心を失っては本末転倒

とにかく雑用が多い。

学校のプリントとかメールとか、DMとか、溢れたものの整理とか、携帯とか、請求書とか、銀行とか、市指定のゴミ袋とか。

雑用に忙殺されて消耗しては本末転倒に思う。

これらの雑用が、生きるために、幸せのために、人のために、必要なことだろうか。

本当に必要でない雑用に忙殺される人が多くなればなるほど、生きることもままならない苦境にある人へ手が差し伸べられなくなる気がする。

そこまで細かくする必要はあるのか、その文書を作成すると誰が幸せになるのか、その商品って本当に必要なのか、その悩む時間は無駄ではないのか、etc。

多くの人が、自分で自分の悩みを深くしている気がする。

昨日は、息子のヤマハの日。

名前を呼ばれても返事の変わりに「キャーーーー」と大きな声で叫んだり、弾いてはいけないときに音を出したり、注目をあびたいのか奇をてらった行動をしたり、もう叱るのにも疲れて、くたくたでした。

終わってからも、友達と付和雷同して走り回ったりして、追いかけようにも、すごいスピードですので、ただただ唖然と見守るしかありません。

少しずつ上手に弾けるようになっているのだけが見返りということになりますが、それにしても歯を食いしばって忍耐するばかり。

家に帰ってからは、何かで叱ったら逆切れして耳のそばで大声を出され、右の耳がおかしくなり、頭痛を抱えながら、倒れるように眠りました。

しかし、夢の中にまで息子登場。

どこかの店においてある、どじょうが泳いでいて藻だらけの汚い水槽の中に飛び込んで泳いでしまったり、商品を陳列している台の上に上ったり、エスカレータの途中から飛び乗って落ちたり・・・。「だめ!」「危ない!」「やめなさい!」と何度も絶叫して眼が覚めました。しかし、再び眠ってもまた別の悪夢の繰り返し。

かなり神経が参っているようです。

今日は温泉に行くことにします。

しかし、もう5歳です。子育ても、最も辛い時代の9合目といったところでしょうか。

何事もそうですが、最後の10%が最もきついです。

最後の最後にくじけそうになるものです、と言い聞かせて、あと少し、頑張ります。