古武術の甲野善紀さんの本で練習が楽しく

ヴァイオリンの身体の使い方について示唆にとんだ記事を書かれているチョコ・ア・チョコさんのブログでのやり取りがきっかけで、古武術の甲野善紀さんの本を読み返しています。

すごく面白くて、大興奮です。

私はすごく非力で、筋肉は小学生レベルという人間です。

先日、握力を測ったら、左手は9歳の男児、右手は11歳の女児の値でした(泣)。

ですので、「強さに筋肉は関係がない。むしろ邪魔になる」とウェイトトレーニングや従来のスポーツの常識を否定されている甲野さんには、すごく希望を感じます。

私が読んでいる本↓。他にもたくさんの出版があるので、検索してみてください。

「武」/宝島社

自分の頭と身体で考える (PHP文庫)/PHP研究所

身体から革命を起こす/新潮社

武術の新・人間学―温故知新の身体論 (PHP文庫)/PHP研究所

古武術に学ぶ身体操法 (岩波アクティブ新書)/岩波書店

甲野さんは武道の世界にとどまらず、スポーツ界や介護の世界へも、独自の研究による身体の動きを提案され、とても注目されている方です。

チョコ・ア・チョコさんは桐朋学園の授業で、甲野さんの動きを楽器演奏におとしこんだメソッドを学ばれたそうです。

私は甲野さんのことは夫から教えてもらい、以前にも本を読んだり、ヴィデオをみたりして、影響を受けていました。

しかし、ここのところすっかり忘れて、日常のルーチンで動いていましたところ、甲野さんの名前を聞き、あっ!と思ったのです。

私は数年前に肩を壊した後、古沢巌さんの書かれたものを読んでヒントを得、左肩を開放して鎖骨に乗せるヴァイオリンの持ち方にポジションを改良しました。 しかし、最近は弾いた後に疲れが残るようになってきていたところです。

そんなときに、この本を読み返して、自分の動きというものに、新鮮な気持ちで取り組みなおすことが出来そうです。

今日も風邪ひいてますが、楽しく練習しました。

全然疲れません!

弾けないフレーズをゴリゴリさらって精一杯やったと満足したものの、いざ先生の前や人前で弾いたときにガタガタになってしまった、という経験をしたことはありませんか。

そういう方は必読です!

またこれもチョコ・ア・チョコさんから教えていただきましたが、このメソッドを楽器に応用されたピアニストの仲道さんという方の本が年末年始に電子ブックで出るそうです。

私もぜひ読んでみたいと思います。

 チョコ・ア・チョコさんのブログはこちら