「構える」と言わず「休ませる」と言う〜ハヴァス式第2世代の教本

ハヴァス氏から影響を受けて人生が変わったと言う奏者の方々が世界中で教師として活躍しています。ハヴァス式 (“New Approach” by Kato Havas)第二世代です。

イギリスのGloria Bakhshayeshさんはその代表的な方で、初歩の子ども達にどのようにハヴァス式の礎を築くかを、写真と楽譜を豊富に盛り込んだ美しい本で示されています。

内容は、素晴らしいの一言で、私も早速生徒達への指導に取り入れています。
理屈ではなく、エクササイズを通して、こわばりや痛みを消す奏法=ハヴァス式を実感出来ます。

写真は、楽器の持ち方の教え方のところです。「持つ、構える(hold)」と教える時点でその語感からこわばらせるので、そう言わずに、「休む(rest)」と言うなど、徹底しています。
「間違っている」と間違いを正すのではなく、模範を示したり、間違い探しをさせたり、ペアを組んでやらせたりと、ポジティブな楽しい雰囲気で子どもを指導するという哲学が貫かれています。
そして、すべてをリズムの脈動(rhythmic pulse)にのせて教えることの重要性が言われています。

子どもを教えていて、何か間違いを正そうとする時、こちらが教えれば教えるほど子どもが萎縮してうまくいかないという問題に悩むことがありましたが、この本の随所に解決の道が示されているように思います。

●補足●

入手先についてお問い合わせいただきましたので、追記します。
こちらから購入出来ます。イギリスからの輸入になります。

http://www.drdowningmusic.com/index.php?route=product/category&path=117