脱原発のために、不買という選択
今までここには書きませんでしたが、私は個人的に、脱原発のために私が出来ることとして、原発を作っている三大メーカーの製品を今後買わないことに決めています。大海に一石を投じるようなことであり、猛々しく宣言するようなことでもないのですが・・。
今までこれらの会社の商品のおかげで助かったり、提供していた某有名アニメ番組などにも思い出があるので、残念なことでもあります。
もちろん、これらのメーカーに勤めている親しい方も多くいます。
しかし以前に、自由報道協会のザニュースというサイトで見た動画で、社会学者の宮台真司
さんが、「デモや署名は実は原発を止める力にはならない。直接的に我々ができることは、不買運動。原子炉を作っているメーカーへの不買運動です。原子炉を作っていたら企業イメージが悪くなって商品が売れないとなると、必ず事態は動きます。」というようなことをおっしゃっていて、なるほどと思いました。
また、それに加えて、原発推進派の議員に投票しないことを宮台さんは挙げておられました。票が集まらないとなると政治が動くということです。
今日発見したこちらの記事には、より具体的に、メーカーへの効果的な意思表明の仕方なども書かれていました。
「自由報道協会有志で作るニュースサイト ザ・ニュース」の記事
http://the-news.jp/archives/6454
上の記事によると、ドイツでは、色々な会社が電力事業をやっているので、事故を起こした電力会社の電気を使っている製品を買わないという直接的な形での不買運動もできるらしいですが、日本では電力供給会社は独占一社なのでこれがかなわないということなのでしょう。
そもそも、東電という一民間企業が国民の健康を大きく損ねるような犯罪的大事故を起こしたのですから、電力会社は即逮捕(?)というか潰れて国の管轄になってもおかしくないのに、なぜ、偉そうに「節電のお願い」などと居丈高に言っているのか?なんだかおかしくないでしょうか。
また、この期に及んで、日本の原子炉メーカーが海外へ向けて「安全な」原子炉を売ろうと躍起になっていること、恥ずかしくないでしょうか。