初心者の12回のレッスンコース

今、初心者の12回集中レッスンが進行しています。
1ヶ月あまりで、12回のレッスンを入れます。
昨日は5回目のレッスン。

ここまでは、姿勢、楽器と弓の持ち方、リズミックパルス、ヴァイオリンに必要な身体の動き、心の耳のトレーニング、などのエクササイズと開放弦の曲をやってきました。

初心者の開放弦といえども、元弓、中先弓と、基本的な脱力の動きを全て教えてしまいます。
開放弦で弾ける、私とデュエットする曲がたくさんあるので、それを弓の場所とそれに応じた動きを注意深くチェックしながら一つ一つこなしていくのは、非常に集中力を使うと思います。
生徒はよくがんばっています。
でも、レッスン中に必ず、響いた音で弾くことができるので、ストレスはないと思います。

元弓でも良い音で弾き、先弓まで弓が曲がらずに、脱力して弾けるようになってきたので、レッスン時間残り15分程で、左手に入りました。

ハヴァシュ式「The Twelve Lesson course」(下記書籍)に沿って、教えること10分。
初めて左手を置いて鳴らすG線のAの音・・・美しく響きました!!
そして、そのすぐ後、生徒の探究心から、勝手にやり始めた4の指。
すぐに隣の弦と共鳴する美しい音が出ました!これには私も驚きました。

人生で初めて弾く、左指で作ったバイオリンの音がこういうきれいな音だったら、生徒のこの先のバイオリンライフも明るいでしょう。
嬉しい限りです。

ここまでは、家ではレッスンのことを思い出すのみで、練習しないように伝えていましたが、そろそろ10分ぐらい家でも弾いて良いと伝えて帰しました。

The Twelve Lesson Course In A New Approach to V…/Bosworth & Co. Ltd.

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