【芦塚メトードに学ぶ】リズムカード2

ものごとの本質をシンプルに、そして段階的に伝える、というのが優れたメトードの共通した点だと思います。

芦塚音楽研究所付属音楽教室で素晴らしい成果をあげられている、芦塚メトードのリズムトレーニング方法もしかりです。

【芦塚メトードに学ぶ】リズムカード

前回記事のコメント欄から教えていただいた基本リズムのカードを私も作ってみました。

この方法を伺ってから市販のリズムカードを眺めると、その違いが理解できました。

あえて4分音符一拍に限定していること、そして、休符を含めていることがミソです!!!

休符が入ると途端にわからなくなる生徒が多いですが、このトレーニングで育てると、そのようなことがなくなるのではと思いました。また、シンコペーションや異なる長さの音符が組み合わさったリズムは含まれていませんが、この基本カードでしっかり身についていたら、応用できるのかもと思いました。

芦塚先生の教室では、A6のカードに書いておられるそうです。

そして、それを組み合わせて、二拍子、三拍子、四拍子を作ってメトロノームに合わせて手をたたくか、手をたたくのに合わせて口で言います。上手に言えたら、カードを重ねて次々に違うリズムを言わせていきます。

このように、子ども同士で教え合うそうです。