自分のレッスン

昨日は自分のヴィオラのレッスンを受けてきました。

マックスレーガーの無伴奏ヴィオラ組曲第一番を初めて持って行きました。

重音の連続や跳躍など、ヴィオラでどうやって弾けばいいか迷う箇所が何箇所かあったのですが、自分がつけて行った指づかいでは人前で弾くと通用せず、玉砕(笑)、でした。

先生の弾いた指使いを教えていただきましたが、いかにして積み上がる指使いを付けるかということについて、とても勉強になりました。

それにしても、師の指の運びを見ていると、ほれぼれします。

鍛え上げられた美しさがあります。

鍛える最中(さなか)は誰しも苦しみばかりで、ちっとも楽しいことはないのですが、それだけに、後で輝くのですね。

そして、「積み上がる」という師の言葉には、奥深さがあります。

ただやみくもにもがき苦しんでもだめなのです。

そこは、経験してやりぬいた人の助言が、いくべき道を照らしてくれます。

感謝。