手首に力が入ったら終わり(2)右手編

ハヴァス式では、右手首も完全脱力です。
つまり、緩衝ジョイントとして、受動的に柔らかく保ちます。

このことによって、スピッカートをはじめ、あらゆるボーイングテクニックが非常に容易になります。
ハヴァス先生の言葉を借りたら、「いわゆる”ボーイングテクニック”なるものはない」ということになります。

どんな場合でもボーイングとは、全く直線ではなくて、わずかに大きな円の下弦を描くように弓を操りますが、これを少し大げさに(急な角度の下弦にする)、バネのように上腕を動かせば、スピッカートになります。
このとき、手首はポトンと落としているだけにし、決して手首自体で何かしようとしてはいけません!

手首を使ってしまうと、肘の動きと手首の動き、2カ所にエンジンを持つことになり、それを弓の跳ねたがるタイミングと同期させるという難題が加わることになります。

しかし、手首を完全脱力しつつ、弓を真っ直ぐに操るにはどうしたらいいのか、については少し説明とレッスンが必要です。こればかりは、文章で書くのは至難の業です・・・。
もったいぶっている訳ではないのですが。
ご興味のある方は、どうぞワークショップにお越しください。
あと、1~2名様受付可能です。

前回記事:
手首に力が入ったら終わり(左手編)もどうぞ

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ハヴァス式学習中のカピーさんの新しい記事も、必見です!
ハヴァス式は、自分で自分をレッスンすることができるようになるなあと思います。
原則理解の後、どんどんご自身で発見されていくカピーさんのブログ、私も楽しみにしています。

根性は必要ない

ブログ友達で、今回初めて受講してくださる、どんさんのブログでも、東京ワークショップをご紹介いただきました。よかったらこちらもご訪問ください。