なぜ閉じこもって練習ばかりするのか

ある時私は、クラシックではないヴァイオリニストに言われました。
「なぜクラシックの人々は、せっかくヴァイオリンが弾けるのに、家に閉じこもって練習ばかりしてるのか。なぜ外に出て弾いて音楽の楽しみをシェアーしないのか?」

とても辛辣です。
しかし、この問いは、私たちが音楽の本質からかけはなれたところに自らを閉じ込めてしまっていることを教えてくれます。

皆さんが自信がないのは、下手だからではありません。
自分の音楽を表現することはすでにできるはず。

あがり、弓の震え、左手が言うことを聞かないetc…すべての問題の根源は身体のこわばり来ています。
なぜこわばるのか?
それをどうやって解決するか?
これらの答えを私はハヴァス氏から教わりました。
「歌う」ことは一つの大きな突破口です。
歌ってください、自分の弾くフレーズを。
楽器を持った途端に、しかめっ面になっていませんか?
笑いながら、歌いながら、誰かに向かって弾いてください。

ハンガリアンジプシーがどれだけ素晴らしいテクニックと音色を持っているか、ご存知ですか。
彼らはレッスンなど受けたこともないし、閉じこもって練習する家も時間もありません。
けれど、「ハイフェッツの技術とクライスラーの音色を兼ね備えている」奏者もいます。
なぜなのか?
この疑問への答えが、ハヴァス式ニューアプローチです。
https://shaku8-ishikawa.com/violin/katohavas.html

もちろん、すべての人が急にチゴイネルワイゼンが弾けるようになる訳はありません。
けれど、自分の表現したいこと、自分の中にあるものは少なくとも、簡単に弾くことができます!

このアプローチを、すべての必要としている人にお伝えしたいと思います。
2月に神戸にてワークショップを計画中です。
ハヴァス式の魔法を皆様と分かち合えることを楽しみにしています。
詳細は追ってお知らせいたします!

(追記)メーリングリスト「夢の叶え方~大人から始めたヴァイオリン上達法」の読者にはブログに先行してワークショップの情報をお伝えいたします。