物、物、物が多すぎる

家があっという間に物でいっぱいになります。

なんでこんなに物がたくさん入ってくるのか。

捨てる、捨てる、捨てる~~~~。

でも次の日にはもう物が散らばってきて。

ゴミ処理にもたくさんの税金がかかるのに・・・。

何がそんなに増えるのか、考えてみたいと思います。

まず、ポストに入っている大量のDM類。

これは、開封せずに即捨てるか、クレジットカードの明細などの郵便物は必要な一枚の紙だけ抜いて封筒と広告類は即捨てています。

それでも、後で読みたいと思うニュースレターなど、机の上に置いてしまいます。

それと、子どもの学校からのお知らせプリント。

なぜ、あんなにお知らせが多いのか。

我々の頃は、学校からの「参観日のお知らせ」などのみ時々もらうという、という感じだったと記憶していますが、今は、教育委員会にコネのある各種団体の広告類を大量にもらってきます。

なるべく即見て即捨てるか、重要なものは掲示するか所定の場所に入れますが、未処理のものが常に一定量あります。

子どもに時々買ってやる、紙製品やお菓子や、マクドナルドのおもちゃや、人からいただく細々としたおもちゃ類。

これが、バカにならないかもしれません。

100均で子どもがお小遣いで色々買ったもの、などもたまります。

安すぎるから、いっぱい買えてしまいます。

すぐに壊れてまたゴミに・・。

子どもの衣類。すぐにサイズが変わるので、新旧入り混じってすぐに箪笥からあふれてきます。こればかりは、仕方ない。こまめに整理整頓です。母親の仕事です。

図書館で借りた本。これは家族で合計すると常に20冊ぐらいあるので、結構散らかります。

それに加えて、月に一人数冊は買うので、本はたまりますね。

本は心の栄養。元気の元だから、これだけは削れません(断言)!

もちろん、たまりすぎた本は人にあげたり、図書館に寄贈したりして減らしますよ。

新聞もたまると崩れてきます。

ダンボール類。宅急便で運ばれてくるダンボールを潰すのが滞ると、家がすぐに散らかります。

しかし、外に出ても、町中が物、物、物、物、物です。

この大量な物はどこへいくのだろうか。

最近、お店などを歩いていると、違和感を覚えます。

こんなにたくさんの物が、生きて行くのに必要だろうか。

こんなに物がないと幸福ではないのか。

いや、そんな訳はない。

物は「買ってください」と言っています。つまり、お金のためにそこに存在しています。

そのお金は会社が存続するために必要なのでしょう。

そして、その会社からお給料をもらって人は食べ物を買い、食べ物以外にもたくさんの物を買います。

でも、この悪循環を断ちたかったら、皆がそこを変えればいいだけではないでしょうか。

つまり、食べ物以外に買うものをよく吟味すること。

どこにお金を使うかよく考えること。

メール便のDMを配っている60代ぐらいのおじさんがバイクから降りてきました。

それを見たとき、ああ、こんな仕事にどれだけの人材が投入されてるのかな、と悲しく感じました。虚しさというか。

DMをもらって喜ぶ人はあまりいない。

仕事って人が喜ぶことをして、その代償にお金をもらうことではないのか。

昔、「アマゾン・ドット・コムの光と影」という本を読みました。

この本には、アマゾンであっという間に本が自宅に届けられるという便利を享受できる裏で、どのような考え方でどのような労働が行われているかが書かれていました。

すごく大変な労働が大がかりに行われているのでした。その労働には、人間が究極に合理的に使われることの、そら寒さがありました。

もちろん、我々がそのような方向を望んだから、このようなビジネスが成立するのですが。

この本が書かれた時から時代はさらに下り、最近ではアマゾンプライムといって、その日に注文した本がその日の間に届いたりする、ものすごいことになっています。

その便利さの裏で、どれだけの人が人間として壊れてしまうような過酷な労働をしているかと考えると、ちょっと怖いです。

テクノロジーの発達で、例えばパソコンの処理速度が速くて便利になった、とかとは話が違います。物を運ぶのですから、人が身体を張ってトラックに積んだり降ろしたり配達したりしないと、どうもならないことです。多くの人が寝ずに働いているのでしょう。

もちろん、どうしても急ぎで、かつ店に行けない事情の時など、とても助かった時もあります。

でも、毎回こんなに素早く届けてくれる必要ないです。

これに限らず、そこまで便利にしてくれる必要ない、ということは敢えて使わない方が絶対に良い、と直感が叫んでいます。

取りとめがなくなってきました。

自分としては、これらのこと、すべて繋がっているのですが・・・。

私の感じ方はおかしいでしょうか。

このまま物と金を求める方向に行ってはいけない、と直感が叫んでいます。

ペタしてね

読者登録してね