動画でグロリア先生のレッスン
先日より、「弓は踊る」読者サポートのためにエクササイズの動画を作成し、URLをメールでご案内しました。
しかし、読者へ一斉送信したため、お人によってはスパムフィルタに引っかかったのか、届かなかったそうです。「届いていないよ」という方は、遠慮なくおっしゃってください。
すべてのエクササイズ動画は、著者のグロリア先生や、オランダ人講師のジュリアン先生に見てもらっています。
そしたら、二人の先生から、私自身にとって勉強になる指摘をいただくことも多いです。
それを元に修正して取り直した動画もあるのですが、まだできていないものもあります。
今回指摘されたのは、「磁石」や「緑の光」エクササイズです。
右手の弓をG線へ持ってきたときに、わずかに左半身も弓の方に向かうよに動いてるよ、ということです。
これは、古い悪い癖が残っているもので、バランスを崩すので、左は動かさないようにしましょう。
あと、G線に行く時、右肘が必要以上に高すぎることがある、という点。
これは、教本に書かれているように、G線の上に”乗せる”と考えず、楽器のくぼみのところから右手が入っていって弦の側面に当てるというイメージでやれば、より簡単にG線に到達できます。
G線のときの肘の高さは、「羽ばたき」のときのレベルにとどめ、それ以上肘を上げないことが大事です。
修正したら、さらに力みが取れて楽になりました。
例えば、ブルッフのコンチェルトの最初の方で確認したら、すご〜く楽に弾けるようになりました。この曲は、弓の配分についての勉強にもなります。
ハヴァシュ式基礎エクササイズは奥が深いです〜。
来週はいよいよ東京でワークショップとレッスンです。
これだけ長期に渡って行けることは、これが最後かもしれません・・。
平日なので、ご参加しにくいかもしれませんが、まだ数名空席ございますので、今からでもお申し込み受け付けています。
皆さんと勉強できるのを楽しみにしています。
「弓は踊る」「弦は響く」テキストと楽器をお持ちになって下さい。