もし癌になったら・・・?

近しい人が、癌と診断されました。私と年もそう変わらない女性です。
(ありがたいことに、彼女は元気です♪)
彼女に、下の本を「読んで!」とお願いしました。
お医者さん任せにするのではなく、自分らしく最後まで生きるために、後悔しない治療を選択する一助になればと思います。
私も彼女のおかげで、この素晴らしい本に出会いました。
 
「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人/幻冬舎

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がん放置療法のすすめ―患者150人の証言 (文春新書)/文藝春秋

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ちなみに、私の母も20年程前に子宮がんの手術をしました。
何の自覚症状もなく、手術の前日も家族でビリアードをしたり、外食したりして遊び回っていました。しかし、手術をしたとたん、痛々しい病人になってしまった姿は衝撃的でした。
幸い、ゆっくりではありましたが、合併症などもなく、完治しました。
しかしこれで終わる訳ではありません。
というのも、癌の手術をしたら定期的に病院に呼び出されて精密な検査で転移を調べるという流れになります。
検査技術はすごく発達しているので(今なら多分もっと)、程なく、別の臓器にごく小さい「影」が発見されました。
癌かも知れないし、放っておいてもどうもないかもしれない、でも見つかったからには、「どうしますか」ということになるのです。放置してどうなるかがわからないのに、治療のリスクを犯す?
元気でピンピンしているのに、見つかったが最後、病人扱いになる?
こういうことを考えた結果、母は見つかった影については忘れて、もう定期検査に通わないという選択をしました。これは、とても賢明な選択でした。
事実、その後20年以上たちますが、元気に人生を謳歌している母です。

近藤先生の本は、母の選択が正しかったことを、さらに詳しいデータで裏付けてくれました。
私には近藤先生の言わんとされることが、よくわかりました。

(誤解があってはいけませんので、これ以上踏み込みませんが、少しでもご関心のある方はぜひ本を読んでくださいね。)

著者が言うように、私は自覚症状がない限り、決してがん検診に近寄らないでおこうと思っています。