震災支援について徒然
避難所に図書館を設置するというプロジェクトをされている方に出会いました。
「えびすのブログ」のえべっさんです。PR用品制作やイベント企画、経営コンサルタントの会社を経営される一個人のかたですが、長く色々な支援活動などをされている方です。
間もなく、一か所目、石巻市に設置されるべく、ご自分の仕事・家庭と両立しながら支援活動をされています。
深い敬意を表します。
(「えびすのブログ」は右の「お気に入りブログ」にリンクがあります。)
本を募集されていたとき、私もご協力させていただくことができ、幸いでした。
全国から2000冊もの本が送られてきたそうで、その整理・仕分け・運搬のたいへんさは想像に難くありません。
貴重な活動を、本当にありがとうございます。
えべっさんがブログで書かれていました。
被災地はまだまだ長い継続した支援が必要だと。
それを、仕事や家庭と両立しながらどうしたら続けられるのだろうかと。
とても考えさせられました。
私は、(義援金や節電は当たり前のことですが、)子供が小さいので被災地赴くことも出来ず、もどかしく思ってしまうこともたびたびです。
また仕事も個人の音楽家ですので、とても非力に感じることもあります。
もちろん、音楽が人の心に不可欠である、苦しい時こそ希望になる、ということは確信していますが、被災地に楽器を持って赴くことは今できません。
震災直後、私にできる最大のことは、震災孤児の子供を一人、引き取って育ることではないかと、まず思いました。
震災以前にも一度、里親になるのはどうかと話し合ったことがあります。
震災孤児でなくても、全国には親がいても事情により家庭で育てられず施設に入っている子供が3万6千人もいるのです。私にその資格があるなら、育てたい。それが私にできるマックスだと思っています。
長女は最初は戸惑っていましたが、「早く来て欲しい」と楽しみにするようになりました。
下の子供はまだ小さいので話していませんが、兄弟が多いほど、また色々な人と接するほど子供は良く育つと思っていますので、大丈夫と思っています。
しかし、夫は・・・決断は難しいようです。
夫と、私の体力の問題、経済力の問題を考えて決断できないのだと思います。
いずれにせよ、私一人でできることではありませんので、難しいですね。
そんなとき、下のニュースを見ました。
財団法人全国里親会に里親として登録している家庭のうち、震災孤児の受け入れが可能な世帯が1700世帯もあるという調査です。
http://mainichi.jp/kansai/news/20110421ddf001040003000c.html
そして、孤児の大半は親族などと生活する見通しが立っているとのことで、今は心のケアなどのための寄付がありがたい、との全国里親会の局長のコメントでした。
また、あしなが育英会の一時給付金もあり、遺児がすぐに経済的に困る状況ではないとのこと。
しかし、精神的ストレスやトラウマへの対応に精神科医の派遣や保護者に対応を学んでもらう研修会や個別相談のために、資金が必要とのことです。
★救援金は、財団法人全国里親会
へ。
・ 三菱東京UFJ銀行 六本木支店
普通預金 0121081
名義)財団法人全国里親会 大震災こども救援基金
・ ゆうちょ銀行
振替口座番号 00110-1-734333
名義)財団法人全国里親会
※通信欄に「こども救援基金」とご記入ください。
なお、神戸にもあしなが育英会が阪神大震災の震災孤児のトラウマに寄り添うための、「レインボーハウス」という施設を作られています。うちのすぐ近くです。
東日本大震災で親を失った子供の支援もスタートされています。
支援していきたいです。
http://www.ashinaga.org/
こちらのサイトでは、震災孤児にメッセージを送ったり、オンライン寄付もできます。