の冊子での販売は、しばらくの間お休みいたします。
デジタル版を発売しますので、その間必要な方は、そちらをお求めください。(2023/12/29)↓

   デジタル版のショップへ   

お買い上げの先生方の声

東京都 浅野千恵先生より

その後「弓は踊る」「弦は響く」の教本で学ばれる方が少しずつ増え、初めて教え始めた生徒様は、あと少しで教本を終えようとしています。そして、教えてみて改めて、この教本の素晴らしさに感動しております。

生徒様だけでなく、私も大変教えられることが多く、自分自身の弾き方も変わってきました。

以前は楽器と格闘していましたが、とても楽に音が出せるようになり、楽器がよく響くのです。

時間があれば、ずっと弾いていたい気持ちになるほど、楽しくて仕方ありません。

教本をめくるたび、なるほど…すごいとうなっていた私の感動が他の先生方に少しでも伝わることを願っております。

ヴァイオリニスト山崎千晶先生ブログより

ブロ友の石川ちすみさんが

翻訳された「弓は踊る」など全7冊の教本を、

私も子どもを教えるにあたって、勉強しています。

学生さんや、大人を教えるときには、とことん理屈ですべてを説明して、

本人のペースにも合わせて、とやっていきますが、

子供はまったく違うアプローチが必要です。

「弓まっすぐ~」なんて言ってもキョトンとしていて、良い指導法ではないと感じます。

そこで、この教本を買いました。

すると、石川さんからビデオが送られてきて、それをもとに先日は弓がまっすぐに

いかない子供たちにやらせてみました。

この教本の、「羽ばたき」や、

「ポトンペラン」をやらせると、子供はとたんに楽しそうにやってくれます。

そのうえ、すぐに弓がまっすぐになり、音がきれいにつながる。

私の予想よりはるかに効果的で、しかも子供が予想以上に嬉しそうになり、大変やりやすいと

いうのを発見。

また拍子にのって歌うことをことを基本に、細かくいろいろな指導法が提示されています。

(リズム感のない子もけっこうういるので、どうしようかと悩んでいたところ。)

現代の、特に日本は学校、おけいこ、運動など、誰も時間がなくて、このような指導方法がまどろっこしく感じるかもしれませんが、この方法が、実は総合的で一番早道なのです。

私も含め、つい時間がないため、サラっと読んでしまうとたぶんその良さが理解出来ないと思いますが、ムリのない弾き方を伝達するにあたって、これを考え出した著者の方はそうとう実践と研究をされたうえでの教本だなぁと思います!

それに訳した石川さんも素晴らしい。pastedGraphic.png

(私も経験しましたが、翻訳も、かなりの労力がいります。。)

チェコでは、いなかの音楽学校の先生でもこのような指導法が出来る先生も少なからずいて、また教本も充分にあり、ムリのない弾き方をしている子供も、学生もたくさんいます。

日本も、このような教本をしっかりものにして、そういう奏者を輩出する国になってほしいです。

 

美しい音なんて出せないとあきらめてたけど・・(愛知県 太陽音楽塾 川口眞由美先生)

この教材は、基本的なバイオリンを弾く大切な元を創るうえで

とても丁寧でよい本だと思います。

この教本と、鈴木の教本とでレッスンしていてとても楽しいです。
感謝しています。

うちの塾では人を癒す音を、目指しているのですが
皆さんはバイオリンが難しい楽器と思い込んでしまっているので(私もそうでした)
美しい音なんて出せないとあきらめてしまいます。
この教本で初めから美しい音が出せることを先に伝えることが、
これからの長い音楽人生において希望となってくれることを願って
教えたいと思います。

動画も助かります(東京都 A先生)

 
いつもありがとうございます(*^^*)
楽譜を購入させて頂いてから、動画も付けて頂いて本当に助かっています!
目で見られると、この教材の良さと理解が本当に深まります。
ポトンペランは立ち姿勢を考えながら私も毎日させて頂いています。
最近ブランブランの動画を発見し、私も生徒に説明するのに悩んでいた事がとても参考になりました‼︎
私の為にも教える為にも出会えて良かったです(*^^*)
 

初心者の小さい子どもたちに飽きさせない(東京都 K先生)

急に初心者の小さいお子さんが増えたのでどうしたら上手に教えられるか迷っていたところでしたが、お陰さまで導入もいい感じにすることが出来ました。

なかなか集中力がない年頃ですので、こちらの計画のようには行かず、いつも予定している事の何割かしか出来ないのですが、でも少しずつの進み方で曲を弾くまでがどれだけ大切なのかは私も思いますし、飽きさせずにレッスン出来るこのメソードは本当素敵です。

いつか関西に行くことがあればワークショップなどにお伺いしたいです。

私自身が楽なボーイングが出来るように(愛知県 S先生)

今まで、色々な教え方をしてみましたが、
弓を力任せに押さえつけて弾く弾き方をしてしまっている人は、よっぽど自分で気付いてではないと、いくらこちらが指摘しても直すことはしないです。
おそらく、今、(上手下手は別として)
取り敢えず弾けているのだから、別に直すことないでしょ… というくらいの考えなのだと思います。

最初からハヴァシュ式で練習すれば、
脱力の難しさ等、たとえ、それがすぐに出来なかったとしても、一番の近道のように思います。
何よりも、私自身が楽なボーイングが出来るようになったことが、何よりも収穫です。

「空飛ぶヴァイオリン」ですっぽり肩に入る、あの感覚(愛知県 S先生)

まだピチカートしか出来ない生徒が
空飛ぶヴァイオリンをやった時の
すっぽり肩に入るあの感覚は、
他のメソッドには、なかなかないと思います。

生徒、とても楽しいそうです(愛知県 S先生)

無理なく進めていけるので、生徒も達成感があり、とても楽しいそうです。

力みを取り去るアプローチ(埼玉県 K先生)

バイオリンは力が入りすぎて弾く子が多く私自身も力んで弾きがちです。
それを根底からくつがえすニューアプローチです。

夢のある、確実に上達できる教材(アメリカ合衆国 N様)

今日教材が届きました!早急に送って下ってありがとうございました、感謝申し上げます。
すごく夢のある、確実に上達できる教材にやっと出会えたなあというのが正直な感想です。
私も将来こんな風にバイオリンを教えられたら楽しいだろうなあと思いました。

お申し込み

   デジタル版のショップへ   

※ヴァイオリンの先生でなくてもご注文いただけます。大人のアマチュアの方の独習にも使用されています。

教本エクササイズの動画配信中!

続きまして、以下のようなお声に答えて、教材購入者限定特典のご案内です。

・教材を買ったけれど、自分の解釈で合っているのかどうか不安。

・どのような動きなのかを実際に教わってしっかり理解してから教えたい。

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お買上げの「弓は踊る」の最後のページにアクセス用のQRコードがございますので、読者専用ページから御覧ください。

  今すぐ買う(デジタル版のショップへ)  

「未来のヴァイオリニストのための音楽理論」教材販売

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楽典を生徒にどのように教えるか、お悩みではありませんか?

ザイツのコンチェルトぐらいになってからあわてて理論を教えるのではなく、簡単に口ずさめる短い童謡のような曲のときから、楽譜を理解するレッスンを導入することをお勧めします。

この本がきっかけで、自然に楽譜への知見が開かれ、それによってヴァイオリンを弾くことがますます簡単で楽しくなることを願って翻訳・製作いたしました。

「未来のヴァイオリニストのための音楽理論」
キラキラ星からチャイコフスキーまでの道のり
第一巻:キラキラ星からモーツァルトまで

(全98ページ、調号、音符のフラッシュカード付き)

著者:エリザベス・フェイドリー、マイケル・ウィッテンバーグ共著
翻訳・発行:石川ちすみ

◎お支払方法:受付メールに記載の指定口座に先払いをお願いします。
◎販売価格:4,400円(税込)+送料430円

※解答が付属していないので、学習には先生のご協力を得てください。

   お申し込みフォーム   

お買い上げの先生方の声

ヴァイオリニスト山崎千晶先生ブログより

バイオリン奏者用の音楽理論の本

ブログ友達の

石川ちすみ先生が、

イギリスの「未来のヴァイオリニストのための

音楽理論」というワークブックを

翻訳・自費出版されて、

私も使わせてもらっています!

私も小学生の生徒が何人か

いるのですが、レッスンに来て

しばらくして、らくに弾けてくるようになり、

では次の段階に行こう!と

新しいエチュードなどを

出すと・・・

その次の週、楽譜とにらめっこして、

本来サッと弾ける程度の楽譜と格闘している

生徒が何人か。

または、曲を演奏するときに

音楽の内容について少し

説明したり、音程感覚をもって

もらおうと思って、「長調、短調」の

話や、リズム、拍、などの

ことを言いたくても、それらの

基礎知識をまったく教えてもらう

機会がない生徒さんたちがいます。

ピアノをやっている、あるいはやっていた生徒は

音も読めますし、リズムや調のことも

理解しているので、問題ないのですが、

中にはバイオリンだけやってきた生徒もいます。

その場合には、音をすぐ読めないことや、

リズム、調性などの知識がないことが、

結局足かせになって先に進めない。

ある生徒さんには、別の先生に

ピアノ&ソルフェージュに行ってもらった子も

いますが、ある子は勉強や

他の習い事に忙しく、これ以上

別の先生に行く時間がありません。

それに、家にピアノがない生徒もいます。

しかし、バイオリンだけやっていると、

あるレベルから音がすぐに

読めないことが足かせになって、

先に進めません。

そんな問題を抱えていた折に、

このワークブックを知り、

さっそく3人の生徒に

やってもらっています!

これはバイオリン奏者用なので、

家にピアノがなくてもできますし、

URコードでネットで音を聞いて、

聴音をやらせる宿題も入っています。

これなら、家で宿題でやってきてもらい、

レッスンで時間がなくても

答え合わせをして、必要な

説明だけすればよく、

なにしろピアノではなく!

「バイオリン奏者」用

なのがありがたいです。

趣味でやる生徒であっても、

こうした知識なしに

バイオリンを続けることの方が

時間の無駄であり、弾かなくなれば

すぐに忘れてしまって、

将来何も残らない。

チェコの場合、公立の音楽小学校が

どの町にもあり、誰でもやってみたい楽器を

なんこか選んで習えるのですが、

小学1年生で始める場合、

半年間ぐらい楽譜やリズムの

勉強をする「準備期間」という

授業が設けてあるそうで、

なかなか素晴らしいシステムだなと

思いますが、

日本ではそういうわけにもいきません。

そんな折に、

このワークブックを知り、

とても助かっています!

このブックが今後書店で

誰もが買えるようになれば

良いと思いますが、今は

石川さんから

お申込みください!

私もこのワークブックが

楽譜屋さんで買えるように、

尽力してゆきたいと

思います。ドキドキ

   お申し込みフォーム   

ハヴァシュ式指導者養成コース

生徒さんが納得し、初心者から美しい音が出せる指導法を手に

教本を使用したレッスンを体系的に学び、指導に活かしていただくには、レッスンコースをお勧めします。文字で理解することには限界があり、教本の真髄を、動きや実際の音を通してお伝えします。

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