すべての生徒が挫折せずヴァイオリンを楽しめる、幸せな指導法があったとしたら、どうでしょうか

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ヴァイオリン・ヴィオラの先生、このようなお悩みはないでしょうか?

  • 手ほどきの指導法を常に模索している。
  • 同じように教えても、すんなり出来る生徒と、そうではない生徒に分かれてしまう。「そうでない生徒」の指導法を試行錯誤しているうちに、生徒の方からあきらめて退会する・・・。
  • 力んでギーギーした音になり、本人も楽しくないし、聴く方としてもレッスンが苦痛である。
  • 親から練習をめぐるバトルの相談を受けることが多い。
  • どうしてもまっすぐなボーイングで弾かせることが出来ないが、そのうちできるかもと、半ば祈りながら曲を進めている。
  • 弓の先ばかり(又は元ばかり)で弾いてしまう癖がある生徒がたくさんいる。
  • A,E線は良いが、D,G線を弾かせるのがなかなか難しい。
  • 音程が悪いので、「高い!低い!」と叫びながら教えている・・・または、もう諦らめていて、音程のことは言わないことにしている?!
  • 身体の痛みを訴える生徒を指導する方法がわからない。

上記お悩みの原因に共通するものとは?

上記のお悩み、いくつあてはまられましたでしょうか?

おそらく、1つということはないと思います。多くの先生には、複数あてはまられたのではないでしょうか?

実は、これらの問題には共通する原因があります。

それは、生徒の精神的、肉体的「力み」を適切に防止してあげれていない、ということです。

本来ヴァイオリンには、一切の余計な、わざとらしく押し付ける「力」は必要ないのです。

では、はじめて楽器に触れる生徒さん、練習時間の限られた生徒さんの力みをどうしたらとってあげられるのでしょうか。

そして、真面目でよく練習する生徒さんほど、力みやすく、身体の痛みやあがりにつながることがあります。

そのような生徒さんが、「先生に言われたことに気をつけて練習してもうまくできません。私には才能がないのでしょうか」と悩んだとき、そして「身体が痛いのですが、どこがいけないのでしょうか?」と悩みを打ち明けたとき、あなたは適切なアドヴァイスができているでしょうか?

「そのうち慣れます」「練習が足りません」「ヴァイオリンは痛いものです」「奏法が力んでいるからですよ」

このような答えでは、生徒さんを救うことはできません。

 

なぜ「力み」が起こるかという原因を、ハヴァシュ先生は以下のように分析されています。

  1. 楽器と弓の持ち方の力み
    「楽器をしっかり固定しよう」「弓をまっすぐになるようにコントロールしなければ」という教えから、生徒さんに不安を植え付けてしまっています。全く別の言葉がけ、指導法が必要です。

  2. 目の錯覚
    ヴァイオリンは、顔の目の前で演奏動作が行われるため、実際の合理的な動きとのギャップが生まれます。

  3. 木の硬い手触りによる反作用
    柔らかいものを触れば柔らかく、硬いものに触れると硬く反応するのが人間の本性ですが、ヴァイオリンには、生き物を扱うようにやさしいタッチが必要になります。

幸い、これらの原因を解決する処方箋がハヴァシュ式アプローチには、しっかり確立されています。

それは、以下のようなことになります。

  1. リズミックパルスの確立
  2. フレキシブルなスウィングする関節連携を確立
  3. 歌う声を使ってコントロールの中枢を作る練習法

この教材でこれらのことを学べば、どうしたら、生徒さんを力まない、ゆるんだ自然な奏法に導くことができるかが、明確になります。

そして、力みが解消された生徒さんは、音楽に没頭する余裕が生まれ、ヴァイオリンから喜びを感じるようになるでしょう。

ハヴァシュ式を学ぶことで得られるもの

(1)生徒さんの音が美しくなる

 初心者の生徒の音を聞くストレスから先生も解放され、何より生徒本人にとって大きな喜びになります。

(2)生徒さんにその場で、できるようになって帰ってもらえる

 先生にも、生徒にも満足度の高いレッスンになります。

(3)生徒さんが練習してこなくても、いくらでもレッスンができる

 万一、生徒さんが練習してこなかったとしても、その場で一緒にハヴァシュ式のエクササイズと練習法を行えば、楽しく譜読みすることができます。

(4)生徒さんがヴァイオリンを楽しむことができる

 先生が指導法に自信を持てると、生徒さんの安心感につながり、ヴァイオリンをどんどん楽しんでくれます。

(5)身体を痛めた生徒さんに適切な指導ができる

 ハヴァシュ式アプローチの最も大きな価値の一つに、身体の痛みの予防と、繰り返し練習に依存しない練習方法があります。たとえ、一時的にどこかを痛めてしまった生徒であっても、適切な指導継続により、演奏復帰に導くことができるスキルを得ていただけます。

(5)講師演奏をプレッシャーに感じず楽しめるようになる

 このアプローチを学ぶうちに、先生の演奏へのアプローチも変わっていくでしょう。そして、誰よりも先んじて、先生の演奏に良い影響が出ます。それこそが、この教材の真価であるかもしれません。

創始者カトー・ハヴァシュ(1920-2018)先生

生徒と勉強するときは、ヴァイオリンに触らせません。
というのも、皆恥ずかしがりで奥ゆかしくて、声を使わないからなの。
どうやって与えるか、どうやってコミュニケーションするかを学ばないとだめなの。
人々には作曲家をそのスタイルどおりに歌って、楽器なしでマイムすることを教えているの。

そう、身体の中のことなのよ。

大切なのは、楽器は運搬人であり、通信装置にすぎないということ。

だから、左手に向かって歌って、音幅をバレーリーナのようにマイムさせるの。
すべての音幅は次へと繋がり、そしてまた次の音へと繋がっていくのであって、
ギュッと止めて揺らして良いヴィブラートをかけようというのと違うのよ。

私は皆に、「どうが間違ってください、間違ったらあなたのことが大好きになるわ。」とお願いします。

これが左手です。

その後、もちろん弓もあります。

それは内側から外側へと流れるのであってただ弓を握って上下に動かすというのと違います。
そして全ては横方向の動きであり、ずっとずっとずっと動き続けるのです。
そういう風にして次に来るもの来るものに没頭するなら、単純に、あがっている暇はなくなるのです。

あがりを取り除くことはできません、皆あるのよ、ただそんな暇はないの。
だって次に来るものを期待し続けるのだから、
立ち止まって「私はうまいだろうか、出来るだろうか、覚えているかな、間違わないかな」
などと考える暇はないのです。

これがニューアプローチについての、かいつまんだお話です。

カトー・ハヴァシュ

 1920年ハンガリー生まれ。5歳で楽器を手にし、7歳にはデビューリサイタルを行うなど、ヴァイオリンの神童として名を馳せました。ブダペスト王立音楽院にて英才教育を受けた後、17歳でカーネギーホールでデビュー後、世界中での演奏活動。

 しかし、結婚して3人の子どもを持ったとき、演奏活動から完全に退き、教職に専念しました。そのとき、幼少時にハンガリーで見たジプシー達の素晴らしい演奏をヒントに誕生したのが、ハヴァシュ式ニューアプローチ(新学習法)です。

 ハヴァシュ氏の教え方のユニークさは、1960年代に『Strad」誌にて大きな話題と論議を呼び、やがてそのカリスマ性に注目されて、英オックスフォード大学に招かれ教鞭をとりました。また、イギリスのみならず、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、他、多くのヨーロッパの国々や、アメリカ合衆国にてワークショップやレクチャーを行いました。

 ”比類のない偉業”を讃えられ1992年に米国弦楽指導者協会(ASTA)より国際賞を受賞。また、”音楽への貢献”を讃えられ2002年に大英帝国勲章(OBE)を受賞。2013年には、”生涯にわたる音楽への貢献”によって欧州弦楽指導者協会(ESTA)より表彰されました。

 書籍に「A New Approach to Violin playing」(「ハヴァシュ・バイオリン奏法」ヤマハミュージックメディア「The Twelve lesson course」「The Violin and I」「Stage Fright」(『あがり』を克服する」音楽之友社)、DVD「A New Approach on the Causes and Cures of Physical Injuries in Violin and Viola Playing」などがあります。

ハヴァシュ・バイオリン奏法

メニューインの序文

悲しいかな、人間には常に無知が付きまとうもので、比類ないも の、独創的なものは、たいていの場合当たり前のことであったりす る。ハヴァシュ女史のバイオリン奏法へのアプローチも彼女独自も のであり、バイオリンの技術のすべてのことは、もちろんそれだけ にはとどまらないが、指先の動き等基本的な動作に集約できると主張している。

私は長い間、指を置くことについて、ヴィブラート、ポジション 移動、グリッサンド、その他あらゆることは、一連の動作の一部で あると伝え続け、明らかにしてきた。だからこそ、たったひとつの 美しい音を出すことも、あるスケールを美しい音で弾くことも、コ ンチェルトを演奏するのと同様の難しさがあり、完全なコントロー ルが必要となる。 右手についても、そして両手を同時に所作することについても同様である。

またここでの、体を全体として捉えるという私と同質の精神には 元気づけられたし、これもまた「独自」のことである。すなわち、 抵抗の小さな拠点を作らず、どの部分もサポートするだけにとどめ、 何をおいても、親指に対抗する他の指、肩甲骨に対抗する腕等にお ける釣り合い、バランスをコントロールすることこそが訓練の目的であることに目が開いている。

道徳的な含みも非常に啓発に富んでいる。磨きぬかれたゆるみや 優美さは決して骨の折れる緊張からは生まれない。ゆるみや優美さ はそれ自体からのみ生まれる。そして、これらの気品(=“ grace; 恩寵”はキリスト教の概念だが)は、何にも負けずに保たなければ ない。執念深く、忍耐強く、たゆまぬ粘り強さと誠実をもって。

イェフディ・メニューイン「ハヴァシュ・バイオリン奏法」序文より)

本デジタルレッスンの講師 石川ちすみ

 

ハヴァシュ先生は生前、積極的にワークショップやレッスンをされていましたが、残念ながら今はお亡くなりになり、それらを受けることはできなくなりました。

現在、ハヴァシュ先生の教えを受けて、ハヴァシュ式アプローチを体系的にレッスンコースとし教えている先生は、世界中で、私の知る限り10人に満たない数です。

そして、講師の高齢化も進んでいますので、これからさらに減っていくでしょう。

日本では、ハヴァシュ先生から直接認定を受けて活動しているのは、正直に申し上げて、私、石川ちすみ唯一人だけになります。

この先、私一個人が直接レッスンできる人数には限りがあります。

そうすると、私がレッスンできなくなったときに日本にハヴァシュ式の窓口はなくなってしまうのだろうか、と想像しました。が、それはあまりにも残念で、ハヴァシュ先生の至宝を未来に残したいと考えています。そこで、一念発起して数々のエクササイズを動画に残し、解説を書きため、この教材を作成いたしました。

これまで、ワークショップを含めると400人以上の生徒を指導してまいりましたが、みなさんそれぞれのレベルで、力みの解放を体験され、喜びの声を聞きました。

また、私が直接指導した人のみならず、私がお教えした先生がその生徒さんに教えても、同じような解放が起こることがわかっています。

先生もぜひこの教材を手にされ、指導現場で実践していただけませんか?
きっと生徒さんの笑顔から、即座にこのアプローチの素晴らしさを実感していただけると確信しています。

略歴

早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。会社員として勤務後、1995年大阪音楽大学短期大学部音楽専攻ストリングアンサンブルコース卒業、1996年同大学短大専攻科ヴァイオリン専攻修了。

今までにヴァイオリンを、若林暎子、故・片山治夫、故・東儀幸、山名公子、荒田和豊、ミシェル・ウォルシュ、田口朝子、グロリア・バクシャイエシュ、故・カトー・ハヴァシュの各氏に師事。 2013年朝枝信彦氏のマスタークラスを受講。ヴィオラを田口朝子氏に師事。

2014年より度々渡英し、カトー・ハヴァシュ、及びその高弟のグロリア・バクシャイェッシュの下、”ハヴァシュ式ニューアプローチ”の基礎を学んだことから、力みやあがりを防止するアプローチ、怪我を予防する奏法の指導に定評があり、定期的にワークショップを開催。書籍「ハヴァシュ・バイオリン奏法」(ヤマハ・ミュージックメディア)、〜はじめから美しい音で〜ハヴァシュ式アプローチに基づく入門教本「弓は踊る」「弦は響く」(グロリア・バクシャイエッシュ著)、「未来のヴァイオリニストのための音楽理論」を翻訳出版。

CD録音、オーケストラ、室内楽などの演奏活動多数。

ヴァイオリン・ヴィオラ教室ルーチェの会主宰、ルーチェ弦楽合奏団代表。
カトー・ハヴァシュ協会公認講師。
神戸市東灘区在住。

 

翻訳書に「ハヴァシュ・バイオリン奏法」(ヤマハミュージックメディア)、”はじめから美しい音で〜「弓は踊る」「弦は響く」”があります。

(写真:2015年オックスフォードにて。ハヴァシュ氏と講師。)

教材内容

この教材は、動画や解説を、自分の好きな時間に見られるオンラインプログラムです。

教材の進め方


1. 教材を読み、動画で動きを確認

2. 実際にやってみる

3. 宿題をこなす

4. コメント欄から、気づきや、宿題の成果をレポートして定着

5. 質問があれば質問 → 講師が回答

レッスン内容

実際の教材のトップ画面です。

  1. リズミックパルス
    このすぐにできるエクササイズで、かなりの力みの解放を味わっていただけます。
  2. 楽器の構え《前編》
    楽器との関係を一変させるエクササイズを体験。
    楽器が軽く感じるようになります。
    生徒に最適な肩当ての合わせ方も学びます。
  3. 楽器の構え《後編》
    肩こり、首の痛みや、顎関節症を予防する、ゆるみのある楽器の構えを学べます。
  4. 弓の構え
    弓をつかんで「持つ」のではなく、「構える」この意味が、
    このレッスンを学ぶとわかるようになります。
  5. ボーイングのすべて〜下半弓,上半弓,全弓
    弓を重心を基準に二つに分けたハヴァシュ式独自のボーイング法を学びます。右腕の二つの関節の自然なスウィングから弓を操れば、美しく響いた音を出すことができます。
  6. 大人の生徒のレッスン
    大人から始めた生徒に、実際に石川ちすみがレッスンしている動画を見ていただきます。
  7. ボーイング〜曲への適用
    実際の曲に即して、学んだボーイングを解説。
    お手本と一緒にヘンデルの合唱を弾いてみましょう。
  8. 小学生へのレッスン
    小学生の生徒に、石川ちすみがハヴァシュ式レッスンをしている動画をお見せします。
  9. 左手の極意
    ぎこちなくなりがちなヴァイオリンの左手を、
    とてもシンプルな原則で捉える極意を学びます。
  10. 4の指と共鳴振動
    多くの方が苦手とする、4の指を、あっと驚く方法で、
    やわらげ、美しく共鳴した音を出す体験をしていただけます。
  11. マイムと両手の連携
    特別なエクササイズにより、これまでに学んだ左と右を
    一つのスムーズな動きに連携できるようになります。
  12. 左手3度の音幅の形
    色々な手の形でも、左手の音程がピタッとはまる方法を学びます。
  13. 移弦(移弦なし奏法)
    移弦をあたかも一本の弦で弾いているかのようにスムーズに
    弾ける秘訣を学びます。
  14. ポジションとシフト
    ポジション移動のエクササイズを学び、「アッと気がついたらポジション移動できていた」という動きを会得します。
  15. 重音
    力まない、美しく歌う重音を弾くポイントを学びます。
  16. 痛み・あがりへの対処そして予防
    痛みのある生徒へのアドヴァイス法、再び身体がいたくならないためのレッスン方法、そしてあがらりを乗り越えるための援助の心構えを学びます。

実際のレッスン画面

それでは、実際どのような内容のレッスンがあるのか、覗き見てみましょう。

Lesson2 楽器の構え より

楽器の構えのレッスンを通して、これまで重く感じていた楽器が軽くなり、肩こりや首の痛みの原因となる、力みがとれていきます。

受講生の声:👩
「空飛ぶバイオリンがハミングすることには驚きました。あの美しい音を聴くと楽器をギュッと握るのはやめて出来る限り優しく扱おうという気持ちになりました。」(Rさん)

Lesson4 弓の構え より

ハヴァシュ先生オリジナルな弓の構え方を身につけると、ボーイングがスムーズになり、とても柔らかい音へと変化していきます。

受講生の声:👩
「リズミックパルスに乗って数小節を歌って、Lesson4までの流れに沿って弾いてみたら、私史上スラスラときれいな音で流れるように弾けました。
何を意識するわけでもなく、自然と弾けていたという感じ。まるで魔法!
こんなにきれいな音が出せるんだ、私!と、びっくり!」(ヴァイオリン歴8年HVさん)

Lesson9 左手の極意

ハヴァシュ先生がジプシー奏者からヒントを得て確立された、左手の奏法を身につけると、大きな解放を得られます。お悩みの多い4の指の奏法を動画と一緒に勉強すれば、小指の「いじけた音」ではなく、よく響く音で弾けるようになります。

受講生の声:👩
「今まで指は叩き付けるものと教わってきましたのでまさに目から鱗でした。これで音程を外 すことの恐怖やビブラートがかけられない問題から解放されました。ありがとうございました!」

ハヴァシュ先生公式YouTubeチャンネルに公開されているワークショップ動画に、石川が日本語字幕をつけ、ポイント解説しています。

適切なタイミングでこの動画を参照することで、よりレッスンに深みが出ます。

受講生の声👩
「教材の中にハヴァッシュ先生のセミナー動画がありますが、ちすみ先生が実際に渡英して受けた講座に同席しているような特別感があります。」(ヴァイオリン歴7ヶ月Rさん)

Lesson1 リズミックパルスより

石川ちすみがハヴァシュ先生のレッスンで、実際どのような言葉をかけられ、どのような変革を体験したかを語っています。そこからあなたも、音楽とは、演奏することは何かという本質をご覧になれるでしょう。


受講生の声👩:
クライスラーのこと、ハヴァシュさんとの初めてのレッスンの時のこと、私にとって宝物です。感激して、涙が止まりません(プロ演奏家Yさん)

販売価格

販売価格の設定はとても悩みました。

石川ちすみが2015~2018年にかけて、イギリスまで行ってハヴァシュ先生に学び、そして、アシスタントのグロリア先生(「弓は踊る」「弦は響く」の著者)から学んだ費用は、合計およそ200万円になります。また、石川ちすみが30年間に、400人の生徒を指導するのに費やした時間は、およそ18,000時間、書籍の翻訳や研究に費やした時間は2,500時間。そこから得たノウハウをすべて教材に投入しています。そして教材の動画作成には数年の歳月を費やしました。

また、前に述べた通り、ハヴァシュ先生から託されてハヴァシュ先生の教えをこのようなコースとして提供できるのは、日本で私しかいないということも自負しています。

内容的にも、16回分のレッスンになりますので、単純に16回の私のレッスン代相当の価値、240,000円の価値があります。

しかし、私としては、ハヴァシュ先生から受け継いだ至宝を、次世代に受け渡したいという強い思いがあります。

ハヴァシュ式アプローチには、他のメソッドでは取りこぼされる、ヴァイオリンの弾きにくさや、身体の痛みという悩みを解決する力があります。そういう悩みを持つ方々が、力みやあがりを乗り越えて、ご自分をいきいきと表現できるようになり、幸せな演奏生活をスタートさせてほしい、そして、どんどん人に向かって、その美しい音楽を表現してほしいのです。

そして、そうなるための鍵を握るのが、他でもない、あなたのようなヴァイオリンの先生なのです。

教師が変われば、多くの生徒に救いの手が伸びるのです。
「先生たちに教えたい」このことは、ハヴァシュ先生の強いご遺志でもあります。

ですので、この教材をできるだけ多くの先生に手に取っていただけるように、お求めやすい価格にするべきだと考え、この価格といたします。

 【教師用】受講費 77,000円

 

 さらに、レッスンにお役立ていただける特典もご用意しました。

特典

1)「ハヴァシュ式ヴァイオリン基礎練習」楽譜(電子版)

非売品のカトー・ハヴァシュ考案の、25ページの基礎練習楽譜です。

「ハヴァシュ・バイオリン奏法」に紹介されているものを省略なしに、練習しやすいように網羅しています。

一生使えるエクササイズで、デジタルレッスン中にも使用する楽譜です。

プリントアウトして生徒さんにご使用いただいて差し支えありません。

2)「音幅の形エクササイズ」の楽譜

石川ちすみオリジナル楽譜。

【教師用】Lesson13
修了以降のレベルです。

教材中の「指幅の形」の理解に役立つエクササイズです。

こちらも上級の生徒さんにお使いいただけます。

3)「指板の地図」

指板の音をなかなかイメージできない生徒さんが、これを使用すると大きな助けになります。

何度でもお使いいただけるシートです。

手の裏マイム用、演奏ポジション用、白地図など4種類の地図。

教材中の「マイム」の補助としてご活用ください。

お支払いから教材受け取りまでの流れ

※ネット決済できない方にも販売可能です。コンタクトフォームよりご連絡ください。(教材のご利用にはインターネット環境が必要です)

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ハヴァシュ式体験者の声

指導者養成コース修了
浅野千恵(旧姓:安彦)先生

東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。

​​1991年国際モーツァルト・コンクール(ザルツブルク)特別賞。
日本音楽コンクール第2位及び黒柳賞。
ヴィエニヤフスキ国際コンクール第2位及び6つの副賞を受賞。
1993年エリザベート国際音楽コンクール第6位入賞。

結婚・出産を経て、2017年より指導を開始。4歳~70歳の方の指導を経験。

これまでに、故近藤富雄、Aaron Krosnick、林茂子、景山誠治、水野佐知香、清水高師、藤原浜雄、前橋汀子、故山岡耕筰、Felix Ayoの各氏に師事。

川合左余子氏のヴァイオリン指導法講座を受講。
「初めから美しい音で」をコンセプトにした、ハヴァシュ式アプローチを石川ちすみ氏に学ぶ。

カトー・ハヴァシュ協会KHANA会員。

思わず「すごい!」と叫んでいました


ヴァイオリンは、その構えの特殊さから、従来の指導だと、強ばりや痛みが出てしまう方も多く、指導する側の私も、何とかならないかなと思っていました。

2017年に指導を始めた時、小さいお子さんや初めての方にどのように教えたらよいかと悩んでいた時に出会ったのが、石川ちすみ先生の訳された「ハヴァシュ・バイオリン奏法」でした。

4の指の置き方が画期的で、思わず「すごい!」と叫んでいました。

文章だけだと分かりにくかったので、先生のサイトを拝見したら、教本があると知りました。ワクワクしながら取り寄せ、中を見て、カルチャーショックを受けました。

無我夢中で教本の通りに練習し、コロナ禍になってしまったので、石川先生のレッスンをオンラインで受講しました。

奏法を取り入れていくと、この奏法の方が音がよく響き、踊るように弾けるので、更に楽しくなりました。

5月にシャコンヌを弾いた時には、4の指をハヴァシュ奏法にしたお陰で、痛みが全くありませんでした。

ハヴァシュ奏法の素晴らしさは、リズムや美しい音、ボウイングや音程、運指など、ヴァイオリン演奏で必要な要素を、「~をしてはいけない」「~しなければならない」などの堅苦しい表現でなく、「羽ばたき」「Swing Swang」など想像をかき立てるような素敵な言葉で表現し、右手と左手とが一体となって、楽に、初めから美しい音でヴァイオリンを弾くことの楽しさを教えてくれるところではないかと思っています。(とても少ない文章では表しきれません…)

ハヴァシュ奏法は、どんな人も力みなく、自分の心の情熱のままに、楽しく弾けるようになる奏法です。

ハヴァシュ奏法を学べば、痛みや厳しさ、苦しさから解放され、どんな方も、楽しさを感じながら演奏できるようになります。

なぜなら、自分が感じた楽しさを、初歩の時から、そのまま演奏に反映できるような奏法だからです。浅野先生のブログ記事より。許可をいただいて抜粋させていただいています。

ワークショップ受講生
ジャスミン音楽教室主宰 伊藤恭子先生

もうカラダがするすると動き、本当に嬉しいやらおかしいやら!

先生の訳されたハヴァシュ先生の御本や、先生の教本を生徒や自分のことでつまづく度、何度も読み返してはおりましたが、

まず最初に石川先生の柔らかいオーラ・語り口に、大変心地良くなり一気に引き込まれました。

読むだけでは分かっていなかった、細かい点・その意味(リズミック・パルスのときのバウンスする膝、手は正面向かい合わせで叩く、親指を必ず毛に当てる、など)にとても大切なことがあり、またひとつ「つまり」が解消されました!

夜にワークショップの復習をし、曲を弾いてみましたら、

もうカラダがするすると動き、本当に嬉しいやらおかしいやら!「するすると動く」って、楽しいしどんどん弾きたくなります。

「ロスマリン」の冒頭の弓(カラダ)の使い方も、目からウロコでした!

ヴィブラートも、私は学生のうちからどうやるのか分からず無理やりかけて悩んでおりましたが、

やっと最近(きっとハヴァシュ式でカラダが緩んだから、)弦の響きに乗って手がするすると響きを支えるように自然に手が動いているようになれており、

昨日の先生の「弦の(共)鳴がまず大切」とおっしゃたあのお話ですべてが納得いきました。

響かない音にはヴィブラートはかかるわけがない、と!!

本当に素晴らしい時間をありがとうございました。

門下生
よっしーさん

ヴィオラってこんなにいい音が鳴るんだと思った瞬間を体験しました!

私は、高校の弦楽部でヴィオラを始め、大学オーケストラでも続け、社会人になって少しOBオーケストラに出演したものの、過去20年くらいはほとんど弾いていませんでした。久しぶりに神戸に戻り、高校OB弦楽合奏団に参加することになり、レッスンを受けようと思い石川先生の教室を見つけました。ホームページで見たハヴァシュ式メソッドの内容にもとても興味を惹かれ、早速体験の予約を入れました。

最初のレッスンで、基本ができていないことを再確認しました。そして、ハヴァシュ式の楽器や弓の持ち方、ボーイングを学び、新鮮な驚きを覚えました。

無重力と表現されるように、身体のどこにも局所的な緊張がない状態で楽器や弓を持つ方法を学びました。

時間が経つと忘れるので、定期的な復習が大切ですが、プロアマチュア問わず、身体を痛めて楽器をやめる人がいる中、画期的なアプローチだと思いました。ハヴァシュさんがこの方法を何十年も前に始めたのは驚きで、まだ古くて新しい手法があるんだと感じました。運弓も指や手首で動かすのではなく、肩と肘の自然なスイングするような開閉で、

少し練習しただけでも音質が大きく改善しました。

石川先生にハヴァシュ式のレッスンをしていただいて実感したのは、これまで自分は楽器を無理やりに鳴らそうとしていたことです。楽器の最高の音ではなく、音符をただ追い求めていたのだと気づきました。

ハヴァシュ式を練習していけば、自分の楽器の最高の音で、音符の先の自分が表現したい音楽を弾くことができるようになるだろう

と感じました。導いて頂いている石川先生に感謝しています。

社会人で日中仕事をしている中で、楽器の練習をするのは簡単ではありません。しかし、正しい練習法を学び、それを限られた時間で実践すれば、超絶技巧の曲は弾けなくとも、有名なソロの曲を自分の楽器の最高の音で奏でることができるようになると確信しています。レッスンでの石川先生の生音やプロの演奏会に行ってヴィオラの生音を聞くと、同じような音で自分の表現をしたいとわくわくします。それがかなりのレベルでできるようになるのがハヴァシュ式だと思います。

バイオリンやヴィオラのいい音で自分の感じていることを奏でてみたいと思われている方で、大人からだから、バイオリンやヴィオラは難しそうだから今からじゃ遅いんじゃないか、と心配されている方は、是非このホームページや石川先生のブログをじっくり見てください。

デジタルレッスン受講中
大人から始めたヴァイオリン歴 7ヶ月 Rさん

正直この内容でこのお値段は安すぎるのではないかと思って感謝

バイオリンは子供の頃から始めなければ上手に弾けるようにはならないものだと思っていましたし、世の中でもそのような認識があると思いますが、ちすみ先生ご自身が大人から始められたことや、大人の初心者への指導を得意とされているところに希望を感じました。

他教室では楽器の構え方についてはプリントを一枚もらっただけで特段の説明はありませんでしたが、この教材では何回にも亘って詳しく解説されています。

バイオリンを始めて数カ月の頃にちすみ先生に出逢えたお陰で、私は長年身体の痛みに苦しむ奏者がいることを初めて知ったくらい、痛みを経験せずに練習を続けられています。

教材の中にハヴァッシュ先生のセミナー動画がありますが、ちすみ先生が実際に渡英して受けた講座に同席しているような特別感があります。

また毎回のレッスンもとても細かく丁寧に作られていて、正直この内容でこのお値段は安すぎるのではないかと思って感謝しております。

大人から始めた私にはあまり時間がないので(笑)、上手に演奏できるようになるまでの近道を見つけられたようで嬉しく思っています。

そして、ハヴァッシュ先生の仰る「自分を解放する」音楽を経験していきたいと思っています。

 ※ 学び方の速度、深度には個人差があり、すべての人に同じ効果を保証するものではありません。

よくある質問 FAQ

Q.受講期間はありますか?

🅰️ ありません。ご自分のペースでおすすめください。

Q.受講費は毎月ですか?

🅰️いいえ、サブスクではなく、一度きりです。
 サイト内に別料金でレッスンや教材のご案内がございますが、オプション購入はご自由です。

Q.サポートはついていますか?

🅰️ 原則的にはついておりません。ご自身で何度も見ながら進めていただくタイプの教材です。コメント欄は講師が目を通しますので、質問の投稿もOKです。文字で答えられる範囲で講師がお答えします。また、別料金になりますが、受講生はいつでもオンラインレッスンをお申し込みいただけます。

Q.文字で動きを理解するのが苦手です

🅰️文章や動画での学習に抵抗がおありの方は、レッスンコース、をお勧めします。

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