《万博》楽しすぎた~ハンガリー🇭🇺館
とにかく私は、人混みが苦手で、体力もないので、最初行こうとは思っていなかったのです。
でも、知り合いのヴァイオリニストの、時本さなえさんが、インスタでハンガリー館とレストランのことを「泣きました」とアップされていたのに触発され「これは行かねば!!」と重い腰が上がりました。
ハンガリーといえば、恩師カトー・ハヴァシュ先生の故郷なのです。
バルトークやコダーイの国。
いつかは行ってみたいと憧れつつも、かなわずじまいでした。
家から1時間で行ける万博にパビリオンがあって、ハンガリー情緒を味わえるなんてありがたい!
万博の「チケットを取る」という最初のハードルは、招待券を持っていた夫によって氷解。後はアプリをダウンロードして、予約などを頑張るだけ。
夫に感謝!!
そして、何より、妹をダメ元で誘ったら、一緒に行ってくれることになった!
スケジュールが合ったのは奇跡です。
ここからは、わくわくが止まりませんでした。
混雑を避けたかったので、戦略を練って、15時半ごろに到着。
入り口で並ぶ必要なくスムーズでした。
万博の東ゲートの最寄駅、夢洲駅に着いたところです。

飛行機に乗るときのような荷物チェックを受けた後、大屋根リングに到着!

上に登ると、想像もしなかった、お花畑が広がっていました!
これは写真での表現は不可能で、あえて写真を載せるのはやめます。
妹曰く「ここは天国ですか?」
パビリオンは予約してなくても、並べば入れますが、ほとんどが長蛇の列なので、人気のところはスルーしました。でも、並ばなくても入れるところもたくさんありました。
幸い目当てのハンガリー館は、奇跡的に7日前予約で取れていたので、とてもスムーズに案内してもらえました。
ハンガリー館の前に着くと、ハヴァシュ先生の若い頃を彷彿とさせる顔立ちの職員さんがいて、またエキサイト。
一緒に写真撮ってもらいました。

レストランは1時間ぐらい並んで入れました。
ハンガリー料理は、めちゃくちゃおいしかったです!
味が濃くて、栄養たっぷりな感じで、最高です。

ハヴァシュ先生は、演奏活動を引退して家庭に入られ、ヴァイオリンという重荷をおろされた日々をふりかえり「色々なことに熱中して楽しかった。特に、料理には情熱を注いだわ」とおっしゃっていましたが、こういうおいしいものを作っておられたのかな〜、と想像しながらいただきました。
いよいよハンガリー館に入場。
入ってすぐのこのプレート見ただけで、「来てよかった!」と思いました。
「一緒に歌うことは天国への玄関口である」

歌手の方が、生で歌ってくれます。プラネタリウムの演出も美しくて。
最後は、「みなさんご一緒に」とハンガリー民謡を一緒に歌わせていただき感動の嵐です。
万博には、映像の見せ物で溢れていますが、やはり生演奏にかなうものはないと、改めて実感です。
お土産物屋さんには、楽譜も売っていました!
コンサートで聞かせてもらった曲を含め、たくさんハンガリーの民謡が載っています。
コダーイハンドサイン付きです。
最高のお土産です。

ハンガリー館に行った後、ゆっくりと日が暮れてゆき、チェコ館の前のウッドデッキで、「暖かいデザート」をテイクアウトして食べながら、水上ショーを遠目から見ました。



他に中まで入ったパビリオンは、アラブ首長国連邦、クラゲ館、トルクメニスタン、ぐらいかな。
でも、趣向を凝らした外観のパビリオンの前を通るだけでも、楽しい。
イギリス館は、イングリッシュガーデンで座ってボーッとできました。
スコーンなどのテイクアウトもありましたよ。

夜はパビリオンがライトアップされて、景色は一変。
とても綺麗でした。


帰るとき、疲れすぎて足が前に出ない私の荷物を持ってくれている妹の後ろ姿⬆️🙏
会場は、とにかく、座る場所が至る所にあるし、トイレもたくさんあって並ばなくて良かったです。
食べるものも色々あって、体力のない人でも楽しめるように工夫されています。東ゲート入ってすぐ左の建物では車椅子も借りれます。
怖い思いや、不快な思い一切せず、本当に楽しかったです!!!
同じように臆病になっている方、ぜひぜひトライしてください。
日本にいながら、海外旅行をできる感じで、最高でした。
本当に行けてよかったです✨