呪詛の顔

息子ネタが続いてしまいますが・・・ご辛抱ください。

今朝、小1の息子を起こす時間がいつもより少し遅くなりました。
時間が遅いことを知って機嫌が悪い状態で起きてきました。
例によって、ご飯を食べさせろと、ほとんど命令口調で言います。
トイレと顔洗いが本来は先なのをあえて指摘せず、食べさせていると、やはりトイレに行きたくなって中座しました。
戻ってきた時に私が席を離れて用事をしているのを見た息子が、ブチ切れました。
「うぎゃーー!!もういい!もういいわ。ご飯食べる時間なくなった!」と、さながら呪詛の顔で私を睨みつけます。

こういうこと、息子によくあるんですよね。

どこまでも、どこまでも、母親にかしづいてもらいたいのです。
気に入らないことを人のせいにし、人を恨むことで発散する。
そういうときの息子の呪詛の顔。ほんとに怖いんです。
眉毛が吊り上がって、目つきがすごくて・・・。
一言で言って、依存の固まりですね。

元々こだわりがある方なので、食べさせる順番の注文や、一口のサイズに至るまで、ケチをつけます。また、嫌いな味のものが混じっていると、「ぎゃーー!僕はネギ嫌いなの知ってるでしょー!」と、また呪詛の顔。
こういう思考回路では幸せになれないことは明らかです。

今日は、こんこんと言いましたよ。

「それって、お母さんのせいなの?」
「学校に遅れるのがいやなら、泣いている間にやればいいと思うよ。」
「自分でやるのが一番、良いと思うよ。」
「○○くんの人生は、○○くんが主役なんだよ。主役がそんな顔はおかしいんじゃない?」
「こういうこと言う人もいるよ。死ぬ時にね、これまでの人生を映画みたいに見られるんだって。自分がどういうことしていたかを見るんだよ。」とまで言いました。
言い過ぎでしょうか?

もちろん、単純に、まだ子どもだから母親の無条件の愛情が必要という面もあります。
満たしてあげる時間もとっていますが、押したり引いたりしながら、光の方=自律、自立、へと向かわせるのが教育だと思います。

がんばれ息子!