先生と生徒の関係(1)

「先生は私のことなんて覚えていないだろう」
って言った人がいました。

そんなことはあり得ません。
どんな先生であっても、一度でも向き合ってレッスンした生徒のことは忘れられる訳はありません。

先生とて人間なので、相性の悪い生徒はあります。
また、ご縁により長く教える生徒、途中で離れて行く、離さざるを得ない生徒もいます。
それでも、折々に、離れて行った生徒のことが頭をかすめます。
教えていたときのことや、今の私だったらこう言ってあげられたのになあ、あの頃の私に習ってかわいそうだったなあ、とか、元気にしているかな、など。
良心のある先生なら必ず思っていると思います。

あなたが過去に教えを受けた何人かの先生方、それぞれの魂があなたの中にこもっているはず。
プライドを持ちましょう。