セルフヒーリング

人間、体調が悪かったり、色々なことが一気に重なると、どうしても憂鬱になってしまいます。

しかし!その思考に身を任せてしまうと、表情も暗くなり、そうすると同じようなエネルギーのことを引き寄せてしまい、負のスパイラルに陥ってしまいます。

しんどいときこそ、心が明るくなる、美しい音楽を聴いたり、楽しい本を読んだり、良い言葉を口に出しましょう。

「そうは言っても、苦しみのどん底でそんなことする気にならない」
というお気持ちわかります。

私は、そういうとき、こう考えることにしています。

「それを今思い悩んだところで、何か変わるのか?」

以前読んだ、テスターという昔のイギリスのヒーラーの人の本で、今でもよく覚えている内容があります。こんな感じです。
人はとかく重い荷物を背負いすぎる。つまり現在、過去、未来の荷物です。「先々こうなるかもしれない」となるかどうかわからないことを悩む荷物が未来の荷物。昔あった嫌なことを蒸し返してくよくよ悩むのが過去の荷物、この二つの荷物を思い切っておろせば、持って持てない現在の荷物はない、というようなことです。

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(不思議な邦訳タイトル「背後霊の不思議」は、内容にほとんど関係がないです。)

だから、今の憂鬱な気持ちの原因が、未来のことだったり、過去のことだったりしないかをまず分析します。
例えば、手が痛いとします。「今、めっちゃ痛い。骨折?」という場合は、間違いなく「現在」の対処しなければいけない荷物なので、病院に行く、など対処します。
しかし、病院に行くほどではないけど、悩みの根本が、「この痛さだと一週間後の仕事に支障が出るのではないか」という恐れだったとしたら、これは、「未来のお荷物」を背負ってしまっています。そうとわかれば、思い切ってその荷物を降ろします。それは一切考えないように切り替えます。「そうなったらどうしよう」は、今思い悩んでも解決にならないことで、かえって負のエネルギーで、治りを遅くするのですから。

あと、テスターの本に、体調のせいで心が沈むとき、一瞬でもいいから、ものすご~~~くいいことが起こったという演技をするというエクササイズがあります。

鏡を見ながら、「宝くじが当たった」とか「ハイフェッツぐらいうまくヴァイオリンが弾けるようになった!」とか、何でもいいので、自分にとって、もし起こったら最高の出来事が起こったと思い込み、「やったーーーー!!!これで私の人生安泰だ~~!!」「もう、最高~~~~!!」と、満面の笑みで叫ぶのです!
迫真の演技であればあるほど効果があります。
(そばに人がいたら気が狂ったと思われるので注意叫び
これだけで、実は、身体はしっかり騙され、その瞬間自己治癒力が最高に高まるそうです。

他に私の経験で言うと、体調がどん底だったとき、よくお笑いのDVDを見ました。
笑うというのは免疫力を最高に高めると言っているお医者さんの本も見たことがありますので、あながち非科学的ではないと思います。

もちろん、音楽を聴くのも、いつもしています。耐えるしかない痛みや苦しみのときは、いつも音楽を流してその中に身をゆだねます。出産のときも、ひとり目はバッハ、二人目はベートーヴェンでした(笑)

また、これも私が実践していて、今見るとテスターの本にも書いてありましたが、人に対して小さな親切をするということです。本当に小さくても大丈夫です。
体力的に許される、その分だけでいいので。
例えば、机を拭くとか、どこか一箇所の整理整頓をするとかでもいいです。周りの人が気持ちよくなることを繰り返し段階的にやります。
そこまでは回復していなかったら、自分に対する親切も含まれます。着替えをするなど清潔にしてあげたり、お茶をゆっくり飲むとか。
これを意識してやっていると、体力に許される親切行為が少しずつ増えていくのが不思議です。

気候が不順で体調を壊しておられる方も多いと思いますが、お互いこうやって、気持ちを切り替えて頑張りましょうドキドキ

※ご参考になればという程度に素人が書いた文章ですので、ご病気の方は、くれぐれもかかりつけのお医者様の言うことを優先させてくださいね。