生徒のレッスン目一杯!~ソルフェージュの必要性
今日は私の許容量いっぱいいっぱいの、6人レッスンしました 。
風邪のため、気をつけないと時々せき込むので、水分補給やのどアメを舐めながらでした。
でも、なかなか充実した内容のレッスンになった生徒も多かったので、よかったです 。
クリスマス会にて合奏をしますが、1プルトで弾いてもらう生徒たちが、期待通りきちんとした取り組みをしてくれているのが嬉しい限りです。
どの生徒も可能性は同じだけあると思うのですが、やはり明暗を分けるのが「取り組み」だ、と思う今日この頃です。
しかし、考えさせられることもあります。
それは、音大を目指した我々は、ピアノはもちろんソルフェージュや音楽理論も並行して勉強したのですが、一般の生徒たちはヴァイオリンだけをやっているわけです。だから、どうしてもそこら辺の理解不足や未熟さがネックとなることがあります。
例えば、曲を弾く時はメロディーを覚えて弾いているけれど、合奏となると、拍子や、拍や、譜割がしっかりわかっていないと指揮に合わすこともできないし、他パートとの絡みが理解できないと、立ち往生ということにもなります。
ピアノをやっている子は、左手と右手が違うメロディーを弾く訓練をするので、これはヴァイオリンの合奏にもとても有利だと思います。
また、これもヴァイオリンだけやっている子特有かもしれませんが、譜面をドレミで歌えない傾向の子がいて、レッスンでは、私の地雷ポイントとなっています。
実は今日も、長くやっている子がでたらめに譜読みしてきた個所をドレミで歌わせようとしたけれど、リズムはおろか、音の名前も全くわからないので、ついつい雷を落としてしまいました。
(ごめんね、Iちゃん。最近張り切って、よく練習はしているのにね。)
レッスン時間の中に、適宜ソルフェージュを取り入れたり、子供向けの楽典ドリルをさせたりと工夫はしているのですが、全体のレベルを揃えることに難しさを感じてしまいます。
そこで、今考えているのが、クリスマス会で皆が集まる機会に、何かソルフェージュのレクチャーをしようかなと。ゲーム的に楽しく学んでもらえることを模索中です。
皆、がんばれ~。