本当に辛い時は
本当に辛くてどうにかなりそうなとき、どうすればいいのでしょうか。
人生にはそういうことが起こります。
幸せそうに見えても、水面下では辛いことをいっぱいかかえているのが人間です。
「口に出して言えないぐらい辛いことがある」、そんなこと若い頃には想像できませんでした。
いや、正確に言えば最近までわかっていませんでした。
処方箋は、笑い、そして美しいものに触れることです。
音楽もその一つ。自然の中を散歩するのはとても良いです。
それと、ハヴァシュ式アプローチの教訓も役立ちます。
「色々悩み始めたらそこでストップする。疑念が起きることは追求しない。そのかわり、理解できていて心地よいことをする。」
ハヴァシュ先生がレッスンの最後に、遠方から来た生徒を帰すとき、おっしゃったアドヴァイスですが、これは人生にもあてはまるのではないでしょうか。
心が堂々巡りに悩み始めると、身体にもさわります。
元気がなくなれば、それこそ立ち上がることができません。
うそでもいいから、鏡を見て大笑いする、お笑いのヴィデオを見る、そして、美しい音楽を流して、栄養のあるものを食べる。それを一刻一刻するのみです。
そうしたら、本当の笑顔が戻る日が来ると信じます。