ピアノの指が回る回る!!

今日、すごい感動がありました。
とはいえ、自分でわかっただけで、人ができるようには教えられないかもしれません。
第一ピアノは専門ではないのであれですが、書いてみます。

最近の私は、自分の練習時間は相変わらずあまりとれませんが、生徒と一緒にハヴァス式でずっと、右手左手のマイムしていると、いわゆる指が回る状態になっています。
歌えるフレーズは何でも弾けるというかんじです。昔の自分には考えられない状態です。

そういう前提で、今日生徒のピアノの伴奏をしたり、子どものピアノの練習につきあった後のこと。ふと、

「ピアノの場合は、鍵盤の下がるスピードと上がるスピードに沿って指を下に動かせばいいだけだな。」

という思い浮かびました。つまり、無駄に上げたり下げたりぶつけたりしなければ、どんなフレーズでも思うように弾けそうな気がしました。

試しに、子どもが弾いているブルグミュラーの「アラベスク」を弾いてみると、目にも留まらぬ速さで弾けて、左手の16分音符もばっちり弾けました。

さらに難しいフレーズと思って、○十年前に発表会で弾いたモーツァルトのトルコ行進曲の右手のドレドシラシラソファラソファ・・・のところを弾いてみました。
いきなりはアレなので、ハヴァス式の鉄則通り、4つづつ音符を区切って、歌っては弾くとやってみたら、驚いたことに、あっという間にインテンポでスムーズに弾けてしまいました。
思わず「すごい!」と叫びました。

ハヴァス式すごいです。

「楽譜の記号で指を動かすのではなく、ドレミで覚えて指をコントロールする」というハヴァス師の教えと、マイムなどの訓練法はどんな楽器にも役に立つことを実感したひとときでした。