式年遷宮の年

ヴァイオリンとヴィオラと子育ての日々から

ヴァイオリンとヴィオラと子育ての日々から

ヴァイオリンとヴィオラと子育ての日々から

神様は確かにいらっしゃる、と感じさせてくれる場所、伊勢神宮。

知れば知るほど、神宮には日本の文化、技術、精神が凝縮されているように思います。

伊勢神宮は、「日本人に生まれてよかった」と心から思える、素晴らしい聖地です。

神宮といえば、「式年遷宮」について、皆様にも知っていただきたいです。

「式年遷宮」とは、20年に一度、お宮からご神宝まで、すべてを新調する祭事で、今年がその年にあたります。今年に向けて10年も前から領民をはじめ、最高レベルの職人達により、技術の粋を尽くして準備されてきました。そしてついに、10月に御神体にお移りいただく”遷御”という厳かで神秘的な祭事が行なわれます。

式年遷宮を繰り返し、伊勢神宮は1300年も連綿と変わらぬ姿で続いています。

考えれば考えるほど、すごいです。

また、式年遷宮は、文化・技術を職人の代が変わっても継承するという役割にもなっているそうです。

ちなみに、大国主命をお祭りしている出雲の大社も、60年周期で遷宮がありますが、くしくも今年はこちらも遷宮の年にあたっています。

神々に祈りが届くような自分になれるよう、日々の暮らしを頑張りたいです。