弓が長くなった?
イギリスで学んだことの実りを、日々受け取っています。
自分自身のことでいえば、弓が長くなったことです!
今まで弓が足りないと思っていたようなところでも、楽々弓が余る様になりました。
それも、弓に身体を会わすのではなく、身体の各部分がどう弓をコントロールするかをシンプルにはっきりと定義するハヴァス式アプローチのおかげです。
ボーイングが変わると、難しかった色々な「テクニック」が、どんどんボーダーレスに解決されていきます。
ハヴァス先生は「テクニック」という言葉がお嫌いです。
「テクニック?そのようなものは存在しません。どこの作曲家が『テクニック』のために曲を書くでしょうか。」とおっしゃっていました。
ちなみに、ハヴァス式では「『ボーイングテクニック』は存在しない」のです。
すぐできるから(笑)。
ハヴァス先生は、練習(practice)という言葉もお嫌いです。
何時間もの繰り返し練習、筋肉を鍛えるかのごとく練習することの愚については、よくおっしゃいます。
ハヴァス式の訓練は「練習」ではなくて、「体操」(exercise)です。
身体に動きの感覚を目覚めさせるために、ほんのちょっと(1分とか)やるだけでいいのです。
昨日、告知した2月のワークショップですが、早速嬉しいお申し込みが続いています。
遠方からのお申し込みや、小学生のお子さんのお母様からのお申し込みもあり、皆さんの熱意に敬意を表します。
本当にありがとうございます!
私の方でも、参加者のお顔を思い浮かべながら、色々と構想を練っております。
何かをつかんで帰っていただけるワークショップにしたいと思います。