病人に「苦しそうな呼吸をやめなさい」?

「音が汚い」
「右と左がバラバラなの治して」
「ここは、もっとクレッシェンドして」
「この音は長めに弾いて、こういう感じに」
「甘い音で」

とか、色々言われても、弾いてるこちらは、弾くこと自体が不快で苦痛で、なんとかしてほしいと思っている。
無理矢理にやってみたら、ちょっと気が紛れて苦しさが軽減される。
しかし、それで何度も練習して今度レッスンに行ったのに、先生を満足させるどころか、「やりすぎ」とか逆のこと、別のことを言われてしまう。

例えてみれば、こっちは病人なのに、「苦しそうな呼吸をやめろ」とか、「もう少し大きな声で」とか、言われているようなものです。
その前に、苦しいのを何とかして!!と叫びたくなりますよね。

その苦しそうな原因は、楽器と弓の持ち方を力で持っていて、無理な力で弾いているからです。
それをやめて、バランスで持って、スウィングで弾くようにすれば、いいのです。
そしたら、自分で歌えることは何でも弾けて、ヴァイオリンの音に癒やされて、楽しく弾けるのです。

その、脱力方法、バランスで持つこと、スウィングで弾くことをお伝えしたくて、ワークショップを予定しています。
第一次締め切りが迫りますが、まだまだお席ございます。