芦塚音楽研究所のテキスト
芦塚音楽研究所で使用されているオリジナルテキストを特別に見せていただきました
目を引くイラストはヴァイオリンの斉藤純子先生の作品です。素晴らしい!
初心者用の本の曲は芦塚陽二先生作曲で、開放弦に付けられた伴奏がとても美しく、芸術作品になっています。
「同じ4分音符でも、曲によってテンポや表情が出せるように伴奏で配慮しています。」とおっしゃっていました。
初心者から音楽的な学びにいざなう方針に、とても共感します。
楽典の3冊の本は、繰り返し書き込んでいくワークブックになっています。かなりつっこんだ内容ながら、解説がわかりやすいです!私自身も「なーーるーーーほーーーどーーー!!」となったことも多々あり、大変勉強になりました。これを子どもの頃から習えるのは、素晴らしいの一言です。それでいて、教室のキャラクターの猫のイラストがたくさんあって、レイアウトも工夫されていて、なんだか簡単そうに見えるから不思議です。
子どもたちにとって、「簡単そうに見える」ことがとても大切だという芦塚先生の方針がここでも生かされているように感じました。
こんな本が書店で買えるようになって、全国の先生・生徒さんに普及してほしいと切望します。