楽器への恐れ
楽器への恐怖がいかに根深く自分に巣食っていたのか、気がつかされました。
この感覚は、おそらくみなさんにも共通してあると思います。
それは、クラシック楽器のレッスンのあり方そのものから、また、「ちゃんとしなければいけない」という文化的なことから、どうしても生じるものです。
かつ、音楽の本質と離れてしまうものです。
そして、昨年の渡英以来、1年間の間に、いつの間にか、教える態度が硬くなったり、焦りが生じていたことにも気がつくことができました
地球は重力があるので、とかく重くなりがちです。
だから誰もが、「これで大丈夫」と学び切ることはできないのです。この世に生きる限り。
それは例え、ハヴァシュ先生自身でも何ら変わりないことで、常に、ニューアプローチの原則に立ち返って、毎日自分をレッスンすることが不可欠なのです。
「これさえわかれば大丈夫」ということではありません。
バイオリンを弾くことは人生を生きることそのものと思います。
ブログのタイトルを変えました。
「ザ・フライイング・フィドル」(空飛ぶバイオリン)。ワークショップにお越しの方は意味お分かりですね