私を離さないで

ある方の推薦で、今夢中で読んでいる小説です。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)/早川書房

￥840

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著者のカズオ・イシグロさんは、日本人ですが、5歳の時に海洋学者の父親に連れられてイギリスに渡ったそうです。

原作は英語のようで翻訳者の名前があります。

何の先入観も下知識もなく読み始めて、正解だったかもしれません。

その平易で無駄のない文章に誘われて、どんどん引き込まれていきました。

いつも、次に何が起こったのだろうと興味を魅かれる、しかし、ちっとももったいぶらない書き方をしてあるのには感心します。

今、半分をすぎたところを今読んでいますが、グサッと心に刺さる事実が、次々に明らかになっていっています。

最後にどのような衝撃的な結末が待っているのか、ちょっと怖い気もします。

生き生きと描かれている登場人物たちの幸せを願わずにはおれません。

映画にできそうなお話だなあ、と思っていたら、アマゾンで見ると、もうなっているようでDVDが出ていました。

私が知らなかっただけかもしれませんが。

もうこのお話をご存知の皆様、コメントでネタバレにしないでくださいね！