「大津波のあとに」「槌音」

昨日、「大津波のあとに」と「槌音」という、東日本大震災の被災地に取材した映画を見に行きました。

 「大津波のあとに」「槌音」公式サイト

 http://fartheron.soragoto.net/

映画といっても、興味本位な作品では決してなく、どちらの作品も、監督さんの誠実さや、思いが伝わってきました。

うちはテレビがないので写真でしか被災地を見たことありませんでしたが、映画で被災地の情景を観て、目に焼き付けました。

そして、そこに生きる人々の声や姿も。

自分が子供を持っているので、子供がたくさん亡くなってしまった小学校の悲惨な状態や、流された小学生のランドセルや靴が並べられている映像など、平常心では見られませんでした。そして、そこで子供さんをなくされたお父さんの言葉も・・・。

とても一言で感想は書けないのですが、これを機に、これからの私としての支援の仕方について、考えました。

これまで、震災直後にまとまった義援金を寄付したのと、その時々にこれと思ったいろいろなNPO等に支援していましたが、これからは毎月決めた額を自治体などに直接義援金を送ることにしました。

復興と一言で言うけれど、それにはものすごいお金と労力と時間がいることがイメージできました。

映画の中で、被災して間もない家族も亡くされている女性が、「この辛い思い、経験したものにしかわからないから、これからは、同じ目にあった人のところには真っ先に駆けつけたい。一日目に何が必要で、二日目には何が必要ということが手に取るようにわかるから。必ず行くから!」ということを、力強く語られていました。

将来、東北の方々に、私たちが助けていただく日が来ることでしょう。