指導者は霊媒?
最近、指導者は霊媒みたいなものだと思うことがあります。
眼の前に生徒がいて、困り事があったり、良くなりたいと思っている。
私はそれを援助したいと感じている。
これがうまく一致した瞬間、言葉が降りてきます。
生徒のどこかに勝手に手が伸びていって、介助することもあります。
もうひとりの自分が、自分の言葉を聞いていて、「ああ、それだ!」「これメモっときたいなあ。」と思うことも(笑)。
生徒も「なるほど〜!」と言って、その場でできるようになったことを嬉しそうに反芻します。
こういうときは、人智を超えた援助を感じます。
指導者は良き霊媒になれるように、身ぎれいにし、いつも生徒を愛し、人格を高めることはもちろんのこと、何よりも、自身が不断の勉強をして、たくさんの引き出しを作っておくことが大切です。