ダメと言われるとやりたくなる
ダメと言われるとやりたくなる。
子どもの性質の一つです。
しかし、こちらとしては、転ばぬ先の杖の思いで、ついつい「○○したら、こういう大変なことになるから、やめなさい」と言ってしまいます。
すると、必ずそれをやらかし、大揉めに・・・。
誕生日にお父さんに鍵つきの宝箱を買ってもらってご満悦の息子。
鍵を明けたり閉めたり、「ヒミツ」のものを入れたりして嬉しそう。
錠前の鍵が二つ付いていたので、なんとか息子を説得して、一つを私に預けさせました。そのうち鍵をなくしたと大騒ぎすると確信していたので。
程なく、「鍵がない~」と言ってきました。
みつからないので、私が預かった鍵で開けて、またその鍵を回収しようとしたらすごく抵抗。「その鍵を自分が持っておきたい」と。
散々の説得にも納得しないので、「これをなくしたら、今度はもう知らんで。泣いてもわめいても、宝箱を壊さな開けられへんからな」と言い渡して、鍵を渡しました。
すると・・・やはり1時間後に「鍵がない」と大騒ぎ。
ほんま腹立ちました。
泣き喚くので、家の空気も最悪。
私は「だから言うたやろ。知らんって」と突き放し、夫は「家の中でなくしたんやから、どっかにあるはずや。外に持っていってないんやろ?探したらあるに決まってる」と応対してあげていました。
夜になってやっと、後でなくした方が出てきました!
しかし、これで終わりではなく・・・。
「鍵閉めた宝箱の貯金口から鍵を入れたらもう終わりやで。車のキー閉じこみみたいなことになるね」と、ついつい言ってしまった私が悪かった!!
数分後、鍵本体スッポリ貯金口に入れてしまって、かろうじてホルダーリングの部分を手に持って「あ、あ、あ、あ、」と息子が助けを求めてきました。
助けるつもりが、息子の手がリングを離してしまい、チャリーーンと鍵は箱の中に・・・。
「ギャーーーーーー!!」と地団太踏んで泣いて泣いて、うるさかったこと。
本当に子どもって・・・。