シューベルトのヴァイオリンとピアノのためのファンタジーハ長調

 

とてもとても素敵なこの曲。

今練習しています。

 

 

 これを書いた時、シューベルトには11ヶ月の余生しか残されていませんでした。

26歳から病気に苦しみ、31歳の若さで亡くなってしまった天才シューベルト・・・。

しかも、当時、この曲の良さは世に認められず、無視され、批評家にも酷評されました。

 

 作曲家の人生を思うと、「私ごときが少々無視されようとけなされようと、何ということはないではないか」と謙虚な気持ちになり、元気づけられます。

 

 このような素晴らしい作品を残してもらい、ヴァイオリンで弾くことができて、感謝でいっぱいです。

 

シューベルトの霊に合掌。

 

 この曲を弾くには、クロイツェルエチュードの技術が全部入ってる感じです。

それに、私の苦手な超ハイポジが含まれています。

 

 私達ぐらいの年になると、もうエチュードなんて弾いている時間はもったいなくて、こういう曲を自分の技術の整理として使用するのが一番です。(大人の生徒に対しても同様に考えて指導しています。)

 

 そのハイポジですが、最近大きな進歩が!!

出なかった音が出るようになり、上まで行けるようになりました。

それもこれも、この山崎千晶先生のこの有料動画を見たことがきっかけです。

 

 

 ハイポジに悩む方はぜひご参照ください。

 

 ちなみに、冒頭のピアニッシモのロングトーンが難しい場合、私の有料動画がお役に立てると思います!合わせてご参照ください。