東京でのレッスン
東京の3日間はレッスンずくめの日々でもありました。
初めての方々や、時々しか会えない生徒たちへ、プライベートレッスンを設定させていただきました。
わざわざ私のレッスンを申し込んでくださるアマチュアの方々が、それぞれの人生の中でヴァイオリンと向き合われている姿から教わることも多々ありました。
ある大人から始めた男性の方は、特に楽器や音楽に興味があったわけではないのに、ひょんなご縁で知り合ったヴァイオリンの先生から誘われてレッスンを受け始められたとのこと。そして、その先生のお人柄に惹かれて、続けておられ、練習時間はあまり取れておられないそうですが、「一生続けたい」とおっしゃっています。
「楽器を少し弾いただけで背中が痛くなる」というお悩みがあって私のレッスンに来られました。そして、それが解決した時の目標は、実に直球で「楽しく弾いて、自分に酔いたい」。
人なつっこいお人柄から、人とつながって音楽していかれることが想像できました。私のレッスンに申し込まれたよう行動力と相まって、目標達成されるのはそう遠くないと思います。
写真は、指導者向けのハヴァシュ式レッスンコースをご受講くださっている、藤間由香利先生です。
子育て業真っ盛りの中、熱心に勉強されていて、頭が下がります。
私としては、指導者の方にお教えするのは何よりも楽しいです。
なぜ指導者に教えるのが楽しいかというと、熱心に受け取ってくださるという点はもちろんなのですが、ハヴァシュ式の再現性が確認できるからです。
つまり、ハヴァシュ先生から教わった私、私が教えた先生、さらにその生徒さんと、ハヴァシュ先生の言葉が、世代を超えてもまだ生きていること確認できるからです。「指導に役に立った」と報告をされたとき、本当によかったなぁといつも思います。
古くからの東京の生徒たちも何人かレッスンできました。オンラインレッスンでゆるく繋がりつつ、機会あるごとにお会いしています。
「先生のレッスンはとても楽しく、ああ、毎回対面だったらなあと思いました。」
と心温まるメールや、
「やっぱり、対面レッスンがいいです!良かったらうちに泊まってください。」
など、もったいないお申し出などいただき、ありがたい限りです。
今回の会場も、近くに住んでいる生徒さんがお手配くださり、とても快適にレッスンできました。
お部屋の広さも音響も最高でした。休憩時間には隣接する公園の緑に癒されました。
今度ここでワークショップできたらいいな〜。
東京でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。