覚えてから弾く

最近、音階や、ハヴァシュ式の簡単なエクササイズですら、楽譜にかじりついて弾いている人が多いことに気がつきました。特に大人!

エチュードや音階は、短い単位でいいから、書いてあることを理解し、覚えて弾きましょう!

音楽は物語のようなものです。
またはおしゃべりのようなものです。

語学を勉強するとき、意味も文法も知らないのに、音読だけしていて上達するか?
と、考えたらイメージできるかもしれません。

曲を勉強するときも、全体の構成を把握したり、文法=転調やカデンツ、フレーズの切れ目をいつも意識しましょう。
また、人前で弾くならば、すべてを覚えているのが前提です。
これをとばして、楽譜を見ながら何百回繰り返し弾いても、たどたどしさや弾きにくさは解消されないです。

まずは、練習のときに、簡単なスケールやエチュードで楽譜にかじりつくのをやめてみましょう。

写真の楽譜、手元に一冊もなくなって久しく、しばらくコピーしたものを生徒に渡して使用していましたが、そのコピーも諸般の事情でしにくくなっています。
そこで、年明けから、前書き、解説を見直して表紙も新しくした新装版の製作をしたいと思います。
「印刷したら私も欲しいよ!」という方、ご連絡ください。製作意欲が高まります!
あなたのことを考えながら製作いたします♪
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