自転車屋さんの哲学的な言葉
今日、自転車で走っていたら、公園のほうから突然「パ~~ン」という乾いた音が!
発砲かと、ビビッておそるおそる公園の方を見ましたが、普通に平和でしたので、またこぎ始めると、自転車の後ろにガタンガタンと違和感が・・・自分の自転車が撃たれたのかと一瞬思いましたが、違います、パンクでした。
音の源は自分の自転車の後輪だったのです。
自転車屋さんまで押していくと、タイヤ交換が必要とのことで、夕方まで預かってもらいました。
後で取りに行くと、タイヤ交換のついでに色々点検してくださったようで、ギアが動かなくなっていたので動くようにしてくれたとのこと。
そのときの、自転車屋さんのおばちゃんの一言は、なかなか哲学的でしたよ。
「ついている機能は使わないとダメですよ。
錆びちゃって使えなくなります。」
そうか、ついている機能は使わないとダメなんだ~、と唸らされました。
ギアって面倒だし、必要性がいまいちわからなかったので、全く使っていませんでした。
でも、ついている限り、使わないとだめなんですね。
まあ、自転車のギアぐらいだからいいとして、人に当てはめて考えると、深いです。
歩ける足があるのに歩かないでいると病気の元だったり、せっかく健康なのにそれを生かすような働きをしないと精神が不健康になったり・・・他にも色々と思いつきました。
機能を授かっている、ということはそれを生かす使命がある、使わないと不健全になってしまう、そういうものかもしれないな、と思いました。