思ったタイミングで音が出ない?
合奏を指導していて、思うことの一つは、力まない奏法が身についている人は、思ったタイミングでポンと音を出せるけれど、そうではない人は、遅れるか、逆にフライイングして音が出てしまうということです。脳と体がリンクしていない状態、手が勝手にやってしまい、自分は置いてけぼり、という状態です。
オケなどで、指導者に「遅れる!」とか「転んでる!」とか言われて萎縮して、ますます出来ない、という悪循環になっていませんか?
それに、力みがあると、自分が弾くことにいっぱいいっぱいになってしまって、音を聞いたり、リズムを感じたりすることができなくなってしまいます。孤立無援のような状態で音を出さねばならず、怖いし、辛いですよね。
もしあなたが、楽器なしなら正しく歌えるのに、いざ楽器を構えるとリズム通りに弾けなくなるのなら、100%奏法上の不備が原因です。
(もし、楽器なしでも正しく歌うことが難しいなら、別のアプローチがありますが、それはまた別の機会に。)
力んだ奏法の治し方は、「ハヴァシュ・バイオリン奏法」(ヤマハミュージックメディア)または、私が翻訳・販売している、ハヴァシュ式教本、「弓は踊る」「弦は響く」に詳しく解説されています。
また、希望される方にはどなたにでも、これらの本を土台とした12回特別レッスンコースにてご指導しています。
(4月末まで満席となっておりますが、5月以降でご検討の方は、早目にお問い合わせください。)