美輪明宏さん「愛の賛歌」
先日、美輪明宏さん作・演出・美術・衣装・主演(!)のお芝居、「愛の賛歌」に、長女を連れて行ってまいりました。
以前にも美輪明宏さんの音楽会に行った同じ会場、シアタードラマシティにてでした。
ゴージャスな気持ちでくつろげて、舞台も見やすい、大好きな劇場です。
18時半開演で、二回の休憩をはさんで、幕が下りたのは、なんと22時20分。
超大作でしたが、一瞬たりとも退屈などせず、引き込まれるように観ました。
美術も役者さんも、音楽も、すべてが文句なしの一流です。
素晴らしかったです。
エディットピアフの一生を描いたお芝居ですが、「歌が好き」ということのその「好き」の物凄さ、深さ、そして、無私の愛、それこそ江原啓之さんの言う「大我の愛」をビシバシ感じました。
この世で生きていくことの大変さなどにも思いをはせました。
深く魂にしみこむようなお芝居でした。
美輪明宏さんの歌うシャンソンも、ストーリーを盛り上げて、素晴らしかったです。
途中何度も涙涙でした。
ちなみに、美輪さん版のピアフ物語で最も重要な役としてていねいに描かれている、テオ・サラポ役、佐藤雄一さんは、新人さんとのことでしたが、フレッシュでいて落ち着いた演技が役にマッチして素晴らしかったです。
佐藤さんはこのアメブロで公式ブログをされているので、早速訪れ、読者登録させていただきました。
きっとこれから益々ご活躍されることでしょう。
「愛の賛歌」は4月から6月までの長期間、全国を回っての公演です。
役者さんやスタッフさんの大変さや緊張度、疲労度は、私などには想像を絶します。
すごい、の一言です。心から尊敬いたします。
劇団に入っている10歳の長女も、大人の話でしたが、「とても良かった」と喜んでいました。
一流の演劇を見せてあげられて、幸いでした。