習得コースのレッスンでした
今日は大阪から来てくれてる、ハヴァシュ式習得コース生のレッスン。
この生徒さんは、私のYouTubeを見ただけで、あちこちの身体の痛みが改善されたので、ぜひ直接レッスンを!ということできてくださいました。
長くヴァイオリンされていて、良い音を持っておられるし、見たところフォームもきれい。
しかし、実は内側ではすごく力まれているのが、私には一瞬でわかります。
この生徒の場合は、肉体的と言うより、精神的要因が大きいケースでした。
普段は笑顔が素敵な方なのですが、楽器を構えた瞬間に表情が険しくなります。
そして、構えのエクササイズでは、言葉を言うのを忘れ、顎を何度も何度も顎当てに押しつけられていました。
ハヴァシュ式では、いらないことを考えるのをやめて、良い構えに導く、魔法の言葉があります。
「(言葉を)声に出して!!」「顔が怖いです!!」と何度もレッスン中お声かけして、少しずつほぐれてきました。
何をすべきかしっかりわかって、心がほぐれると、たちどころに演奏も良くなるものです。
心と体がカチコチだと、音も聞こえません。
聞こえない中で、ただただ「上手に弾かねば」と頑張る世界から、楽器の美しい音を楽しみながら、周りの人とコミュニケーション取りながら弾ける世界に、引きずり出してあげたい。
今後、伸び代しかない予感です☺️