楽典やソルフェージュの大切さ
初歩の頃はまだしも、ある程度曲が長くなって来た頃から、楽典やソルフェージュの勉強は必須だと思います。
16小節ぐらいの曲なら感覚的に鼻歌で覚えられるし、ドレミも何度も歌えば覚えられるでしょう。
でも、クラシック音楽のソナタやコンチェルト、交響曲などは、近代和声という西洋音楽の様式に従って構築されています。
何の知識もなく感覚で理解して弾くことは本来不可能です。
音楽学校へ行った我々には、演奏感覚に加えてそれらの知識を総動員して曲を捉えたり、覚えるのは常識なのですが、時々アマチュアの方が全く音楽の知識がないのに複雑な曲を弾こうとされている姿に驚くことがあります。
もし、ヴァイオリンの壁にぶつかっている方で、楽典やソルフェージュを勉強したことがないという方がおられたら、あなたはラッキーです!ぜひ、そちらのお勉強からやってみてください。
ちなみに、うちの生徒には初歩の頃から、レッスン時間の少しずつを割いて、ソルフェージュ、楽典も教えています。