子どもたちが将来、正しく怖がれるかどうか

子どもたちに読ませたいと思って、全巻購入しました。

生徒の皆さんも、お貸出ししますので、手に取ってみてくださいね♪（隣の本の部屋にあります。）

閲覧規制問題で、メディアで話題になった「はだしのゲン」。

皆さんは読んだことがありますか？

私は小学校6年生の時学級文庫に置いてあって読みました。

すごく怖かったけど、原爆がどれだけ恐ろしいか、放射能がどれだけ恐ろしいものかが、しっかりと心に刻まれました。

主人公ゲンが見た、原爆投下後の広島の風景や出来事の細部を、今でもしっかり覚えています。

これを読んだことがない人と読んだ人との間には、「放射能」と聞いた時に正しく怖がれるかどうかに大きな差があるのかもしれません。

いずれにせよ、作者中沢啓治さんの平和への願いを込めた渾身の作品であり、歴史的にも重要な作品だと思います。

閲覧制限が撤回されてよかったです。