それでも出来ない生徒へ
この本はすごかったです。
著者柏木真樹先生の長年のレッスン経験から、生徒が力んでいるという状態を細かく分析して、解剖学の知識も交えて解説されています。そして、先生独自にあみだされた対処法、エクササイズも多数載っていてます。
書かれていることの殆どに共感します。
私が普段教えているハヴァシュ先生の基本エクササイズはよりシンプルにまとめられているとは思います。この本を読みながら「だから『羽ばたき』やるのだ!」とか「だから、『ポトンペラン』がいいよ!」「そうそう、それが『ブラーン・ブラ〜ン』だよ」とか突っ込みながら楽しんで読みました。
しかし、一通り教えても、稀に、どうしてもうまくいかない生徒がいて、そういう生徒へ役立つと思われるエクササイズがたくさんありました。ありがたいです!!
「この現象は〇〇さん(生徒)。」と、たくさん付箋を付けて勉強させていただきました。
今気に入ってレッスンで使っているのが、これです。
弓まではありませんが、鉛筆でやってもらっています。
ブラーン・ブラ〜ンのボーイングの動きが難しい人は、これで解決です!!
柏木先生は11月23日に大阪でワークショップをされるようです。
私はレッスンが入っていて行けなくてとても残念です。
ヴァイオリンを弾くための 身体の作り方・使い方 基礎編
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