日本の歌を入れた理由

グロリア先生の教則本日本語版で生徒と楽しくレッスンする毎日です。

先日生徒に日本語の歌の入った「弓は踊る」を教えた時、生徒(大人)がハッとして、「先生がなぜ(原書の歌をそのまま使わずに)日本の歌にこだわるのかが、やっとわかった!」と腑に落ちてくれました。

上は「弓は踊る 生徒用」です。

ご覧のように日本語の歌の歌詞がついていて、これをまず歌って、次に自分の弾くパート(楽譜)を歌って、その後で、歌いながらそのパートをはじいたり弾いたりします。こうすると、室内楽に通じる音楽の勉強ができますし、力みが防止できます。

英語版だと、知らない歌を覚えるという手間がかかる上に、歌詞で歌えないというのは、特に子供にとっては白黒写真かカラー写真かぐらいのイメージの差が生まれます。著者も、それを意図して書いた本なので、他言語への翻訳は難しいと言っていたのですが、この本はそれを越えて実現した世界初の翻訳本になります。

8月には私の主宰で、東京にて先生向けのグループレッスンと個人レッスンを企画しています。この書籍販売もいたします。

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