子どもが学校へ行っている時の大地震

昨日で大震災5カ月目でしたね。

今朝の毎日新聞の記事は、子供の下校時間直前に起こった今回の地震で、子どもの避難はどうするのがよかったのか、その生死を分けた状況を分析したものでした。

自分も子供がいるからか、読んでいて、涙が止まりませんでした。 

また、非常に海岸に近い危険な場所にあるにもかかわらず、全員が無事に避難することが出来た釜石東中学校の先生や生徒に詳しく取材した記事は、感動的でした。その時の様子と誰がどのような判断をしたというのがよくわかりました。

必死に子どもを守った副校長先生はじめ、先生方の行動、小さい子をおぶったり小学生を励ましたりしながら必死に走った子どもたちに愛の輝きを見ました。

津波を背に走っている子どもたちの写真に涙が出ました。

小中学生の授業などで取り上げてもらいたい、素晴らしい記事だと思いました。

私も長女にも読ませ、長い間色々と話し合いました。

下のWebでも記事だけ読めますが、新聞では写真や地図など、津波がどれだけの範囲まで押し寄せたかよくわかるように図解してありました。

毎日新聞記事

●東日本大震災:保護者と下校後に…子供115人死亡・不明

http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110812k0000m040152000c.html

●検証・大震災:瞬時の判断、救った命 生徒全員避難で無事、釜石東中学校

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110812ddm010040009000c.html

宮城県の中井さん
のブログでも、津波からの避難で生死を分けたのは何かについて、検証されていました。自動車で逃げた方が非常に多く、渋滞中に津波にのまれて亡くなった方がとても多いとのことです。中井さんによると、自転車で避難するのが最善ではないか、とのことでした。

経験者のお言葉、しっかり心に刻みたいと思いました。

中井政義さんブログより「検証3.11」

http://ameblo.jp/successboss/entry-10979548387.html

中井さんは、津波の教訓を子どもにもわかりやすい絵本にして全国の小中学校などに無料配布するという計画をされており、私も「絵本オーナー」として寄付金参加させていただいています。

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