すべてはリズミックパルスに乗って
(メルマガ64号より抜粋)
ハヴァシュ式入門教本「弓は踊る」「弦は響く」使用方法についての記事を少しずつ書いていきたいです。
どうぞお付き合いください。
まず今日は、教本に流れるコンセプトを一つお伝えします:
すべてのエクササイズはテーマソングを歌うか「1,2,3,4」と声に出すなど、リズムに乗って行うこと、です。
読者の皆様は、20のエクササイズに、文字からどういう動きかを読み取ろうと取り組まれていることでしょう。
実際にお見せして、手を取ってさせていただけたら、わかっていただけることも、文字だけでは難しいこともあるでしょう。
個々の形のバランスがOKかどうかは、自分で鏡を見たり、先生に見てもらったりするしかないのですが、ひとついえることは、最終的にはリズミックパルスに乗って歌いながら行うこということです。
「空飛ぶ楽器」、「空飛ぶ弓」、「バイオリンのエクササイズ」、「弓のエクササイズ」、「磁石」、「緑の光」etc..すべてに当てはまります。
また、「月」以降の、弓で弾く課題において、小節間で止まるのも、リズムに乗って、「とまる、移弦」と声に出して言い、一貫したリズミックパルスで行いましょう。
身体には、自身の声で、明るく明快なな指令を送ります。
こうすることで、「内から外へ」のモードへ切り替わり、力んでいる暇も隙もなくなります。
写真は、「弓は踊る」より。
顎と肩で楽器を挟みたくならないための、楽器エクササイズをしているところ。