演奏会離れ?

「最近の生徒は演奏会に行かない、先生の出るコンサートですら。」
という嘆きを色々な先生から伺います。

私自身も同様の感想を持っています。

思えば、私が学生の頃、演奏会と名のつくものは、手当たり次第に行きました。
海外のアーティストも日本のアーティストも、師匠のコンサートは言うまでもありません。

その師匠方も同様におっしゃっています。
「演奏会があると言えば、何をうっちゃっても駆けつけたものだけど・・・」と、故・T・S先生もおっしゃっておりました。

ヴァイオリンを弾くことが、他に色々ある習い事や娯楽の一つとなっているのでしょうか。
芸術という教養を身につけているのだという自負とはちょっと違います。

もしそういう自負があれば、自分のやっている芸術が舞台で見るとどういうものか、ということに関心を持たずにはおれないはずですが・・・。

私も親として、お月謝だけでも高いのにそれ以上の出費はちょっと・・・という感覚、わからないではないです。

娘も演劇を習っていますが、色々な先生や先輩、友人の出演する公演のチケット代、毎月レッスン代と同額以上です。
そりゃあ、しんどいですよ~。
しかし、それを抜きにしてレッスンだけというのは、本末転倒なのです。
(わかってても、時々「なぬ~~!!またか!!」と言ってしまいますがショック!

それに、習っている生徒もいつかは、人から聞いていただくために習っているのではないのでしょうか。レベルは様々にしても、その人なりのアーティストになるのが目標で習っているのであれば、それは将来チケットを買っていただく立場になります。
お互い様なのです。
先生やご縁のある演奏家のチケットを買わずして、その円に参画するというのは無理ではないでしょうか。