ファミサポ初体験!

ファミサポをご存知ですか?

ファミリーサポートセンター
”の略で、子育ての強い見方なのです。

神戸市社会福祉協議会が主催し、子どもを預けたい家庭と預かることができる家庭を結びつけてくれます。子どもは理由を問わず預けることができ、地域の会員の自宅にての有償ボランティア制度です。

核家族化が進み、地域との繋がりも希薄になっている昨今、ますます必要とされる制度だと思います。

我が家も、子どもが小さい頃、依頼する側として、ずいぶんお世話になりました。

保育所の開いていない夜間や日曜日の仕事のとき、夫も仕事で不在だったらファミサポさんの登場です。おかげで、安心して仕事を請けることが出来たものです。

また、長女の習い事で日曜日に遠出をしなければならなかった時に、下の息子を預かっていただいたり、私が急病のときに息子のお迎えをお願いしたりと、本当にお世話になりました。

しかし、子どもが二人になって体力もなくなり、現実的に私の活発な演奏活動が難しくなった数年前、自分の子どもを見ているのだから、もう一人ぐらい一緒に見られるのではないかと思い、依頼される側=協力会員としての研修を受けて登録しました。

しばらくは登録したものの依頼がなかったのですが、先日ついに、近所の子どもさんを預かることになりました。

ご両親は会社勤めのため会議などで遅くなるときがあるとのことで、保育所が閉まる時間までにお迎えに行き、どちらかがお帰りになる時間まで夕食を食べさせて待つ、という依頼でした。

事前の顔合わせをかねた打ち合わせも順調に進み、ついにお預かりの日が来ました。

子どもはうちの息子と歳も近く、とってもかわいい男の子で、顔合わせのときから、息子はその子が来るのを指折り楽しみにしていました。

そうは言っても、預けられる側としては初めての家はさぞ不安であろうなと、色々と気を使いました。

でも子どもは泣いたり不安がることもなく、無事保育園から連れて帰ることが出来、お母様のお迎えまで楽しく過ごしてもらうことができました。

夕食も残さず食べて、おかわりもしてくれました。

息子はちょっぴり年下の男の子が家に来て一緒にご飯を食べたり、遊んであげたりが嬉しくて、大張り切りでした。

「次は○○ちゃん、いつ来るの?」と、早くも楽しみに待っているようです。

子どもが小さくて長らく人のお世話になるばかりでしたが、少しずつ、お役に立てる側にもなれたことが嬉しく、幸いな日でした。