iphoneの目覚ましの和声

 

 

息子が毎朝設定しているiphoneの目覚ましのアルペジオの和声がどうなっているのか気になります。今朝は布団の中で分析しようとして、頭が冴えて、目が冷めました。

結論・・・よくわからない。細部を覚えられないし。

たった3つの和音なのに・・悔しい!

ま、放念。また明日も聴くことになるし。

 

先月から和声学を習い始めてから、自分の中にハーモニーに関するアンテナが立ってきて、少しずつ整理されてきました。本当に少しずつですが。少なくともこれは何の和音かなと気にするようになりました。

 

 

そして、これまで感じていたけど整理できていなかったことに、芦塚先生に理路整然と言葉で説明されたとき、「うわあああ!!」という感動があります。真理に触れたような、ぞくぞく感。

先生の折々の説明は素晴らしく、本でわからなかったことが生き生きとしてくる瞬間です。

 

しかし、その私が「これまで感じていた」という経験は、長くオーケストラで大作曲家が書いた内声(2nd.Vn)を担当したことが大きいと思います。「人生に無駄はない」ですね。

 

基礎の習得まであと少し、とのことなので、そのうちiphoneの目覚ましの音の分析に悩まなくてすむようになるかな?

 

この世にある楽節は、誰かが何らかの意図で書いたものだということを改めて感じ入ります。

それを無意識に無差別に受け取り続けるのと、その意図を理解して取捨選択するのとでは、大げさだけど、精神生活のレベルに関わる気がします。

 

 

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